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暴走



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【この小説が収録されている参考書籍】
暴走
暴走 (角川文庫)

暴走の評価: 3.25/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

直近未来の比較的リアルなシミュレーションの1つ

AI化する社会とその欠点を描き出した「考えられ得る未来の中の1つのパターン」を垣間見れます。
タイトルの「暴走」のシーンや他に描かれる背景については新手のホラーとしても捉えられます。
こんな未来が実際に待っている可能性も0でないですし。

ミステリーとしては、一人明らかに不自然な行動を取っている人物がいるように感じられましたし、
また化学・医学に詳しい方から見るとツッコミどころは結構あるようです。
動機や結果に消化しないままの部分もありますがそれは大したことでは無い。

それらの部分を差し引いても、近未来の一つのシミュレーションを見ると言う意味では☆5つ十分あると思います。
暴走Amazon書評・レビュー:暴走より
4041030358
No.3:
(4pt)

パニックミステリー

化学工場の死体、汚染、原因を突き止めようとする男たちの話です。
暴走Amazon書評・レビュー:暴走より
4041030358
No.2:
(5pt)

社会派アクション。刑事ドラマなど組織物が好きな方にお勧め。

日本の威信をかけた最新鋭化学工場で、毒性の高い化学物質漏洩事故が起こる。。
偶然、その現場に居合わせた警備員は、とある陰謀によって職を追われた元刑事の島浦。
島浦は、狭心症の発作を起こした同僚を探しに行ったお陰で、シェルターに逃げ込むことが出来、九死に一生を得るが、
毒ガスは工場一帯数キロの範囲を汚染し、島浦たちのいるシェルターは陸の孤島になってしまう。
島浦は防護服を着込み危険を顧みず事故の原因を調査しに行く。
そこで目にしたのは、最新型工業用ロボット・タウが毒性の高い化学物質の保存されたタンクを破壊している姿だった。
厳重にプロテクトを組まれているはずのタウが暴走した――?
島浦たちは警察組織の権力闘争に足を取られながら、国際的な陰謀に立ち向かわざるを得なくなる。

丁寧な描写で惹き込まれ、一気読みしてしまった。
人間関係も絶妙で、自立型ロボット・タウと戦うアクションシーンもスピーディーでスリルがあって面白い。
真犯人も意外な人物で、「ああ」と膝を打ってしまった。映画のような作品だった。

一言で言おう――カッコ良かった。
暴走Amazon書評・レビュー:暴走より
4041030358
No.1:
(5pt)

パニックの打開策のカギは惨殺死体。手に汗握る死闘アクション。

有毒化学物質がまき散らされ労働者が大量死した化学工場に、原因を探るため潜入するという息詰まる展開。そこで見たものはなんと!さらに使命と奇策を持ち、事態打開のため死を覚悟して単身立ち向かうことになった、その奇策とは。
災害を引き起こした人と機械設備に対峙するシーンは手に汗握る緊迫した場面で、どういう展開になるか気が抜けず一気に読み終えました。
著者は、「災厄」で国土・自然や国家権力を対象にしたスケールの大きなミステリーを著したが、「暴走」もその路線上の緊迫したパニックもので、産業用ロボットや化学物質といった知識経験のある分野で書いており、それだけリアルで説得力ありに描けています。
刑事の組織や人間ドラマあり、激しいアクションの死闘あり、これはもう、映画で見てみたい気がします。カドカワさん、せひ映画化を。
暴走Amazon書評・レビュー:暴走より
4041030358

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