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変身
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変身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 21~40 2/11ページ
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涙の止まらない本です。 「愛」とはなにか。本質を鋭く射抜き、読む人の心に直に問いかける。 同時に人の人格形成において必要な要素を改めて見直そうと考えさせられる1冊。 母親である私は、子供との向き合い方を今一度考えさせられました。 また、パートナーとの関係性、 「愛する」ということ、 自分自身のアイデンティティの保持、 いろんな角度から自分自身を見直すキッカケになります。 人を本気で愛するということがどんなことなのか? 一度でも頭をよぎったことのある人は、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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優しい青年・成瀬純一、凶悪犯の銃撃を受け絶体絶命の運命から奇跡の脳移植手術によって命が助かったのに、ああ!予測不能な何て不幸且つ残酷な運命が彼に襲い掛かったのでしょう!ストーリーに大きな意外性はなく想定の範囲内で主人公の運命がどんどん悪化の方向に向かうのを読者は唯々見守るしか術がないのですが、最後の最後に東野さんは悪魔的シナリオに一矢報いてくれましたね。恵さん見事に「最後に愛は勝つ!」でしたね。 | ||||
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実現されるであろう脳移植には 色々な意味で考えさせられました。 「お偉いさん方」が関わってくるあたりは とてもリアルでゾッとしました。 違った終わり方を期待してしまったので 少しがっかりしましたが、 読了したこの作者の本の中で 1位2位を争うものになりました。 | ||||
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ある日突然一人の人格、今まで歩んできた人生そのものが180度変わってしまう。 ただ一人の幼い少女を助けたばかりに… 今回のテーマは脳移植、それもまだ移植が確立してない段階(いわゆる人体実験)考えただけで怖いです。本編でも触れていましたが、ドナー提供者寄りに感情が支配されると、本当に自分が自分じゃなくなってしまうような気がします。考えただけでも怖いですね。 今作品、最後はハッピーエンドで終わらないですね。登場人物の誰かは幸せを手にしただろうか?と考えると… 東野圭吾作品は殆どの作品でクライマックスで泣けるんですが、今回はどうゆう訳だか泣けませんでした。 一点府に落ちないのが、被害者に加害者情報を刑事が教えるって有り?って思いました。違うアプローチで京極まで辿り着いて欲しかったな…って思いました。 また次作を読むのが楽しみです。 | ||||
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何作か東野圭吾作品を読んでる方なら、かなり早い段階でドナーに気づくと思います。私も、かなり早い部分で気づいてしまい、ダラダラ最後まで読みました。 プラチナデータや秘密の様な「もし現実に起きたら」という作品が得意なイメージがありますか、この作品は他と違い個々の人物背景も中途半端で、バタバタとストーリーが展開します。 途中からは、のめり込めずにハルキ作品を読んでる様な気分でした。 医療用語も何か無理矢理感あるし。。 あと毎回なんですが、この人の性描写は毎回こっぱずかしいです。「そんなカッコつけなくても」みたいな。他の作品はストーリーに引きつけられて、それが気にならないので良いのですが、今回はそれが気になるくらい邪魔してました。 なんかバタバタ作ったのかな。東野圭吾作品は好きなので、アンチコメントはしたくないですが、正直これはダメでした。とりあえず色々な題材詰め込みすぎて、すべてが浅くなった感じがありました。 | ||||
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衝撃的に物語が始まって、「これからどうなっていくだろう」とオープニングは良かったんですが。その後はいけない。淡々と話しが進んで、誰もが予想されたラストを迎える。話しの転換、その後の発展がない。「おぅ~やるなぁ~」という気持ちが湧いてこない。話しに厚みや深みが感じられませんでした。 この本と同じ様に、不幸な事故によって、脳が変身してしまうことを題材した『秘密』のように、読者を引き付ける工夫が必要だと思います。 読む前に期待感が強かった分、やや酷評にしました。でも、全体的な出来映えはまあまあです。 | ||||
