悪女は自殺しない
評判
悪女は自殺しないの評価:
3.38/5点 レビュー 16件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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悪女は自殺しないの評価:
3.38/5点 レビュー 16件。 B ランク
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ドイツ発のミステリーは久しぶりだったが、人気シリーズということで期待し過ぎたのか、かなり驚きというか失望の連続だった。
上級検事の自殺と女性の飛び降り自殺に見せかけて殺害された事件が立て続けにおこる。
捜査にあたるのは、貴族出身のオリヴァー(題名及び書籍紹介では「刑事」となっているが、作品中では「主席警部」となっている)。彼と一緒に捜査に当たるのは、夫と別居して久しぶりに現場に復帰したピア。
やがて事件は思いもよらない方向に、大きく広がりをみせていく。
自殺した女性の周辺の捜査で、馬専門動物病院や乗馬クラブなどが出てくるが、馴染みのない世界で、なかなかに新鮮だった。
そして、やはりドイツのセレブ(ドイツのセレブも未知の世界だったが)ともなると、やはり車にこだわるのか、高級車が次から次へと出てくるのも面白い現象だった。
しかしながら、捜査の手法については、疑問に感じることの連続。
主人公オリヴァーは、独自の「推理」(妄想)に基づいて、どんどん「重要参考人」と思われる人間のもとを(多くは一人で)訪れ、証拠もないのに、手の内を明かしながら、尋問(世間話?)または「お前が犯人だ」とほのめかしたりして糾弾している。ドイツは特にこういうことには厳しそうなのに、あまりに安易では?
それで、まあ案の定というか、当然と言うべきか、その相手に殴られたり、拳銃を奪われたりする。それなのに、落ち込むだけで、あんまり深刻に心配していないし、自分の失態は警察にも上層部には報告なし。バレないからお咎めなしで、すんじゃったりしているのだ。
公私混同も甚だしい部分もあるし、科学捜査もおざなり。子供が行方不明になっても、自分の青春時代の思い出に涙したりして、ちょっと間抜けすぎないか?これが少しユーモア小説風ならOKだろうが、このあたりの作者の思惑というかこの登場人物または話をどういう風にしたかったのか、スタンスがよくわからない。
それと、場面転換があまりに稚拙。
たとえば、
「そのあと馬専門動物病院を訪ね、もう一度ケルストナーと話してみることにした。動物病院のある幅の広い袋小路に曲がると・・・」とある。
電子書籍のせいなんだろうか?ここは章をかえても良いくらいなのに、行さえ変わらずに進むのだ。こういう部分が多々あって、誰がどこにいるのかさえわからなくなることもあった。
このような文章なので、時間経過が感覚としてつかめないこともあり、当然のことながら、ダラダラ感が増すのは致し方ない。
シリーズ化されていて、評価もなかなかということは、これから「上達」していくのだろうか?
とにかく、不満の残る読書でした。