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変身
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変身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 41~60 3/11ページ
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内容を書きすぎると、読んだ時のワクワクドキドキ感がなくなるのでサッとあらすじと感想だけ。 本当におすすめなので、できるだけ話の設定が分からないように端折りますので悪しからず。 是非是非、まっさらな状態で読んで欲しいんです。でも面白い作品であることも伝えたいんです(笑) 強盗犯に頭を撃たれ、脳を損傷する主人公。助かる道はただ一つ、脳移植のみ。そこで登場するのは逃亡の末、命を落とした強盗犯の脳。 手術は成功したが、ここから主人公の苦悩が始まる ここまで!あとは読んで下さい!面白いですって! | ||||
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まったく面白くないわけではないんですけどねー。なんでこんなに高評価なのか理解できない作品でした。 純一の手術が終わったところから描写が始まっているので手術前の純粋な純一としての性格はわかりませんし、変身後の描写に比べて純一の性格はほとんどが「気弱」の一言で片づけられています。 そのせいで、劇的な「変身」を描くために、ドナーの人物像をあんなに過激なリアリティのない人間として描かざるを得なくなっている気がします。 あんな人間さすがにいないと思います。最初のことも、一応動機があってしたことですし。 もう少し「気弱」以外に書き込んでくれれば、あんな極端な性格にする必要もなかったかなと。 最後の純一に対しても、「気弱」以外にイメージが湧かなかったので、純一ってこんな人だったんだって感じでした。 エディプス・コンプレックスの話についても、書く前の調査が甘い気がしました。初対面であんな話をするお医者さんはいないと思います。エディプス・コンプレックスは別に病気じゃありませんし、いまどきフロイトによっぽど傾倒しているお医者さんだったのかな。 博士がそれまであんなに渋っていたのに、終盤弁護士等にぽいぽい秘密を吐いてしまうのも適当感が否めません。 で、最後の一文は「お前それが書きたかっただけだろ」って正直思いました。小説を書く前にその一文を用意してから始めたのかな、みたいな。 そのために、終盤があんなに適当だったのかなあと思います。作者のどや顔が浮かんでくる気がしましたw あんなに散々ひどいことをしてきたのに、都合のいいところで都合よく純一を戻して、っていうご都合展開でごまかしたなーって感じ。 娯楽作品として時間をつぶすためにはいいかもしれません。後半、登場人物のほとんどが最低で胸糞悪すぎるので、娯楽にも向いてないかもしれませんが。 とりあえず、書き込んで欲しいところを適当に流して、どうでもいいところをやたらごちゃごちゃと書いている作品だなあという印象でした。 | ||||
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読み出したら次の展開が気になって一気に読み進んでしまうタイプの物語です。 ドナーの謎は早い段階で分かってしまいますが、この物語の面白さは「変身」の謎解きというよりは、作者はいったいこの物語をどう着地させるのか知りたいという好奇心にあると思います。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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【ネタバレ注意!!】 脳のドナーが奴であったというのは文脈からしても読者は早々に感づくところ、ていうか、東野圭吾がそのように書いています。 なので、後半で『ドナーは奴だったんだ!!』というのは全くの驚きは無いし(読者はみんな『そりゃそうでしょうよ・・』という感じで受け取ったと思う) ジュンの異常者への変貌ぶりも余裕で予想できる範囲なのでひたすら淡々とダラダラとストーリーは過ぎていく・・・ そんでもって、最後は右脳を打ち抜いて(奴を殺して)決着を付ける・・・ なんか・・もうちょっとやりようが無かったモノかなと思うな・・・ | ||||
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こわ~い! 後半、止まりました。これ、テレビドラマとして、やったそうだけど、みてみたかったかも? | ||||
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欲しいモノがすぐに手に入り 痛みも少なく 安く 早く届く 便利で 最高です 今後ともよろしくお願いします | ||||
