月は無慈悲な夜の女王

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

月は無慈悲な夜の女王の評価:

3.62/5点 レビュー 143件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全680件 281〜300 15/34ページ
No.400
(1pt)

ひどい日本語

日本語がとにかくひどいです。辞書使って直訳した?ような文章。ほんとにひどい。SF翻訳者の大家らしいですが、この本ではとてもそう思えないです。今後この翻訳者の本は買いません。英語不得手でも原書読んだほうがまだましでは?と思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.399
(3pt)

訳が…

訳が…読みにくい…
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.398
(3pt)

訳が…

訳が…読みにくい…
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.397
(3pt)

訳が…

訳が…読みにくい…
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.396
(3pt)

訳が…

訳が…読みにくい…
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.395
(3pt)

訳が…

訳が…読みにくい…
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.394
(3pt)

日本語なのに意味が分からなかったりする

岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。

で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。

1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。

2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。
a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。
b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。

3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。

一番致命的なのは(3)。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.393
(3pt)

日本語なのに意味が分からなかったりする

岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。

で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。

1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。

2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。
a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。
b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。

3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。

一番致命的なのは(3)。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.392
(3pt)

日本語なのに意味が分からなかったりする

岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。

で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。

1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。

2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。
a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。
b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。

3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。

一番致命的なのは(3)。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.391
(3pt)

日本語なのに意味が分からなかったりする

岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。

で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。

1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。

2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。
a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。
b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。

3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。

一番致命的なのは(3)。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.390
(3pt)

日本語なのに意味が分からなかったりする

岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。

で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。

1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。

2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。
a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。
b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。

3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。

一番致命的なのは(3)。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.389
(2pt)

最悪の翻訳

作品自体は月の文化風俗や価値観の説明にその多くが割かれ退屈な部分も多いですが、全体を通して見ればフィクションのクロニクルとしてよく出来ていると思います。

問題はその翻訳です。ここまで読みづらい訳には中々お目にかかれないと思います。
そこまで英語は得意ではありませんが、原著を購入すればよかったと初めて後悔しました。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.388
(2pt)

最悪の翻訳

作品自体は月の文化風俗や価値観の説明にその多くが割かれ退屈な部分も多いですが、全体を通して見ればフィクションのクロニクルとしてよく出来ていると思います。

問題はその翻訳です。ここまで読みづらい訳には中々お目にかかれないと思います。
そこまで英語は得意ではありませんが、原著を購入すればよかったと初めて後悔しました。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.387
(2pt)

最悪の翻訳

作品自体は月の文化風俗や価値観の説明にその多くが割かれ退屈な部分も多いですが、全体を通して見ればフィクションのクロニクルとしてよく出来ていると思います。

問題はその翻訳です。ここまで読みづらい訳には中々お目にかかれないと思います。
そこまで英語は得意ではありませんが、原著を購入すればよかったと初めて後悔しました。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.386
(2pt)

最悪の翻訳

作品自体は月の文化風俗や価値観の説明にその多くが割かれ退屈な部分も多いですが、全体を通して見ればフィクションのクロニクルとしてよく出来ていると思います。

問題はその翻訳です。ここまで読みづらい訳には中々お目にかかれないと思います。
そこまで英語は得意ではありませんが、原著を購入すればよかったと初めて後悔しました。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.385
(2pt)

最悪の翻訳

作品自体は月の文化風俗や価値観の説明にその多くが割かれ退屈な部分も多いですが、全体を通して見ればフィクションのクロニクルとしてよく出来ていると思います。

問題はその翻訳です。ここまで読みづらい訳には中々お目にかかれないと思います。
そこまで英語は得意ではありませんが、原著を購入すればよかったと初めて後悔しました。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.384
(3pt)

