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(短編集)
天使の耳
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天使の耳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 21~40 2/4ページ
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Very nice | ||||
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面白かった。題材は自動車事故なんて身近にあることだ。短編集で読みやすくストーリー立ても巧みなので、長編ファンにもおススメの一冊。 昼前に初めて手に取って、夕方には読了しました。ああ、東野さん、余りにも面白すぎると、私の財布がすぐに軽くなるよ。 | ||||
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交通事故を題材にした5作の短編小説です。 どのタイトルもよく練られており、読みやすく、時間を忘れて読んでしまいました。 特に天使の耳は、冒頭の2ページだけで何かを感じるものがありました。 また、どの小説でも加害者には、人間の嫌な部分が見えます。 自分も車に乗ることが多いので、事故には気を付けようと思いました。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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東野圭吾作品を読み始めて18冊目。初めての短編集だ。 もともと「交通警察の夜」という名前で刊行された短編集らしい。したがって交通事故にからんだ物語集である。交通事故は加害者も被害者も大変な負担を引きずって生きていかなくてはならないことは誰でも知っているが、なかなか無くならないことへの東野圭吾の警鐘かもしれない。なかには、警察の人間味を感じさせる事故の個人的負担をなるだけ最小化するような(切りの良いところで調書を完了させる)物語もあって、現実と違う部分もあるのかもしれない。 | ||||
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東野圭吾49冊目でした。 短編集と気づかずに買いましたが、どれも面白かったです。 膨らませて長編にもできそうな原石が揃っています。 | ||||
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交通事故・事件にまつわる以下6つの短編ミステリーから成る本作。 天使の耳 分離帯 危険な若葉 通りゃんせ 捨てないで 鏡の中で 先日、いつものランニングコースでトラックと乗用車の正面衝突の現場に出くわしたり、また、私自身、かつての若かりし頃は、軽微ではあるものの、各種の違反や事故の当事者にもなったりして... かくも身近な交通事故・事件が、東野氏にかかれば、かくも面白いミステリー・エンターテイメントに変身しています。 例えば警察の捜査主体が交通課であったり、捜査の在り方や事故・事件の扱われ方、なかなか目撃情報が出にくいといった、交通事故・事件ならではの、通常の(?)殺人事件とは異なる面の描写が新鮮に感じました。 一方で、展開の速すぎる感や少し物足りなさを感じる心象描写などは、短編であるが故の宿命なのでしょう。 さすがに窓からごみのポイ捨てはしませんが、ちょっとした交通マナー違反は身に覚えのあるところ。 いろいろな人生に影響を与えたりもするのかな...とも思いつつ、反省とともに我の行動を振り返りたくなる一冊。 キレのある東野作品も楽しいですが、がっつり長編と向き合って、東野ワールドにどっぷり浸りたくなってきた今日この頃です。 | ||||
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交通事故にまつわる奇妙な話を集めた短編集で、法の裁きに期待できないがための私刑を扱った作品がいくつかある。 ミステリーとしては「天使の耳」が一番、物語としては「通りゃんせ」が一番、「捨てないで」もなかなかの出来。 「天使の耳」 交差点で起こった交通事故で、赤信号で突っ込んだのはどちらの車か、関係者の証言をもとに検証する話。 ユーミンの曲が放送されていた時刻、交差点での信号制御のタイミング、野次馬の撮影した動画の時刻などから、論理的に衝突した時刻が推定されていくが、キーとなったのは、盲目の美少女の「天使の耳」。 ここまででもミステリーとして十分な内容だが、さらに最後にブラックな事実が判明し、唖然とさせられる。 「分離帯」 分離帯を飛び越えて、対向車と激突して亡くなったトラック運転手。 その妻の綾子は、高校生の時に融通の利かない校則のために停学となり、今また、法律では事故の原因を起こした人物を裁くことができないことを知る。 そんな、彼女が取った捨て身の行動とは何か。 「危険な青葉」 人通りの少ない道で、後続車からスピードで煽られ、ガードレールに激突し、一時的に記憶を失った映子。 近辺では、幼児殺人事件が発生していた。 第3章に入る手前で、真相に近いこと(真相よりももっとひどいこと)が予想できていた。 「通りゃんせ」 車を当て逃げした人物から、修理費支払いの連絡があり、さらに別荘に宿泊してほしいとの依頼があった。 別荘にはその人物も来ており、意外な話を聞かされることに……。 ラストの場面はもの悲しく、切ない。 「捨てないで」 前を走る車が投げ捨てた空き缶によって、失明した真知子。フィアンセとともに、犯人を探そうとするが……。 一方、空き缶を投げ捨てた斉藤は、浮気がばれそうになり、殺人を計画する。 空き缶が両者をつなぐ重要な役割を果たし、2つの話が最後に絶妙にリンクする。 タイトルには、空き缶を捨てないで、私を捨てないで、という2つの意味が込められている。 「鏡の中で」 乗用車が交差点の右折中に、対向車線の停止線に止まっていたバイクに突っ込んだ謎。 | ||||
