宇宙の操り人形
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「宇宙の操り人形」は文庫本で正味220ページ余りの長編第2作だが、1作目の「偶然世界」に引き続き、ディックならではの世界が炸裂します。 主人公バートンが妻といっしょに18年ぶりに故郷の町ミルゲイトに戻ってみれば、町は何から何まですっかり変わり果てていて昔の面影は皆無だった。しかも、新聞社で調べた昔の新聞は、驚くべき事実をバートンに告げた。 18年前の10月9日(つまりバートン一家がこの町から他所へ引っ越した月)に、バートン少年は9歳で猩紅熱のため死亡していた!! では、今ここにいる自分は一体誰なのか? 妻を別の街のホテルにひとまず預けて、バートンは故郷ミルゲイトがなぜこんなに変わり果てたのか、そして自分は一体誰なのかを究明しようと乗り出す。調べるにつれて、次々と明らかになる驚くべき事実の数々。 長編2作目にして、フィリップ・K・ディックの永遠のテーマ「私はいったい何者なのか?」が早くもあらわれており、ディックワールド全開です。 ディック ファンなら見逃せない作品です。 他に、宇宙からの侵略物「地球乗っ取り計画」、核戦争後の先進的な地底人類と原始生活に戻った地上人類とをテーマにした「地底からの侵略」、リゾート開発のために訪れた惑星で若い隊員が謎の宇宙美少女に籠絡される「奇妙なエデン」を併録。 これら短編3作も、なかなか含蓄があり一種の風刺が効いていて読みごたえがあります。 | ||||
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不当な評価に腹を立て一筆啓上致します。確かにディックの初期作品、長編というより「中編」という長さ。SFというよりファンタジー。云々。 筆がこなれていないとか、アイデアが少ないとか、ご不満もおありでしょうが「サスペンス」の盛り上げ方とかの「ストーリーテリング」の巧みさは流石ディックであります。 早い復刊が期待されます。 | ||||
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宇宙の眼 (1959年) (ハヤカワ・SF・シリーズ 3012 〈ハヤカワ・ファンタジイ〉)などと比べると、ディックにしてはアイデアが少ないように感じる。 | ||||
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