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変身
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変身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 61~80 4/11ページ
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中身はそれなりに奇麗でしたが、ブックカバーをかけると???と思うほど本周りのカットが大きく、ちっちゃ!と思うほどでした。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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ミステリーすぎない人間小説のような東野さんの作品ですがそれの初期〜中期の頃の雰囲気がよく出てます 謎はそれ程難しくなく、しかし展開はとても面白いのですらすら読めると思います 移動時間や旅行の際にどうぞ 併せて宿命を読むことをお勧めします(出来れば変身の前に) | ||||
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本当にありそうな話で、疑似体験したような気分です。 最後が感動的でした。仕事中も「早く帰って続きが読みたい・・・」と思わせてくれるとても面白い小説でした。 こんな事が思い浮かぶ東野圭吾さんの頭の中ってどんな風になっているんだろうと考えちゃいました。 | ||||
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なんか最初からストーリー展開が想像できて、でもまさかその通りじゃないだろうと思ったけど やっぱり特に驚きも感動もなく、また女性を軽視してるような主人公の心情がカッコ悪い。 メグに対するジュンの想いも、最初から違和感があった。彼女を大切にしている自分に酔ってるような。 結局、女を愛する男の純粋な心が表現されていないので物足りない(多分この著者が経験不足) ただし文体は歯切れよく、簡単に先に読み進みやすいので、一気に読めてしまう。 あとどうしても腑に落ちないのが、ジュンが精神病院へ下見をしに行って、予約もなく急に医師と面接したり 患者のいる病棟にコッソリ入るシーンは、実際にはあり得ないと思ってしまい、しらけた... | ||||
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事件に巻き込まれた主人公が脳を移植され、 徐々に元来の温厚な人格を奪われていき、 ドナー(誰かは読んでのお楽しみ)の人格へと変貌を遂げていくストーリーです。 作られた押しつけの愛情そして、見返りを求めない無償の愛情の対比が 作品の中に大きく謳われているような気がしました。 脳のドナーは偏愛から生まれるトラウマに支配され、 人格変貌前の主人公の過去のトラウマがドナーの記憶と同調して爆発していくのか・・・。 ストーリーの終焉は悲しささえ感じます。 東野さん自身、大変な勉強をされ、心理学、精神学、脳科学など、 随所に知識が露わになっている感じがします。 主人公の一人称が「僕」から「俺」へ。 少しずつ変貌を遂げる主人公の心理描写はかなりの見ものです。 | ||||
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脳移植SFモノ ほんとうにあるかどうかはわからんが、ありそうで怖い。 実は自分を○しかけた人の脳の一部が移植された。 空恐ろしい話のテーマより、むしろ私が共感したのは 京極くんの脳がみるホストの仕事現場の状態。 自分の身を守るために、、、 効率が悪くとも改善する様子のない、、、 どこかで見たかな、、俺。 こっちのほうが身につまされたりして。 エンジニアであった作者も見てきたのか、 あまりにリアル。 | ||||
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1993年に出版された東野圭吾さんの作品。 時代背景は少し古い。ただし脳移植という画期的な方法を使い 変化していく主人公、周りの思惑などを見事に描いている。 変化するといっても多重人格ではなくあくまで記憶などは成瀬純一であることが ポイントだ。意識していないのに移植ドナーであった京極の影響をどんどんと 受け変化していく様子はまるで驚異である。 映画ザ・フライやジキルとハイドなど他の有名な変身、変化していく作品を 知っているとより楽しめる作品であると思います。 主人公の進むべき道は結局ああいった結末しかなかったのだろうか。 ちょっと最後の予想がついてしまう点が本作の残念な箇所です。 あっと驚くオチが東野圭吾の良さであると思うから余計にそう思った。 | ||||
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脳移植によって自分が自分でなくなっていく不安、恐怖を描いたサスペンス作品。 読み始めこそ少々退屈だったけれど、ストーリーが進むにつれて加速度的に面白くなってくる。 徐々に主人公が変っていく描写 ― たとえば一人称が「僕」から「俺」に変化するところ ― が絶妙。 単なるエンターテイメント作品ではなく、読んでいて、「自分」って何なのか、何が「自分」たらしめているのか、など色々考えさせてくれる。 | ||||
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著者の作品は複数冊読了しております。 本作品は著者のネームバリューが読書の起因。 製造業に従事する男性が主人公。 某日、不動産屋を訪ねたところ、不運にも強盗に遭遇。 藪から棒の出来事にも割と冷静な主人公。 しかし、強盗犯が幼女に発砲しようとし反射的に幼女をかばいにでて…。 安定した面白さでした。心理描写、それに伴う登場人物同士の会話共に 丁寧でとても読み易く スラスラと読了に至れた。 著者の長所の一つである『ノンストレス文章』が存分に発揮されている。 脳移植という擬似SFチックな題材ながら、最後まで必要なリアリティを保ち続けています。 著者の作品では推理小説ばかり取り沙汰されていますが、自分は今作品のような非推理モノが好きです。 読む本が無いと嘆いてる方、どうぞ手にとって下さい。 | ||||
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読んでみて驚いた。 映画「ザ・フライ」の内容を少しアレンジしただけのストーリーではないか。 ハエの遺伝子が人間の脳に変わっただけだ。 盗作はいかんでしょ、東野圭吾。 | ||||