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wowwowドラマになっていたみたいで少しきになって購入しましたが、是非読んでもらいたい一冊です。人生について考えるきっかけになりました。 | ||||
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主人公の日に日に変わっていく性格の描写が上手いですね。一人称が序盤は僕だったのが中盤ぐらいから俺になっていたりね。とにかく面白いです。 | ||||
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東野圭吾は傑作が多い。 白夜行、トキオなど挙げればキリがない。 私の中でのおススメは変身だ。 脳を移植したら人格が変わるが、我に帰ることができるか、人の弱さと強さの攻めがあいを描写している。 ピアノで別人格に落ち着くシーン、絵で我を取り戻していることを描写するシーン、どれも心に響いてくる。 それぞれの人格のどちらに行き着くのか、目が離せない。 カフカの変身もいいが、こちらの変身の読後感は辛さを噛みしめるとともに爽やかな風を感じた。 ただ、読むときの自分の精神状態には気をつけた方がよいだろう。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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東野圭吾さんの本はメジャーなものから15冊ぐらい読みましたがその中では1番良かったと個人的に思います。徐々に性格が変わっていく主人公の姿は恐怖すら感じたほど生々しく描かれていてかつ非常に興味深く、すいすいと読んでいけます。 余計な描写も少なく読むのが面倒にならないのは相変わらずですがこの作品は特にそこが顕著です。読書嫌いの友人に一度でいいからこれを読んでみろと言って貸したら大絶賛していました笑 | ||||
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自分だったらget rattledを超えて、気が変になるかもというお話です。 多作な著者はこういう話も書くのですね。自分の知らない世界を覗いてみるつもりで読んでみるといろいろ感じることがあると思います。 | ||||
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今まで読んだ東野圭吾の文庫本13冊の文章表現のリズムと違い、世界初の脳移植で人格の狂暴化を自覚した主人公が、実績のない脳移植を実行した研究者達やその背景にある強大な力のある組織の身勝手な陰謀を解明する経過で、文章表現のリズムがいつものリズムからときどき外れる感じがした。問題提起内容を強調するため著者が場面により敢えてリズムを変えたのかもしれない。 「脳と心の正体」については科学的進歩が著しく、東大大学院教授池谷裕二博士監修「脳と心のしくみ ビジュアル版」、理化学研究所脳科学総合研究センター(センター長はノーベル賞受賞者利根川進)発行の「つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線」、さらには中野信子著「サイコパス」(これが手っ取り早い)等に詳しい。 作家の橘玲(あきら)によると、脳科学、進化心理学、行動遺伝学、行動経済学などさまざまな分野の知が融合して、いま新しい人間像が生まれつつあり、それは「意識は幻覚で、わたしとは無意識のことだ」という(文藝春秋special2017年夏号)。 一部破損した脳の修復のため部分移植が成功したときに、脳の一部を提供したドナーの人格が移植された本人の人格にどのように関わりあうのか、興味深いがこの小説では破滅的結末へ向かう。物語の展開は複雑で東野圭吾の世界は徹底している。 作品中のエディプス・コンプレックス(フロイトの描いた「母親との性交を望み、父親から去勢される恐怖に怯えている」といった精神分析)は、脳科学の進化で詳しく解明された脳の構成構造(特に大脳辺縁系の扁桃体)と、無意識と意識の関係が明らかになってきた現在は権威低下してしまったようだ。 | ||||
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ストーリーは奇抜で、展開は巧みです。。とくに主人公の心的葛藤にはさすが、と感服します。ただ、ここまで殺人を犯させなくともよかったのではという気がします。それと脳の一部が犯罪に関与するというのは、若干問題のある誤解だと思います。 | ||||
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東野圭吾はいつ読んでも感動させられる。ストーリーの展開とラストが素晴らしい | ||||
