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異星の客



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【この小説が収録されている参考書籍】
異星の客 (創元SF文庫)

異星の客の評価: 4.32/5点 レビュー 19件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(3pt)

商品の感想

特に不満はありません。
異星の客 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:異星の客 (創元SF文庫)より
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No.18:
(5pt)

良い

良い
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No.17:
(4pt)

怖さが先行しました

なかなか活字を読めない方の人間ですが、じっくりコツコツ読み進められました。
現代の地球の社会のみで考えたときに必要な一つの視点を得られたと感じています。
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No.16:
(5pt)

ハインラインにはずれなし

例に漏れずこれも名作です
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No.15:
(5pt)

ビル・ゲイツが選ぶ「人生で最高の5冊の本」のひとつ

少し前に本屋で『異星の客』が平積みされていて、昔の本なのに今さら何だろうと思ってましたが、2022年の年末にビル・ゲイツが「人生で最高の5冊の本」の一つに本書をあげていたことをあとで知りました。アメリカ人にとってやはりツボにはまる本なのですね。

ハインラインは本書『異星の客』の頃から、自身をまんま投影したキャラを登場させ、延々と作者の自説を述べる傾向が見られ始めます。

高校時代に本書を読んだ時は「なんだか説教くさい小説だな」と思ったのですが、その後にハインラインの名作『愛に時間を』で、長命人種ラザルス・ロングが何千年も生きてきた人生経験を話しまくる筋立てが大変面白く、ハインラインの説教話しの楽しさに気づきました。

本書ではジュバル・ハーショーがハインラインのアバターですが、40年ぶりに再読し、説教話しを楽しめました
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No.14:
(4pt)

SFと言うより宗教書?

有名なSFとのことで読んだのですが、キリスト教の影響が大きいな、と思いました。キリスト教信者でないから?ラストを受け入れられないのです。だからこそ、キリスト教が浸透しているアメリカ社会を知るにはいい作品なのかな。
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No.13:
(4pt)

面白いけど訳が、、、

訳者の日本語能力は大丈夫なのかと不安になるくらい、訳文が酷い
日本語になってないところが散見される
というか、ほとんど読みにくい
短い訳者後書きはちゃんと文章になっているが、、、

最近の若者はTwitterで文章が、、、とかいわれるけど、、、

この時代の訳書は、訳者も編集者も大丈夫なのか?と思わせるものが多い

DeepLのほうがまともな気がする
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No.12:
(5pt)

チャールズ・マンソンの愛読書でもあった

本書の魅力は他のレビュアーの方々が充分に書いておられますのでちょっと違う視点を。確かにヒッピー世代に多大な影響を与えた、フリーセックス&ラブ賛歌(ちょっと東洋思想の影響や特に密教思想も感じられる)、そしてドラッグは出てこないけど、ある種サイケデリックな幻想感覚、欲望の肯定と同時に嫉妬や私有概念の克服などのメッセージがてんこ盛りなのですが、同時に、これ一歩誤ると、平気で殺人を肯定しそうな思想にも行きつく怖さもあります(実際、後半部ではそういう思想も語られているし)。

ヒッピーの異端児というべき殺人者チャールズ・マンソンが、この小説の愛読者だったというのはなんとなくわかる。彼はドラッグとセックス、そして迫りくるハルマゲドンに備えよと言ってある種のカルト殺人集団を作り上げた。考えすぎかもしれませんが、彼の主観の中では、自分は「異星からの客」のつもりだったのかもしれない。ある意味「宇宙の戦士」よりよっぽど危険な(?)メッセージが込められているのかも‥‥ハインラインって、どんな風にでも読めるのがこの人の小説の面白さですね
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No.11:
(4pt)

