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ある閉ざされた雪の山荘で
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ある閉ざされた雪の山荘での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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東野圭吾の作品だということで、迷わずに買った。しかし、読み終えると ちょっと今までとは違う。かなり前の作品だからかもしれない。ライトな感じの推理小説という感じを受けた。読み終えて、何故か釈然としないのは読んでいる最中から、グレーゾーンの罠にハマっていたからだろう。犯人が誰か?…という最も、当たり前のことよりもストーリー自体が芝居なのか、本当なのか?ページを捲り続けても、どちらなのかわからないまま進む。トリックがどうのこうのではなく、意識の隅にそれが引っかかり続け最後に謎が解き明かされても、グレーの意識が残されたまま。そういう意味では、まんまと作者の意図にのっかったのかもしれない。賛否両論はあるだろうけど、面白くないのかと問われれば、いや中々面白かったと答えられる。他のレビュアーの方の言うように、純粋に推理小説として楽しむ本だと思う。 | ||||
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あるHPで絶賛されていたので、購読しましたが、何とも微妙なラストで、肩透かしを食らいました。けれど、確かに意外で、今まで読んだことがないタイプだったのは評価出来る。だから、人によっては絶賛するのでしょう。 | ||||
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東野圭吾はきっと、推理小説を書くのが3度の飯より好きに違いない。 仕事と割り切って書く人との対極にいるに違いない。 そんな気がする。 ガリレオシリーズを読んだときもそうだったが、この「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んで確信した。 いったい誰が犯人なのか、とても気になる。 でもそれだけなのだ。なぜそんな犯行を企てたのか? そのための準備は? そういった部分の描写にはまったく心を配っていないのだ。 「純粋に」推理小説を楽しむには、うってつけの本だ。 | ||||
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少し古い話だからかもしれないけど、まず文章自体が引き込まれないです。 作者が東野氏でなければ、5ページ位でドロップしてました。 読んでいくにつれ、一応引き込まれていくのですが、なにせ登場人物の容姿も性格もよくわからず、想像力が使えない・・・。由梨江さんも「相当な美女」としか出てこないし。 あと、途中で人称が変わるのは面白いんですが、久我さんしか語ってくれないのは、彼が探偵役になるという伏線でしょうか。この特別視のしようから、彼が真犯人かと思っていました。 そして、ここまで不気味な雰囲気を出しておいて・・・・・・・・・・真相それ!? しかも結局仲直りして終わり!?呆気なさすぎ!! これが1番がっかりした所です。 つーか、「わざわざんな芝居すんなら素直に謝れよ・・・・大人気ない」と思ったのは私だけかしら。 ただ、設定自体はうまく考えてあって面白かったです。「仮想」孤立無援、風変わりな団長、見事な餌の吊り方。みんな成功したいのね、はいはい。 | ||||
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東野圭吾はこんなオーソドックスなミステリーも書くんだと言うことを知った1冊でした。 7人の役者が演出家の指示で集まった山荘で殺人劇を繰り広げる。「犯人役」「殺され役」、互いに誰がそれを演じているかは不明のまま、メンバーが消えていく。これは本当に芝居なのか? ラストを知りたい一心で、あっという間に読み終えてしまう本です。まあ、深いメッセージなどは全くありませんので、気軽に読む本として楽しんでください。 | ||||
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作者のデビュー作。本作は元々、「犯人はどうして(例えば)雪の中の閉ざされた空間という密閉性の中で殺人を犯すのだろう? 犯人が限定されて不利な筈なのに」という疑問に答えるために書かれた由。上述の理由は勿論、ミステリ作家の都合なのだが、敢えてそれに合理的解答を与えようとした心意気は買える。 しかし、登場人物が劇団員(候補)達という辺りでチョット眉をひそめる。彼らが殺人劇の稽古をしているという設定も期待が持てそうにない。そして、最後に明かされる真相は......。 結末は予想通り。登場人物が劇団員の集まりで真相がコレではミエミエの仕掛けと言う他はない。作者自身はともかく、読者の一人として上述の疑問に明快に応えているとはとても思えなかった。デビュー作という事もあって、気合いが空回りした作品。 | ||||
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劇団のオーディションに合格した男女7名が乗鞍高原のペンションに集められます。ここで舞台稽古が行われます。でも内容は推理劇であることと、舞台設定と登場人物おおまかなストーリーしか決まってません。 ペンションには殺人事件をテーマにした小説ばかりが置いてあります。 実際に仲間が一人ずついなくなっていきます。誰もが次は自分が殺されてしまうのでは?とパニックに陥ります。 設定はおもしろいのですが、途中で私には犯人がだれなのか分かってしまいました。それがちょっと残念だったので、星3つにしました。 | ||||
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ミステリーファンならすぐにピンとくる、名作物のパロディもの(?)チャレンジ精神というより、名作ミステリー小説に対する作者の愛情が感じられる。種明かし的には、個人的にイマイチな感じもあるが、他の東野作品同様、文章力と展開のおもしろさで、最後まで飽きることなく楽しめる。 | ||||
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早春の乗鞍高原のペンションに集まったのはオーディションに合格した若き男女数名が舞台稽古が始める。設定は豪雪に襲われた孤立した山荘での殺人劇です。しかし演技のはずが、また一人、また一人と、現実に仲間が消えて行く!次第に減って行く仲間の中に生まれる疑惑。そして発見されて裏庭での血のついた鈍器、最後まで生き残れるのは誰か?そして犯人は誰なのか?1人1人減っていくのは読者側にも伝わる恐怖です。しかし何より怖いのは・・・・ある場所にずっといたある人物ではないでしょうか??事件が解決した時は多分誰もが唖然とする結末です。 | ||||
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