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流れよわが涙、と警官は言った
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流れよわが涙、と警官は言ったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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コレクションの一つとして購入。 表紙も目当てで購入したものの、表示されている画像と違い残念だった。 | ||||
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なぜ彼は“存在しない男”となったのか?なぜ友人や恋人の記憶からも消え失せてしまったのか? ああ、知りたい!ということで前半はぐんぐん引き込まれます。 しかし、その理由が明らかになったところで一気に冷めました。「えっ、なにそれ」 まったくサイエンスしていないこじつけ感.......SFファンの方はこんな理由で納得いくのでしょうか? フィリップKディックの作品はこれが初めてだったのですが、2冊目を読む気になれません。 | ||||
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「存在しない男」。そうなった主人公のモチーフが紹介文にあったため、当然現実の不条理さが描かれるのだろうと思って本書を読み始めた。冒頭からしばらくは確かにそのモチーフで進む。しかし、タイトルにも記載させていただいたのだが、著者が様々な愛を描きたいらしく主人公が出会う女性たちとの交流が描かれはじめる。僕はその描写をよみながら、「この小説って何が書きたいの?」という疑問が頭から離れなかった。ある日突然現実を見失えばその恐怖と焦りは尋常なものではないだろう。しかし、主人公は至って平然としている、というか淡々とした時間を送り、その中で女性たちとの交流が主旋律になっていく。これは作劇的常識から考えて基本モチーフのリアリティを失わせる展開だ。もっと言えば主人公が焦り始めるのは後半になってからであって、それまでは前述したような冷静さで女性たちとの交流しつづけ、小説の構成として融合していない。 なぜ主人公の恐怖と焦りを中心としたストーリーを描こうとしなかったのだろうか・・・?後半の描写からみても、素人の僕に指摘されるまでもなく、著者はそういった「核」になるエッセンスはわかっていただろう。正直に言って、消化不良の読後感が残る読書となった。 | ||||
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