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天使の耳 交差点で 交通事故があり、両方は 青だったと 主張していた。 黄色いクルマには 兄が運転し、兄は死んだ。 後部座席にいた 奈穂は 眼が見えないが耳が良かった。 ユーミンの歌を聴いて、いつの時にぶつかったということが 推定された。 そのとき 信号は青だったのか? 分離帯 目の前のトラックが 突然急ブレーキを踏み分離帯をのりこえてしまった。 トラックは大破し、運転手は死んだ。 彩子は 交通課の警官と同級生であり、警官は想いを寄せていた。 トラックが急ブレーキを踏んだのは 黒いアウディが突然 発進したからだった。 彩子はそのことを知って、アウディの運転手を捜すのだった。 危険な若葉 運転取り立ての若葉マークのクルマをあおって、事故にしてしまった 不運な男は 二人の姉妹に、翻弄される。こわいのだ。 通うりゃんせ 細い道に 違法駐車をしていたら、クルマが 破損していた。 そこから、事件が始まった。 捨てないで 珈琲缶をクルマから投げ捨てて、後続車の人にぶつかり その人は 失明した。そんなことも知らないで。 鏡の中で 右側通行と左側通行 オリンピックをめざす選手が。 交通事故という日常的に起こっている事件 から、一つの物語が 生まれることとなる。 | ||||
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短編ですが一つ一つのお話が 交通事故というテーマでくくってあり お話としても面白かったです | ||||
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前々から、友人に東野圭吾さんの本の話題を、よくしていたので、感化された友人も、東野圭吾さんファンになり(笑)友達にプレゼントしました。 | ||||
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いろいろな東野さんに出会えます。 書評どおりでした。 秋の夜長にピッタリでした。 | ||||
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面白いが、ミステリとして見ると根本的な解決になってない話も多いな。 ちょっと、それオチは?といいたくなるような、ね。 しかしなぜこのタイトルにしたんだろう、表題作は最初の話だけなんだけどね。これじゃ不思議な能力の少女の活躍する話みたいじゃん。 実際は交通警察に関する話で、全てノーリンク。 前タイトルの「交通警察の夜」のがマッチしてるのに。 ひょっとしてこのタイトルじゃ、警察の特番みたいだから変えたのかな? | ||||
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交通警察に纏わる事件の短編集。 ひとつひとつの密度が非常に濃いです。 満足、満足! | ||||
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短編ですぐ読める。 交通事故にまつわるエピソードで、現実的だが、とても深く、少し怖い話。 | ||||
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交通事故にまつわる短編でなりたっている、おもしろい切り口の短編です。 切り口は変わっていますが、いつもの著者のうまい書きぶりは相変わらずで楽しめます。というかこの短編、じわっとした怖さがあります。 私が一番印象に残ったのは題名でもある「天使の耳」。 普通は話を書けないだろうという設定の人をこうやって中心に据えてくるかという…スゴワザです。そしてじわっ、ぞわっと情の恐ろしさを感じるお話です。 車の運転をする方に読んでもらえれば、安全運転を心がけること間違いなしな感じです。 たとえちょっとした路上駐車でも…本当にあんなことやこんなことがありそうで、夏の暑いときに読むとヒヤリとできて良いかもしれません。。。 | ||||
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上記のとおり、まさか、これがトリックになるとは!という驚きを隠せません。面白かったです。 | ||||
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東野圭吾さんの著作は好きで良く読んでいますが、やっぱり短編だとドキドキするような面白さがありませんでした。 この本に限って言えば、イマイチでした。。。 | ||||
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単行本のときのタイトルが「交通警察の夜」という冴えない感じだったのですが、 本の解説としてはまんまその通りです。 交通事故だけを扱って、よくもまぁこれほどまでに面白いものを作れるなと感心します。 | ||||
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こういう試みのミステリというのも面白い。 6編すべてが交通課に絡むもの。身近にありそうな、何気ない所業が災厄や悲劇を呼ぶ。 路上駐車とか、空き缶のポイ捨てとか。 話の組み立てが巧い、最後は各、あまりいい結末ではないかもしれない。 事故や事件の結びだから、仕方はないのだけれどね。 空き缶の結末は成る程巧い、と思ったけどな。 天使の耳、分離帯、危険な若葉、通りゃんせ、捨てないで、鏡の中で 以上6編の短編と、山崎洋子さんの解説付き。 よく人生を車の運転に例えておけば分かり易いが、 規則やルール、真理に背けばどうなるか。 人生の操縦を間違えない様、気をつけたいものだな。 | ||||
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