40年ぶりに再読

「ヒッピーの聖典」「深遠な哲学書」「元祖ニューエイジ」など様々な形容詞がつき、平和や共生を讃えた倫理感が当時のリベラル層やインテリから絶賛されたハインラインの異色作。久しぶりに読み返して、やはり偉大な小説家の素晴らしい作品だと認識を新たにした。子どもの頃は持て余した800頁近い大作なのに、一行一行文章の巧さや会話の妙を愉しみながらあっというまに読み終えてしまった。ところでハインラインはこの作品の2年前に「宇宙の戦士」という、日本ではベトナム戦争賛美の極右小説として論争を起こした作品を書いている。さて、ハインラインの思想とは?哲学とは?この作品の意味とは?
 主人公である「火星から来た男」マイケルは聖フランチェスコを連想させるような純粋な男。彼の主催する教団の教義は、汎神論と唯我論の強引なミックスで、フリーセックスをコミュニケーションの手段とする。個人財産は否定し毛沢東を思わせる原始共産主義的な社会を目指す。これ、当時のインテリや学生に流行していた思想のごちゃ混ぜでしかない。普通に考えて破綻しか想定できない。マイケルの教団の財政も実際にはきわめて資本主義的に成り立っている。まあ、集団自殺で有名になるカルト、人民寺院の元祖みたいなもんですね。が、ハインラインの筆にかかると本当に美しく人類の理想の姿の様にも思えて来る。これがハインラインの作家としての凄さ。
実はハインラインは特に強固な政治的イデオロギーは持っていないし、本作で描いた思想的なものも本気で信じてはいなかったろう。ただ当時の流行の美味しいとこを上手に使って、SF風味の社会風刺と言うか滑稽劇を書いたらなんかすげえ面白いものが出来ちゃった、ぐらいではないだろうか。「深遠な哲学書」ではなく「薄っぺらい娯楽小説」である。しかし凄い小説ではある。本作以降に彼はリベラル的な作品は書いておらず、右翼的(に見える)主張が目立ってくる。右翼的と言っても、自由を愛し圧政を憎むというスタンスで、アメリカファーストの愛国主義者ではない。そしてその自由を得るためには知恵と知識と闘いが必要である、と言うのが作品に共通したテーマとなる。
ハインラインはイデオロギー自体には興味が無く、ただ自分自身の足で立ち歩く人間を描こうとした作家だったんだろう。そう思ってこの作品を見直すと、マイケルもまた一貫して「自由であること」を主張し「頭の自由でない人々」に殺される。マイケルは犯罪者を殺すことはかまわないが、刑務所などに拘束することは人間性に対する侮辱であると考えている。面白いでしょ?魂の不滅を前提にしているから、ではあるけども。
まあ、あきれるほどのアイデアが詰め込まれ、しかも見事に消化され、さまざまな読み方楽しみ方が出来る傑作でしょう。変な惹句に惑わされずにお読み下さい。SFが苦手の人にもおすすめです。
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No.10:
(2pt)

正直、疲れた

評価の高さから拝読。
さほどのめり込めるわけでなく、続きが気になるワクワク感も少ない。
独特の言い回しに疲れながらも少しずつ読み進めたが、なかなかの長編。 
結局のところ、ラブアンドピースの概念しか読み取れず。
理解するには私が若過ぎたのか。
人に薦めたいとはおもわないのが、今のところの正直な感想。
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No.9:
(4pt)

予言者に従いたいという人々の願いに対する焦慮から描かれた。

火星人に育てられた最初の火星探検者の孤児ヴァレンタイン・マイケル・スミスが地球に帰還してきたところから始まる。
それまでに女性を見たことも無く、人間の文化や宗教についての知識もない。彼は霊性と自由な性関係についてのメッセージを説き、火星で学んだ超能力を広める。
すると大勢の人々が自分の思考方法に変えて救世主的人物となる。

自由恋愛と縛られることのない生活を目指す60年代の反体制文化運動の象徴になった。
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No.8:
(4pt)

おもしろいですよ^^

ハインラインの作品は何冊か読んでますが、今回のは長いですが
読みごたえがあります。この作品が書かれた時代だったら異星人は
地球を侵略しようとする悪しき存在というイメージだったはずなのに
ハインラインは異星人に対して友好的な考えをすでに持っていたのかなと
思わされます。まだ3分の1しか読んでないけど、この先の展開が楽しみです。
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No.7:
(4pt)

ヒッピーのバイブル

読んでからヒッピーになるか? なってから読むか? といわれたくらいヒッピーがリュックのいれていたとされる

別名「ヒッピーのバイブル」

いろいろな世間の常識、国家、政治、宗教、名誉、名声、偽善、考えさせらえます。

人を愛すなら骨まで愛せ、男でも女でも、愛する人が死ねば彼を彼女を食べて理解しろ。

 作品の中で出てくる造語グロク「grok」という言葉は、オックスフォード英語辞典にも掲載されているほど 大きな影響力を持った。また、有害な図書としても有名で、有害図書指定も受けている。