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主人公の成瀬純一が、気が弱くおとなしく従順で優しいというのは、成長過程などののエピソードが具体的なので納得できる。 しかし、脳移植のドナーについては、「エディプスコンプレックスでこうなった」というだけで、具体的なエピソードが少ない。 エディプスコンプレックスが強いというだけで、あんなに凶悪になれるのものなのか? この小説は、世界初の脳移植という設定を別にすれば、「ジキル博士とハイド氏」に似ており、成瀬とドナーの関係を、ハイドに脳を侵食されていくジキルに似ていると考えてもおかしくないと思う。 その分、新規がいま一つという感じもする。 | ||||
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短時間で読みきれるボリューム。 まずまず引き込まれました。次は何にしようかな。 | ||||
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一人勝手に【東野圭吾キャンペーン開催中】につき、今まで人気過ぎて避けてきた、東野圭吾さんの本を何冊か読んでみています。こちらは4作目。 読み出したら、先が気になって止まらない面白さはあるものの、ポジティブな話の流れではないので、なんだか後味は悪かったです。本を読みながらヒヤヒヤする感覚が苦手だからだと思いますが。それに、私にはえぐ過ぎる描写も所々有り。 わりと早い段階で移植の真相も見えてしまったので、それを逆に裏切るなにか大きなどんでん返しでもあれば、☆は4か5でした。終わり方があっけないというか、少し物足りない。 いくつかしっくりしない部分もありますが、読んでいて退屈しなかった点はとても良かったです。終盤、消えゆくジュン(主人公)の人格が奥底から出てきて、「君を愛したことを忘れない。」と恵に残した言葉は胸にジンときました。 東野圭吾さんはあと、『容疑者Xの献身』を読みたいと思っています。どんな感じの文章を書く人なのか少しだけ分かってきたので、その後は、機会があれば読むけど、特に好んでは読まないかなぁ・・・ | ||||
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ある人が生きているか死んでいるか―おそらくこれほど明確な違いはないと思っていたことが、実は何とも不確かなものなのではないか、という疑問、驚き、そして恐怖に愕然とした。 主人公は右脳を損傷した後、脳移植手術を受け、一命をとりとめる。 命が助かったことに安堵したのもつかの間、次第にドナーの人格に影響されるようになり、自分が自分でなくなっていく恐怖と嫌悪に耐えかねて、ピストルで自らの右側頭部を撃ち抜き、植物状態を経て死に至る。 主人公の心臓が停止して、主人公の生物としての一生は終わった。 しかし、移植手術後に、自分本来の人格が失われていく中で存在した主人公は、果たして人として生きていたと言えるのだろうか。 人として生きていくためには、肉体に加えて、アイデンティティーがいかに重要であるかを考えさせられた。 一体、人は何をもって生きていると判断し、何をもって死んだと判断するべきなのか。 普段、これだけは疑いようもなく明らかであると信じていた、人の生死が、見方次第で、なんと曖昧なものであることか―。 そして、今このレビューを書いている私自身、生きていると胸張って言えるような人生を送っているだろうか―。 | ||||
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東野圭吾さんの本を読むのは『探偵ガリレオ』に続いて2作目です。 彼は多数の作品を出版してますが、 こんなに面白い本が他にもたくさんあるのですか? 本作ですごいと思ったのは、一瞬の変身ではなく、 だんだん変身してゆく過程が描かれていたことです。 後半最後の部分になってページ数が少なくなった時、 「この状況で、一体どの様にして終わらせるのだろう?」 と思いました。 読後に1つだけ読み取れなかったことがあります。橘直子が 主人公と懇意になったのは、彼に好意を抱いてたから? それとも単に研究のため? 彼女の心理が描かれてなかったので、 よく分かりませんでした。 | ||||
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犯罪者の脳を移植され徐々に人格が変わっていく主人公とそれを支える彼女。 感性の大切さについて考えさせられました。 今までと感性が変わってしまった事に苦しみ死を選んだ主人公。 そしてそれを些細なことと記し、移植後に人間性が影響することに焦点を当てる医者。 いろいろ考えさせられる作品です。 | ||||
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東野圭吾を読んで約15作目、はじめての凡作に行き当たった。 粗い。後半は特に早く終わらせたいのかと思うほどの乱暴さを感じた。 いつもの絹のような繊細さがまるで感じられなかった。 要するにテーマのせいだ。 「脳移植」などという面白すぎるテーマに潰されたのだ。 克服できなかったといってもいい。 作者の力を持ってすればテーマが「気管支炎」でも「ニキビ」であっても素晴らしい小説が書けるはずだ。 面白くなって当然のテーマであるがゆえに、かえって迷いが生じて凡作になってしまった。 毎年コンスタントに小説を書いていれば、きっと中だるみもあろうと好意的に理解する。 | ||||