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もともと推理小説の中でも社会性を取り入れたりと、そもそも一概に推理小説作家とは言えない筆者が、今回は主人公の感情を中心に描いてみました的な感じ。 若干推理色は入っていますが、ストーリーと変身していく主人公の巧みな描写。伏線。 推理が最高とかじゃなくて、作家としてすばらしい才能をお持ちだということを思い知らされました。 ただしかなり過激な内容なので、そういうの嫌いな人にはダメですね | ||||
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目を背けたくなるような残虐な描写が夥しく続き、最後には静寂が胸に浸透する…そんな一人の人間の心の深淵を覗き込むような物語でした。ラスト数ページは涙で字が読めなくなる程胸を揺さ振られ、どうしようもなく遣る瀬ない想いが重苦しく残ります。果たして、彼は生きるべきだったのか。最初の段階で脳移植などせずに死に絶えた方が良かったのではないか?そして、人の精神力の強さ、神秘の領域を超えた心の在り方を考えさせられました。 【21g】という映画の中で、人間が死ぬ時の魂の重さや魂の在り方が描かれていましたが、本書でも例え精神と肉体が切り離されたとしても個の心は生き続け、いかに肉体に影響するかが語られています。死んで息絶えた体から別の人間に移植された場合、その部位が如何なる部分であったとしても、新たに移植された人間の人格及び嗜好に亡くなった者の人間像が少なくとも作用する…という話は世界各国でよく耳にする話。それ程魂の底力のような存在意味は強く、私たちは生きていられるのだ、と生命の神秘性に感嘆しました。人と人との間に共鳴する理屈では説明出来ない目には見えない繋がりやインスピレーション。そして脳細胞の不思議さ。“運命”なんて信じないと考えていましたが、信じてみてもいいかな、なんて思わせてしまう神秘の領域を読ませて頂きました。心に残る佳作です。 | ||||
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冒頭から結末が推測できるありがちな物語でした。 東野さんの作品の中では、相当いただけない作品なのではと思います。 一部で残虐な描写もあるので、そういうのが苦手な方は要注意です。 ブラック新堂が一瞬頭をよぎりました。 | ||||
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個人的にはカフカの「変身」の方が,空想的で面白かった。 脳手術というあまりに重大な問題を記述しているので,うまく理解できませんでした。 脳手術の場合の適合性について,詳しく項目の記載があるとうれしかった。 読んでいて、現実味がない。 行動の変化については描写が詳しい割に、事実関係が不明確。 適合の詳細が機密だからというのであれば,もう少し納得感があったかもしれない。 読後感は,全体に未消化です。 まだ東野圭吾の実体がつかみきれていない。 自伝的自叙伝がエッセイ集ということで書かれている。 みんな面白いが、肝心なことを書いていないように感じているのが関係しているかもしれない。 東野圭吾の本の解説を読んで、知り合いの小説家の東野圭吾に対する評価を読んでも、仲間内の馴れ合いを感じる。 本当に東野圭吾が書きたいものが何かがまだつかめない。 もう一度,読み直そう。 | ||||
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変身するんです。 兎に角、変心するんですよ。 まるで別人だ。 | ||||
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東野さんが好きな方や、有名な本だけど言い回しが古くて読めない人などにはおすすめ出来ます。 あの有名なジキル博士とハイド氏ですが、なにぶん古い本なのでとても読みにくいと感じる人が大多数だと思います。 しかし、名作なので読んでみたいと思う方は大勢居るのではないでしょうか。 そんな貴方にはこの 変身 をおすすめします。 東野さんの独特の世界観とあいまってとても素敵な一作となっております。 | ||||
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とても悲しい物語だった。 脳移植によって、”自分”が無くなっていく。 その恐ろしさが、迫真の筆致で加速度的に募っていく。 堂元はじめ科学者側の論理は、エゴと慈悲とが表裏一体。 その醜い心に気づけない。 グロいシーンを含め、人間の暗部を見せつけられた。 考えさせられることが多い作品だ。 そのうえでラスト、「君を愛したことは忘れない」と。 愛する人の”そばかす”も、すべてが愛おしい。 純一と恵の愛にうたれ、ラストの一行に目が留まる。 2人の心の平安を願いながら。 | ||||
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脳移植によって、性格が変化していく主人公の物語。 命は救われたものの、悪の遺伝子がインプットされてしまった主人公は、悲惨な境遇を過ごすことになる。切ない物語だが、信頼してくれる女神のような女性がこの小説のキーだろう。 脳移植版「アルジャーノンに花束を」だと感じた。そういえば、怪笑小説の中に「あるじーさんに花束を」ってあったなあ。 | ||||
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なかなか、映画やテレビ、コミックみたいな映像や絵だと、内面の変化は表現しやすいと思うんです。 でも、活字だとそれがあからさまになっては面白くないし、読者に気づいてもらえないほど薄くしてしまうと、また意味がない。 そういう意味で、どう表現するのだろうと興味津々で読みました。 一人称ならではの言葉の選び方が良かったです。 1から100までの変化を1,50、100って急な勾配じゃなく、1から100まで、100段階のグラデーションを徐々につけて追ってる感じがして、丁寧な描写だと思いました。 本人さえ気づかない内面の変化を、どう読者に気づかせるか、という点でとても楽しめました。 舞台設定はあまりリアリティがないのですが、人の変化はそういう舞台設定がなくても、徐々に狂っていくことが往々にしてあるので、そういう人の心という意味ではリアリティがありました。 ドニー・ダーコ系な映画が好きな方にもおすすめかもしれませんね。 | ||||
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