高校生の時、これを読み、ものの見方が変わりました。

大学で米国人の教師が英語のテキストにこれを使用したのには、うれしさと驚きを伴いましたが、原文ではむずかしすぎました。
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No.6:
(5pt)

究極の《ポジティヴ》

最近、《夏への扉》《宇宙の戦士》《異星の客》を続けて読み返して、ハインラインの偉大さを改めて知りました。全ての人に愛される名作《夏への扉》、過激なまでに右寄りの傑作《宇宙の戦士》、過激なまでに左寄りの傑作《異星の客》。結局、ハインラインにとって一番大切なのは、《ポジティヴに生きる》ことであって、その大前提の前には、右も左も真ん中も、どうでも良かったのでしょう。根も葉もない《ポジティヴ・シンキング》ではなく、酸いも辛いも知り尽くした上での《ポジティヴ・シンキング》。そこに、ハインラインの真の偉大さがあることを、今回、再発見しました。
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No.5:
(4pt)

ラブ&ピースだぜ、ベイベー!

消息を絶った第1次火星探検隊。その捜索に向かったチャンピオン号が見つけたのは、生存者のいない宇宙船と、探検隊員の間で生まれ火星人に育てられた1人の男であった。

 その地球人は火星での長い生活により、地球人にはない一種の超能力を獲得し、火星人の思想と思考様式を身につけていた。"火星からきた男"、ヴァレンタイン・マイケル・スミスは、故郷である地球の文化を懸命に学んでいき、やがて地球人類を救うべく新しい宗教を創設する・・・・・・

 ハインラインがその思想と世界観の全てを詰め込んだ超大作。詰め込みすぎて、ハインラインのストーリーテラーとしての持ち味があまり出ておらず、まとまりのない感じになってしまっているが、それを補って余りある魅力を放っている。詰め込みすぎという事実は、それだけハインラインがこの小説に情熱を注ぎ込んだ証拠でもあるのだ。

 既存の権威・価値観に対し、時にコミカルに、時にシリアスに、疑問を投げかけ、批判を加えていくその大胆な姿勢は、SFファンのみならず世界中の若者の共感を集め、当時「ヒッピーのバイブル」と言われるほどの大ブームを巻き起こした。1962年、ヒューゴー賞(長篇部門)を受賞。
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No.4:
(5pt)

本物の独立

右翼のレッテルを貼られるハインラインからこの作品が出ていることはファンとしてもじっくり考えるべきところです。つまるところ、ハインラインは右や左ということではなく、自分の足で大地に立つ人物を描き続けているのです。本物の独立です。
ビリージョエルのWe Didn't Start The Fire (ハートにファイア)にこの本が歌われていることはあまり知られてないですね。本当に社会現象となったSFなのでしょう。
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No.3:
(5pt)

聖書

これを読まずして、カルト、ヒッピー、サイケ、SF、サイバー、瞑想、宇宙旅行、ドラッグ、カルチャー、サブカル、小説、宗教、精神世界について語る無かれ!
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No.2:
(5pt)

社会を変えるSF作品

この本は、実は1940年代の作品だったが、内容は当時のアメリカ社会にとってはあまりにも「モラル違反」のところが多くて、どこも出版してくれなかったらしい。60年代でやっと出版され、当時のヒッピー俗にフリーラブなどの思想を広めたという。本当に社会を変えるSF作品というのは、極めて珍しいかもしれません。
内容的に今読んでも「えっ?」と思わせることが多いでしょう。フリーラブ(とは、ちょっと違うけど)、一夫多妻、同性愛、殺人、人肉食まで!
ハインラインの入門としてはちょっと激しすぎる作品かもしれませんが、「ハインライン哲学の上級編」として、ぜひお楽しみください。
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No.1:
(5pt)

極上のSF

物語の前半は息をもつかせぬスピード感。これほど活字媒体が映画のような躍動感を持つことが出来るのかと驚いた。
 後半は人類の価値観といった領域に踏み込んでいて、少々脳味噌をしぼりながら読み進む必要があるかもしれない。でもアメリカでヒッピー族の聖書とまで言われた作品だ。決して読んで損はない一級のSF巨編といえる。
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