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ゲームの名は誘拐
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ゲームの名は誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 121~133 7/7ページ
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非常に読みやすく簡潔に、しかも周到に描かれている。巧いとは思うんだけど、シンプルすぎるのか、上手くまとめられすぎているのか、引きが弱い。やっと後半になって面白くなってきたと思ったら、オチがちょっと痛い。こんな2度オチってあんまりだと思う。作品としては標準以上だが、オチでマイナスなので星は3つ。でも、東野圭吾作品デビューや、読書慣れしてない方にはおすすめかも。 | ||||
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今までの東野作品よりヒントがいたるところに散りばめてあるように思った。今までの作品を大体読んでいる人が注意深く読むと途中でなんとなく分かってしまう。作者がそれを見越して書いているのかどうかは分からないが、謎解きで「あー、やられた」という感覚は味わえない。もう少しひねってほしいと思ってしまう。 | ||||
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誘拐した側からのみの状況を描いた犯罪小説。但し、犯人の心理状態ではなく、事件の動きに焦点を当ててスピード感たっぷりに描いています。「白夜光」「手紙」と毛色は違います。著者は活字での遊び方を十分に知り尽くしていることが、良く分かります。観る活字というような小説でした。但し、すこし捻り不足の感のため、星三つ。 | ||||
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東野圭吾さんの作品をはじめて読みました。と言うのは、この作品の映画化が決まったと聞いたからです。藤木直人さん&仲間由紀恵さんです。テンポがよくて、今までサスペンス物をほとんど読んだことの無い私にとっては、とても読みやすかったです。長さもちょうど良かった。映像になるとどうなるかが 楽しみです。 | ||||
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クライアントの日星自動車の副社長葛城の娘樹理、家出した彼女をかくまったおれは、彼女を誘拐したと見せかけて葛城家から身代金をいただくゲームを始める。ゲームの名は誘拐、………ハードボールド調の作品、ちょっと安易だったかな | ||||
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面白いし、よく考えられてるし、結末もどんでん返しありだし、なんだがなあ。も一つ手放しで褒めらんないンだよな。東野圭吾っていつもそうね。「秘密」もそう。「白夜行」もそう。後味悪いってのかな。「秘密」なんか、いくら精神的には妻でも、実の娘とは恋仲にはなれんだろ、よしんばなったとしても気持ち悪くてそんな小説読みたかねーや。ってのが僕の感想でしたからね。いや、プロットとか結末の付け方とか上手いんだけどね。「ゲーム名は誘拐」もそう。なんか登場人物に対する愛情がないというのかな。途中まで凄くいい人みたいに書いてた登場人物が最後でアレ? じゃ読者としても戸惑っちゃうよなー。ま、それ以前にフリーメール使った脅迫とかIPアドレスのこと調べてないし、ちょっと甘い感じですよな。 | ||||
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東野作品は「えっ?」という驚きが一作品に一度ではなくいつも楽しみですが、この作品も同様。面白いです。しかし、始まりの動機がすごい。なんだかちょっとしたことのようなきがするのですが、どうなんでしょう?それにしても、その始まりはさることながら、最後まで一気に読める展開です。 | ||||
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大手自動車会社副社長令嬢を誘拐し、犯人側からの描写、そして今回警察は動いているか否かを基本とした誘拐ミステリー。広告代理店企画会社の社員が大手自動車会社のプロジェクトからその社の副社長の一存により降板させられそれを所以にゲーム(誘拐)が開始される。誘拐までの位置付け、動機等は確かに「えっこんなの有り?」との意見を多いだろうが、フィクションと考えそれ以降の展開は十二分に堪能できる作品に仕上がっている。奇才 東野圭吾が放つ本格ミステリー。犯人側からの描写の巧みさ、物語中のアクシデントありお約束の仕掛け、そしてクライマックスまでとミステリーファンを頷かせること必至の作品だろう。作品も300ページ少々と程よい長さで、すっきりシンプルで余分なページもなく、さらなるストリーテラー振りを発揮してくれる。又面白い作品に出会えたとともに、SFから本格物、トリックミステリーまで書きこなせる類まれな才能を改めて感じさせてくれた作品。今年年末恒例のミステリーランキングにも当然上位ランクで掲載されるべき作品と思う。 | ||||
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犯人側から見た誘拐劇の顛末というふれこみだが、これではうまくいかない。未だに「逆探知」などという時代遅れなことをいっている。NTTで捜査令状とれば全ての電話番号と発着は記録されているのだから、携帯をつかった誘拐は不可能。それはともかく、さまざまな伏線を張ったこりにこった小説だが、全体としてみると「動機」が不純すぎて話として破綻している。 | ||||
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まず、東野圭吾の作品に登場する主人公あるいは犯人はなぜいつもキザなタイプの場合が多いのだろう。頭が良くて容姿端麗、少し社会を見下した感じを漂わせる。鼻につくあの言い回しが個人的に飽きてきた。だが、著者の作品はどれも面白い。なぜなら必ず最後に急展開を見せるからだ。本書もそれに漏れることなく最後まで気が抜けない展開となっている。 内容は大手自動車会社の副社長令嬢が、誘拐される。しかし誘拐される側とする側が同じ仲間なのだ。要するに誘拐という名の金取りゲームを始めたのだ。提案者は仕事上で大手自動車会社の副社長に恨みを持つ広告代理店の社員。そしてこのゲームのパートナーが副社長令嬢である。ふたりはお金を取るということで利害が一致しパートナーへ。そこから誘拐という名の金取りゲームがスタートする。その完璧な計画の裏には… なにはともあれ面白かった! 著者の作品はどれも短時間で読んでしまう。それほど内容がよいということだろう。早くも次の作品が待ち遠しい。 | ||||
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あっさり読める、ざくざく読める本です。 ・・・というのは、私は宮部みゆきさんの本ばかりを読んでいるせいかもしれません。 宮部作品と比べて、文には比喩なんかはほとんどなく、 会話やちょっとした動作ぐらいのもので、ストーリーがバンバン進んでいきます。 誘拐する側(主人公)からの視点からのみの展開で、 主人公は最初から誘拐を計画していなかったり、誘拐を決めたとたんにすっごい頑張りだしたり、ちょっと面白くて実際にいそうなかんじの人で、話に引き込まれます。 途中途中にアクシデントがあって、それはただの偶然なのか、それとも交渉相手からの差し金なのか、ハラハラします。 警察が動いてるのか、それとも動いていないのか、、、 それは最後の最後まで謎です! | ||||
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緻密かつ正確な情報、計算されつくした文章。今回の主人公と同じく、この著者には無駄も隙もなく関心します。主人公側のみから描かれているために、読者側も充分に推理を楽しめる作品。そして、最後の最後で…。全てに意味がある作品、1文字たりとも見逃してはいけません。 | ||||
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今回は誘拐する側からしか話が描かれていないので、通常の誘拐劇とは違った感覚が楽しめる。多少主人公の正確が鼻につくが、男はこれぐらい自信家でもおもしろい。あっ、やっぱりこういう展開なのか・・・と思わせておいて、別のオチがついている。よくねられた作品だ。ただ、犯罪をゲーム感覚でやるっていうのがちょっと恐い。そういう時代ですかね。 | ||||
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