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(短編集)
マイノリティ・リポート
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マイノリティ・リポートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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収録作品は、「マイノリティ・リポート」、「ジェイムズ・P・クロウ」、「世界をわが手に」、「水蜘蛛計画」、「安定社会」、「火星潜入」、「追憶売ります」の七編。 「マイノリティー・リポート」に出てくる三人の予知能力者(プレコグ)の描写がグロテスクで結構よかった。「プレコグたちは、一日じゅう、高い背もたれのついた特製の椅子にすわり、金属バンドと配線と留め金でひとつの姿勢に固定されて、うわごとをしゃべりつづけるのだ。彼らの肉体的欲求は自動的にみたされる。彼らに精神的欲求はない。植物人間のように、ぶつぶつつぶやき、まどろみ、生きつづけている。彼らの心はぼんやりとして、とりとめがなく、影のなかに迷い込んでいる。しかし、その影は現在の影ではない。もごもごとうわごとをつぶやくこの三人、大きな頭と萎えた体の持ち主は、未来を見ているのだ」(p13) | ||||
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いろいろ難しい。内容はもちろん難しい。 でも、自分は外国の本を訳した文章が読みにくくてたまらない。 もともと難しいものなので、わけわからんかった。だから星3つ。 まあ、そんなことは自分がダメなだけであって、ディックの評価を落とすようなものではないでしょう。 個人的に1番はジェイムズ・P・クロウ。ロボットに支配されている、というのは良かった。 | ||||
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ブレードランナー、マイノリティーレポート、トータルリコール、スクリーマーズなどたった一人の作家から4作もの映画原作が出版されているのは非常に稀な物と考えられるがこの短編集を見れば彼が非常に日本人作家で言う所の星信一氏に近い事が覗える。アンフェタミン(麻薬の一種)を噛みながら著したと言われる彼の作品には他の誰も思いつかない様なアイディアが数多く盛り込まれておりまた最後には読者をアッと言わせるエンディングが用意されている。その点では非常に優れた作品であるのかもしれないが彼の映画化作品の大半が短編であるためか映画版とは全然進展が違うため映画での世界観をより深く理解しようとする人には向かないかもしれない。彼の作品は映画原作としてではなくあくまで1短編作品と!して見るべきだと思う。 | ||||
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映画化されて話題になった本で犯罪者を事前にコンピューターが予測して逮捕する、しかしコンピューター自身過ちを 犯していたというディックらしいストーリー。 ディック短編集はハヤカワから刊行されていてこれで6冊目。 この短編集は中くらいの面白さでしてやはり筆頭は「パーキーパッドの日々」だと思います。 段々ディックも短編集を著す内にネタに困った感あります。 | ||||
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