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ゲームの名は誘拐



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐の評価: 3.68/5点 レビュー 133件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全133件 81~100 5/7ページ
No.53:
(4pt)

人物描写が魅力的。

 テンポよく語られる本書の最大の魅力は、人物描写ではないかと思います。文章自体が短く、場面場面の切り替わりが激しくも、これだけ私が登場人物に感情移入して読むことができたのはひとえに、氏の人物描写のうまさによるものでした。また舞台設定にも無理がなく、自然なかたちで現代を舞台にした狂言誘拐という名のゲームを楽しむことができました。
 
 しかし私が気に入らなかったのは、結末のある部分だけです。私には誰が犯人で、どういったトリックを・・・ということが読みながら推理できたわけではありませんでしたが、小説を読み終えた際の爽快感、物語の真相が明らかになったときの心を揺さぶられるような感動は少なかった。なぜかと言えば、本書が単純に悪がこらしめられるというカタルシスを与えてはくれなかったからです。多くをこの場で言及することができなくて残念ですが、作中に登場する被害者に対する虚無感はぬぐいきれませんでした。
 全体的には、リズミカルな展開、結末の意外性と、そこに至るまでの経緯など納得の一冊です。氏の文章は、いや登場人物は、読者を捕えて放さないだけの力をもっていることは確かです。
ゲームの名は誘拐Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐より
4334923755
No.52:
(5pt)

一度に通読。読み易く巧い描写。

筆者からの詳細な状況提供と、提供されない部分。謎解きを意識すると、常にこれを認識しながら読み進めることになる。すなわち、それだけ引き込まれる作品だということ。東京圏内に住む者からするとありありと現場の光景が目に浮かぶ。詳細な描写が多いにも関わらず読み易い傑作。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
4334738850
No.51:
(4pt)

助走から着地まで、完璧に「決まった」作品。

あらゆる状況を考慮・分析して問題を回避・解決し、常に先を読み、大局を自分の有利に進めていく・・・人生はゲームだ。
ゲームの達人を自認する気障で自信家の男・佐久間が、初めて味わった屈辱をきっかけに、より強い「達人」を相手に、誘拐という名のゲームを開始する。
ものすごくよくできた作品。
タイトル、設定、主要人物三人のキャラ、構成、結末、どれをとっても「これしかない」「他にはありえない」といった感じで完璧に決まっている。
ただ、あまりにもうまく性格設定が決まっているので、・・・が・・・なことはわりとすぐに予測がつく。
だが、それで作品の面白みが減ずることは全くなく、逆に作者の自信とフェア精神の表れのようにも思えて、小気味よく好感が持てる。
二人の男の「頭脳」のぶつかりあいは、読み手の「ゲーム力」も試されているようで、スリリングで楽しい。
でも!!「できる男」として描かれている佐久間が、筋の都合上仕方ないとはいえ、自分の・・・で・・・するのはあまりにも軽率で納得できない。あれじゃあ、思慮浅薄なバカ男だろう。
自分のゲーム力(推理力)は彼ら(作者)に勝てるか・・・。挑戦してください。勝っても負けても、存分に楽しめます。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.50:
(4pt)

一揆読み!

スリリングな展開に一揆読み。
2000年に書かれているようだけど、使われてるIT関係は今とそれほど変わりないかも。
ラストのドンデン返しも途中で予想できるものの、最後まで面白さは持続。
さて、主人公はこの後どんな手を使って切り札をだしたのだろうか?
そこまでは読者のご想像におまかせ。。って感じの終わり方が、ちょっと気になるが。。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
4334738850
No.49:
(5pt)

ゲームには頭のキレの良さがポイント!

東野圭吾氏の作品はどれも表情豊かで多彩ですね。
日生自動車メーカーからの依頼で
オート・モービルパークのプロジェクトの
サイバープランのリーダーの佐久間。
一旦はGOサインまでこぎつけるほど綿密なプランを立てたが・・・
新しく就任した副社長の葛城氏によって 白紙撤回になってしまった。
佐久間を怒りに駆り立てた言葉・・・
「やり方は奇抜で短期的には注目を集めるが長期的視野に欠けている。
人の心が読めない・・・次回は先の先を読める人間に託したい・・・」
この言葉がきっかけになり 佐久間氏はひょんな事から
偽装誘拐を試みる・・・
「葛城氏はゲームの達人」を自称する
また佐久間氏も 人生はゲームだと・・・
この2人に勝利の女神はどちらに微笑むのか・・・
インターネットなど最新技術を駆使した偽装誘拐。
3億円の身代金は無事に 佐久間氏の手に入るのか・・・
完全に犯人側の視点のみで描かれたこの作品は
斬新的である。
話の展開はテンポよくスピーディーに進められるが
佐久間氏の綿密な計算は計り知れない。
お見事ともいえるゲームの運び方にスリりングだ。
頭のキレは抜群で 唸ってしまう。
決して佐久間氏の先見の能力がないわけではない!
最終場面は 東野ワールドで終盤を迎えるが・・・
ノンストップで読める愉快だ。
偽装誘拐した娘の心理描写のさらりとした描き方や
「ゲーム」としての「掟」なる佐久間氏の思考描写は
物凄く惹きつけられるものがある。
映画にもなったものであるが本書をまた熟読するのもお奨めしたい。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
4334738850
No.48:
(5pt)

ゲームには頭のキレの良さがポイント!