右も左も関係なかったアメリカンミート

ハインラインです。有名です。
この作品もヒューゴー賞とってるし、おそらくは傑作・・
と思いながら購入したのが高校性のころで、結局未読のまま紛失してしまった。

あれから40年以上、とうとう読んでしまいました!
で、自分が読んだ数少ないハインライン作品で一等最高は「悪徳なんかこわくない」次が「異星の客」です。
前者は高校のテスト期間にもかかわらず、勉強する準備だけして夢中になって読んだ!オモシロカッタ!
自分の記憶では「宇宙の戦士」があって「異星の客」それから「悪徳なんか・・」という順序だったので、ハインラインは右から左(というのかな)そしてカウンターカルチャー的?思想とテーマも作風も移っていったと思ってた。
なのでこの「月は無慈悲な・・」はどちらかというと(「宇宙の戦士」寄り)右側思想・志向のときの作品だと思ってたら、「異星の客」のあと「悪徳なんか・・」の前に発表されていたんですね!
読後真っ先に驚いたのは、その作品の系譜から、単純にある側面や思想や主張だけの作家ではないエンタテインメント作家としての思考の柔軟性と幅広さでした。なので自分の近視眼的な固定観念をかなり反省。

さて本作ですが、ま、この物語の分厚さ同様”アメリカンステーキ”なSFという感じですかね。
大きなテーマの本流に魅力的な人物造形と細かなエピソード、ストーリーテラーとしてのうまさを存分に感じさせつつ、このままハリウッド映画になってもおかしくないような地球と月世界との可視化が図られています。
ただ、やはり「革命」にありがちな信条とか熱狂とか、そういった思想的・情緒的なものがあえて主張していない(と思われる)せいか、SF的な環境だけが前面に押し出されるので、どうしても古臭く感じてしまいました。
加えて矢野轍御大の訳もクラシカルな表現(特に口語)になっているように感じたので、それもこの印象を強めていたかもしれません。なので自分が読んだハインライン作品的にはフツーの部類になりました。

でもまあ、本作を含めてハインラインの作家としての才能とその遥かなフィールドを改めて認識させられたということでは、読む価値アリでした。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.383
(3pt)

右も左も関係なかったアメリカンミート

ハインラインです。有名です。
この作品もヒューゴー賞とってるし、おそらくは傑作・・
と思いながら購入したのが高校性のころで、結局未読のまま紛失してしまった。

あれから40年以上、とうとう読んでしまいました!
で、自分が読んだ数少ないハインライン作品で一等最高は「悪徳なんかこわくない」次が「異星の客」です。
前者は高校のテスト期間にもかかわらず、勉強する準備だけして夢中になって読んだ!オモシロカッタ!
自分の記憶では「宇宙の戦士」があって「異星の客」それから「悪徳なんか・・」という順序だったので、ハインラインは右から左(というのかな)そしてカウンターカルチャー的?思想とテーマも作風も移っていったと思ってた。
なのでこの「月は無慈悲な・・」はどちらかというと(「宇宙の戦士」寄り)右側思想・志向のときの作品だと思ってたら、「異星の客」のあと「悪徳なんか・・」の前に発表されていたんですね!
読後真っ先に驚いたのは、その作品の系譜から、単純にある側面や思想や主張だけの作家ではないエンタテインメント作家としての思考の柔軟性と幅広さでした。なので自分の近視眼的な固定観念をかなり反省。

さて本作ですが、ま、この物語の分厚さ同様”アメリカンステーキ”なSFという感じですかね。
大きなテーマの本流に魅力的な人物造形と細かなエピソード、ストーリーテラーとしてのうまさを存分に感じさせつつ、このままハリウッド映画になってもおかしくないような地球と月世界との可視化が図られています。
ただ、やはり「革命」にありがちな信条とか熱狂とか、そういった思想的・情緒的なものがあえて主張していない(と思われる)せいか、SF的な環境だけが前面に押し出されるので、どうしても古臭く感じてしまいました。
加えて矢野轍御大の訳もクラシカルな表現(特に口語)になっているように感じたので、それもこの印象を強めていたかもしれません。なので自分が読んだハインライン作品的にはフツーの部類になりました。

でもまあ、本作を含めてハインラインの作家としての才能とその遥かなフィールドを改めて認識させられたということでは、読む価値アリでした。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.382
(3pt)