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最後がどういう結末を迎えるのかが気になって一気に読み進めましたが、最後にあっと言わせるクライマックスが待っているというわけではなかったので残念です。 | ||||
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「容疑者Xの献身」を読んだ後にこの作品を読んだが、「容疑者X~」の10年ほど前に書かれた作品?のためか、はっきり言ってだいたい展開も詠めたしB級の駄作でした。 | ||||
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「脳死」を条件に人の臓器移植をしている今日、多分こんな本を書くと、臓器移植にブレーキをかけると心配する医者・機関があるでしょう。 「脳移植」なんてことは将来もあり得ないから、この話はSF的でいいでしょう、と言うかもしれないが、それは違うようです。実際、臓器移植先進国である米国では、「心臓移植」を受けた多くの人が、ドナーの記憶・性格・嗜好を受け継いでいる事実が分かっています。この事実は臓器移植に係わる医者・機関は知っているはずのことですが、しかし、これを公にすることは臓器移植にブレーキをかけるであろうから、何もそれを積極的に世に知らしめる必要はない、と考えるでしょう。多分、心臓移植を受ける患者はそのような事実を知らないでしょうし、また、臓器移植をする医者も事前にそんな説明はしないでしょう。 心臓移植に伴う上記の事実を根拠に、「心臓(心、ハート)」にも、「脳」と同じ記憶を蓄える機能があるのではないか、と考える科学者も少なくないようです。 「心臓移植」を受けた多くの人が、ドナーの記憶・性格・嗜好を受け継いでいる事実に関しては、小松美彦 著「脳死・臓器移植の本当の話」(2004年)のカスタマー・レビューに、その出典を挙げておきました。もし興味がありましたら、ご覧ください(今みると、全く長々と書いたもんだ、と自分ながらあきれます。) | ||||
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今でこそ、数々のSFやサスペンスで描かれる「脳モノ」。 映画やドラマ、小説等で触れる機会も多いせいか、本書を手に取った際、裏表紙のあらすじや帯のコメントを拝見して、なんとなく話の流れを想像してしまう本作。 そうとなれば否が応でも期待とともに注目してしまう、その「変身」ぶりと、東野小説ならではの文章表現。 「圧倒されました...」というのが正直な読後感です。 主人公である成瀬純一の「変身」ぶりとそれに対する本人の恐怖・葛藤。 立場・考え方・関係性がそれぞれに異なる周辺人物たちの人間模様。 本作では、そのひとつひとつがとても丁寧に描かれています。 また、物語の「視点」は終始、主人公の視点。 他の登場人物のメモや日記という形で、異なる視点からの補足はあります。 が、主たる「視点」が一貫しているからこそ、自らが「変身」していく様子や恐れ、周りからどのように見られ・周りの人間を信じてよいかどうかの不安を、主人公と同じ目線でより深く追体験できる。 これが、より一層「変身」を引き立てます。 ときにグロテスクな描写もあります。 でも、だからこそ、「変身」前後の変化が際立つのかもしれない。 また、そんな描写があるからこそ、それに抗おうとする姿が際立つのかもしれません。 「生きているというのは・・・(中略)。それは足跡を残すってことなんだ。」という印象深い台詞。 これに「後ろにある足跡を見て、たしかに自分がつけたものだとわかるのが、生きているということなんだ。」と続きます。 誰しも、忘れてしまいたい過去や断ち切りたいしがらみなども多々あることでしょう。 けれど、それらを全部ひっくるめた「足跡」によって、今、自分が生きていると実感できるのかな...とも思います。 読了後のこのずっしり重量感。 人間をつくるもの。自分を構成するもの。自分の思考や心はなにでできているのやら? ときには、そんな重いテーマに想いをはせるのも一興かもしれません。 | ||||
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ミステリーというよりは、SFサスペンスといった具合です。 ストーリー中に出てくる様々な医学、心理学的知見に筆者の知識不足感が否めません。 エディプスコンプレックスなども、知ってたから使ってみたかった程度のもので、ストーリーを収斂させていくわけでもなく残念でした。 全てが中途半端で読み終わったときの、モヤモヤが半端ないです。 | ||||
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