東野圭吾氏の作品はどれも表情豊かで多彩ですね。

日生自動車メーカーからの依頼で

オート・モービルパークのプロジェクトの

サイバープランのリーダーの佐久間。

一旦はGOサインまでこぎつけるほど綿密なプランを立てたが・・・

新しく就任した副社長の葛城氏によって 白紙撤回になってしまった。

佐久間を怒りに駆り立てた言葉・・・

「やり方は奇抜で短期的には注目を集めるが長期的視野に欠けている。

人の心が読めない・・・次回は先の先を読める人間に託したい・・・」

この言葉がきっかけになり 佐久間氏はひょんな事から

偽装誘拐を試みる・・・

「葛城氏はゲームの達人」を自称する

また佐久間氏も 人生はゲームだと・・・

この2人に勝利の女神はどちらに微笑むのか・・・

インターネットなど最新技術を駆使した偽装誘拐。

3億円の身代金は無事に 佐久間氏の手に入るのか・・・

完全に犯人側の視点のみで描かれたこの作品は

斬新的である。

話の展開はテンポよくスピーディーに進められるが

佐久間氏の綿密な計算は計り知れない。

お見事ともいえるゲームの運び方にスリりングだ。

頭のキレは抜群で 唸ってしまう。

決して佐久間氏の先見の能力がないわけではない!

最終場面は 東野ワールドで終盤を迎えるが・・・

ノンストップで読める愉快だ。

偽装誘拐した娘の心理描写のさらりとした描き方や

「ゲーム」としての「掟」なる佐久間氏の思考描写は

物凄く惹きつけられるものがある。

映画にもなったものであるが本書をまた熟読するのもお奨めしたい。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.47:
(4pt)

単純なストーリーかと思って読み進んで行くと....

主人公の凄腕の広告プランナーが、重要顧客の娘と出会い狂言誘拐を実行する。主人公が重要顧客から身代金を奪うために、いろいろな案を考え娘と実行する...という単純なストーリーかと思って読み進んで行くと....。
東野氏の推理小説にはいつも騙されてしまう、読んでいる途中で犯人がわかっちゃうことは、まず、無い。
本書も捻りが加えられた、なかなかの作品であった。
なお、この小説は「g@me.」という名前で映画化されている。こちらも機会があれば見てみたい。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.46:
(5pt)

寝る間を惜しんで読みました!

従兄弟の大学生から勧められ、読んでみましたが2日で読み終わりました(僕は中2です)。東野さんの作品は「白夜行」を読みました(白夜行の作者が東野さんと知ったのはだいぶ後のことですが・・・)。しかし、それとは全く違う面白さがあります。ミステリー好きな人にはお勧めします。
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No.45:
(4pt)

賢い人同士のスリリングなゲーム

本書は「g@me」という題名で映画化されているものの原作である。本書を読んでいると、ゲームは頭のいい人じゃないとキャラが立たないかなと思いました。ゲームに登場する主人公たちはいずれも賢い人たちだったように思います。
本書のあらすじを簡単に述べます。新車の売り込みプランのプロジェクトに主人公の佐久間をはずしてくれと副社長葛城が命令をする。はずされた佐久間は、葛城に仕返しをしたいと思い、葛城邸に向かったら、家出をする女性に出くわし、その後を追う。その女性を利用し狂言誘拐をし、身代金3億円を要求する。その後はいかにということでしょうか?
本書を読んでいくに従って、葛城も佐久間も賢いというか、賢いもの同士のスリリングな戦いという感じがしてくる。実は、葛城のほうが一歩上だったかもしれないと思う。佐久間も賢いと思っているだろうが、娘にしろ葛城にしろ、佐久間を手のひらで操っていたように見えるのは気のせいではないと思う。
本書で出てきた言葉で気になるものを挙げたいとおもいます。
・「勝負時での直観力や決断力があるかどうかで、成功する人間とそうじゃない人間にわかれる。」それは、チャンスをつかむことができる人とチャンスをつかめない人の分かれ目なんだろう。そのためには、チャンスが来る前から準備をしておかないといけないということである。
・「優秀な人たちは、知らず知らずのうちに、自分を補強する材料を手に入れているものなんだ。それは、教えられて身につくものではない。」要は、隙を見せないとか準備をしっかりするということなんだろう。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.44:
(5pt)

何故、犯人側の視点なのか?