右も左も関係なかったアメリカンミート

ハインラインです。有名です。
この作品もヒューゴー賞とってるし、おそらくは傑作・・
と思いながら購入したのが高校性のころで、結局未読のまま紛失してしまった。

あれから40年以上、とうとう読んでしまいました!
で、自分が読んだ数少ないハインライン作品で一等最高は「悪徳なんかこわくない」次が「異星の客」です。
前者は高校のテスト期間にもかかわらず、勉強する準備だけして夢中になって読んだ!オモシロカッタ!
自分の記憶では「宇宙の戦士」があって「異星の客」それから「悪徳なんか・・」という順序だったので、ハインラインは右から左(というのかな)そしてカウンターカルチャー的?思想とテーマも作風も移っていったと思ってた。
なのでこの「月は無慈悲な・・」はどちらかというと(「宇宙の戦士」寄り)右側思想・志向のときの作品だと思ってたら、「異星の客」のあと「悪徳なんか・・」の前に発表されていたんですね!
読後真っ先に驚いたのは、その作品の系譜から、単純にある側面や思想や主張だけの作家ではないエンタテインメント作家としての思考の柔軟性と幅広さでした。なので自分の近視眼的な固定観念をかなり反省。

さて本作ですが、ま、この物語の分厚さ同様”アメリカンステーキ”なSFという感じですかね。
大きなテーマの本流に魅力的な人物造形と細かなエピソード、ストーリーテラーとしてのうまさを存分に感じさせつつ、このままハリウッド映画になってもおかしくないような地球と月世界との可視化が図られています。
ただ、やはり「革命」にありがちな信条とか熱狂とか、そういった思想的・情緒的なものがあえて主張していない(と思われる)せいか、SF的な環境だけが前面に押し出されるので、どうしても古臭く感じてしまいました。
加えて矢野轍御大の訳もクラシカルな表現(特に口語)になっているように感じたので、それもこの印象を強めていたかもしれません。なので自分が読んだハインライン作品的にはフツーの部類になりました。

でもまあ、本作を含めてハインラインの作家としての才能とその遥かなフィールドを改めて認識させられたということでは、読む価値アリでした。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.381
(3pt)

右も左も関係なかったアメリカンミート

ハインラインです。有名です。
この作品もヒューゴー賞とってるし、おそらくは傑作・・
と思いながら購入したのが高校性のころで、結局未読のまま紛失してしまった。

あれから40年以上、とうとう読んでしまいました!
で、自分が読んだ数少ないハインライン作品で一等最高は「悪徳なんかこわくない」次が「異星の客」です。
前者は高校のテスト期間にもかかわらず、勉強する準備だけして夢中になって読んだ!オモシロカッタ!
自分の記憶では「宇宙の戦士」があって「異星の客」それから「悪徳なんか・・」という順序だったので、ハインラインは右から左(というのかな)そしてカウンターカルチャー的?思想とテーマも作風も移っていったと思ってた。
なのでこの「月は無慈悲な・・」はどちらかというと(「宇宙の戦士」寄り)右側思想・志向のときの作品だと思ってたら、「異星の客」のあと「悪徳なんか・・」の前に発表されていたんですね!
読後真っ先に驚いたのは、その作品の系譜から、単純にある側面や思想や主張だけの作家ではないエンタテインメント作家としての思考の柔軟性と幅広さでした。なので自分の近視眼的な固定観念をかなり反省。

さて本作ですが、ま、この物語の分厚さ同様”アメリカンステーキ”なSFという感じですかね。
大きなテーマの本流に魅力的な人物造形と細かなエピソード、ストーリーテラーとしてのうまさを存分に感じさせつつ、このままハリウッド映画になってもおかしくないような地球と月世界との可視化が図られています。
ただ、やはり「革命」にありがちな信条とか熱狂とか、そういった思想的・情緒的なものがあえて主張していない(と思われる)せいか、SF的な環境だけが前面に押し出されるので、どうしても古臭く感じてしまいました。
加えて矢野轍御大の訳もクラシカルな表現(特に口語)になっているように感じたので、それもこの印象を強めていたかもしれません。なので自分が読んだハインライン作品的にはフツーの部類になりました。

でもまあ、本作を含めてハインラインの作家としての才能とその遥かなフィールドを改めて認識させられたということでは、読む価値アリでした。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C