■スポンサードリンク
(短編集)
模造記憶
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
模造記憶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
早川文庫には未収録の短編が多数あり | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画「トータル・リコール(コリン・ファレル)」を視聴したので、P.K. ディックの短編小説「追憶売ります」を読みました。 火星への憧憬を抱く(火星へ行く夢を持っている)、一介の事務員ダグラス・クェール(主人公)が、 架空の記憶を植え付ける会社(記憶の改竄を行う会社)、リカル株式会社へ行くお話。 本人が、すっかり忘れていた記憶を思い出す。 (実際は、意識上の“ある記憶”を抹殺されてしまっていた。) …所がこの短編小説「追憶売ります」の肝(きも)だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20数年前,ちょっと立ち読みして面白そうだなと思ったのに,次に行ったら記憶違いだったのか棚で見つけられず,出版社も著者名も覚えていなくて,もちろん署名も。映画『トータル・リコール』の原作だったということしか分からなくて。二度と会えない本だと思って諦めていました。古い古い本ですから,黄ばんでいるし活字も小さいけれど,それがそのまま誰かの本棚から借りてきたみたいな温もりに思えます。大切にします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アーノルド・シュワルッツェネガー主演・ポール・ヴァーホーベン監督の1990年の映画「トータル・リコール」の原作(というか原案)本。 ディックは存命中はコアなファンがいる程度だったのに、82年に死んでからは年々翻訳もされ、信者のようなファンも多いサイバーパンク作家。 とか難しく考えなくても、タダの短編集としてよんで十分楽しめます。 どれも最後に「Grinn」苦笑い。ブラックでいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディックの描き出す不条理世界は、下手なホラーよりよっぽど怖い。読み終えると、ついあたりを不安な気持ちで見回してしまうほど。長編だと人物像の書き込みが多くなり、内容に奥行きが出るが、短編の方が毒気は濃密になる。早川書房からも短編集は数多く出ているが、この新潮文庫版は、それらとあまり作品もカブらず、見逃せない。「追憶売ります」や「この卑しき地上に」はディックならではの名品。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!