誘拐物なのに何故、誘拐した犯人側の視点なのか?
脅迫された者や警察側ではなく、敢えて犯人側の視点なのには理由があります!!
さすがです、東野圭吾氏!!
数ある東野作品のうち、私はまだほんの一部しか読んではいませんが、少なくとも読むきっかけとなった『白夜行』よりこっちのほうが好きです♪
最近になって今更、この小説が映画化していたことを知りました(汗)
原作が面白いのできっと面白い作品になっている事でしょう!?
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.43:
(4pt)

電車の中で

大半が会話ですすんでいきますから、読みやすいです。テンポもいい。ついつい読んでいて降りる駅をのりすごしました。疲れずに読める小説ですね。
エンターテイメント性が高い反面、キャラクターのつくりが雑で、リアリティーが乏しかったです。ミステリー小説初心者、小学生・中学生におすすめです。
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No.42:
(5pt)

面白い!!!!

すごい面白いです。
佐久間最高に頭いいですね。素敵です。
素晴らしい作品だと思います。
私が今まで読んだ東野作品では一番好きですね。
なんといってもテンポがいいし、ハラハラしますよ。
佐久間もすごいですが、樹里はもっとすごいですよ…
ネタバレになるといけないので、
とにかくこれだけは。    
「読んでみて!!!」
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.41:
(3pt)

読みやすかったです。

僕自身この作品が、東野圭吾さん初体験でした。
とても読みやすく、さくさくよめる作品だったと思います。
頭の切れる登場人物たちの頭を使った、攻防戦。
それがこの話をもり立てていると思いました。
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No.40:
(4pt)

ゲームの名は誘拐

とてもスピードがあり、次々とページをめくってしまう。
どちらかというとゆっくり時間をかけて本を読むのがすきなのだが
そうはいかないおもしろさだった。
映像化したくなる気持ちがわかる作品だった。
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No.39:
(3pt)

ライトなタッチで

 東野圭吾の作品の中ではとっちかというと『白夜行』のような重たくて先が見えない、だけどスピード感があるそんな作品が好きなんですけどこれはこれでいいなと思いました。
 登場人物も少なく、かつストーリーもシンプル、テンポが良くてスイスイ読める感じ。確かに途中から先は見えやすくなってますが、十分楽しめる作品になってると思います。
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No.38:
(2pt)

軽いテンポ

どこにもつまづかない軽やさで話が進み、
内容も短いので、あっというまに読み終わった。
東野圭吾の作品の中で、一番読みやすかった。
一応ラストにオチが用意されているけど、
ミステリーとしては弱い。
映画化されたときは、ええっ?と思ったが、
たしかに最初からから映像化をねらっていたのかな〜
という感じ。とにかく読後感も文章もライト。
ゲームの名は誘拐Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐より
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No.37:
(4pt)

 時代を切り取った佳作 

東野作品は初読了だが、他にもいくつか読んでみようかと思えた。
疾走感のある展開でテンポよく読める。
皆さんご指摘のとおり、「裏がある」という前提で読み進めていくと、ラストのタネあかしも途中でなんとなく見えてきて、おおむね想定の範囲内に収まってしまうのがいささか残念ではある。
個性の強い登場人物を堪能するには申し分のない作品。映画化されているのは知らなかったが、確かに登場人物もストーリー展開も劇場向きのそれであるように思える。刺激的で印象に強く残る。
21世紀初頭の先端技術や文化をたっぷり盛り込んでいる点も評価できる。20年後にはおそらく懐かしさを伴いつつ読み返すことができることと期待している。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.36:
(3pt)

さわやかによめる東野の佳作

他の方のレビューにもあるようにこの手の犯罪小説の第一線である東野圭吾らしい作品のひとつで安心して読むことができます。テンポがあってかつちょっとエッチなシーンもあるけれど、僕は横須賀の山手をドライブしていたときのコンバーチブルトップをあけたときの星空のシーンがとても好きです。見ていないけど映画(g@me - 藤木直人・仲間仲間由紀恵)でもきっとロマンチックに描かれているでしょう。さわやかによめる佳作。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.35:
(3pt)

まあ、こんなもの。

宣伝会社の佐久間は日星自動車へのプレゼンテ-ションを突然おろされる。佐久間は自分をおろした葛城社長の鼻をあかすため、偶然見かけた佐久間の愛人の娘、樹理の家出を手伝い、誘拐ゲームをはじめる。佐久間の頭の良さは認めるが、読者の私としては裏があると思いながら読んでいるのだから、あれでは途中で気がついてしまうでしょ。軽く読める一冊。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.34:
(3pt)

東野節。

あ~東野さんらしいなぁと思える一冊でした。独特の暗さが無く、かなり読みやすい作品です。ただの誘拐小説では決してなく、読者全員が何か心にひっかかりながら読みすすめるといった感じ。例によって非常によく出来た構成でラストの謎解きもほぉ~と唸るネタながらも、ラストの描写がイマイチもの足りなかったのが残念。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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