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まず、文章的な感想では・・・。 直前に『ゼロの焦点』を読んだので、単文が列挙されたこの本には閉口しました。それと情景・心理ともに描写が素っ気なくてどこか物足りなかったのも残念です。 テーマは三月記と同じかな。中学時代の記憶なのであまり覚えはありませんが、この本もハッピーエンドではありません。 普遍的ではありますが、山月記同様に決して軽くはありません。「軽くない」テーマをエンタメとしてドラマティックに読めるのは良いのですが、「自分とはなんぞ?」と考えたくない・考えたことのない人にはただの狂気が詰まっているだけかもしれません。 ただ「救いようのない終わり」じゃないですし、ドラマティックな展開も飽きさせなくて良かったですね。すらすら読めることも手伝って結構没頭しました。まあ、レビューでどなたかも言っている通り予定調和は予定調和ではありますけど、文章含めて敢えて分かりやすくしているんでしょう。『お約束』みたいなモノとして意識しなければ、十分物語に入り込めます。 | ||||
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脳移植をした主人公が少しずつ人格が豹変していく。 元々おとなしくて内気な青年だったのが、段々と誰彼かまわず攻撃的になり、凶暴になっていく。 当時付き合っていた女性への愛情までも変化してしまう。 彼にとっては耐え難いことだった。 彼に何が起こったのか・・。 ドナーは一体誰だったのか? 印象に残った主人公のセリフが 「(中略)今日の自分が、昨年の自分と違うんだ。 そして明日目が覚めた時、そこにいるのは今日の自分じゃない。 遠い過去の思い出は、全部別人のものにしか過ぎなくなる。 そんなふうにしか感じられないんだ。 長い時間をかけて育ててきたものがことごとく無に帰す。・・・それは死ぬってことなんだよ。 生きているというのは、単に呼吸しているとか、心臓が動いているとかってことじゃない。脳波が出ているってことでもない。 それは足跡を残すってことなんだ。後ろにある足跡を見て、 たしかに自分がつけたものだとわかるのが、生きているということなんだ。・・・」 と言うところ。 なるほど〜。 ふと、自分が認知症など何らかの疾患によって人格が変わってしまうようなことがあるとすれば、 それでも自分は生きていきたいと思うか?と考えさせられました。 詳しい感想はブログで書いています。 ↓ http://brown30.main.jp/blog/2014/03/02/henshin/ | ||||
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東野圭吾の本は殆ど読んできましたがこれほどでに衝撃をうけた本は今までありませんでした 個人的な感想として最初の100ページで飽き飽きしてましたが最後の100ページは読む手が止められませんでした 崩壊や残酷の中にも切なく輝く文章にグッと来ました 是非ともおすすめしたい一冊です | ||||
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東野圭吾さんの小説は色々読みましたが、この「変身」が一番面白いと感じました。内容は、事故にあい、脳移植をすることになった男の話ですが、穏やかで優しかった彼が、次第に脳のドナーの性格に変わっていく様が非常に恐ろしくリアルに表現されていて、その変わっていく様を目の前で見ているかのように感じる程その描写が上手いので、読んでいてその恐ろしさに息をのみました。かなり猥褻なシーンもありますが、性癖まで変わっていき、自分が自分でなくなる恐怖と不安を見事に表現していて、最後まで目が離せない内容でした。 | ||||
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ものすごく続きが気になって、読むのをやめられない小説です。最初は本格ミステリかな?と思ったのですが、最後まで読むとちょっと違いますね。 脳手術をした主人公が、なんだか能動的に活発的にするどく、そして残忍に『変身』していく描写が最高に上手く、面白く、『アルジャーノンに花束を』みたいだ、と思いながら読み進めました。ミステリだったら、なんだかもう想像を絶するようなどんでん返し(実は移植したのはセミの脳だったとか)が待っているはずだ、と覚悟していましたが、これはむしろソフトSFですね。読了して、あれ?これで終わり?もうひと波乱ないの?とびっくりしましたが、みなさんのレビューを見て、改めてラストを読み返したら、ああなるほど、ここが強烈な読みどころだったのか!と納得。 この素晴らしい『面白さ』は最近の小説にはなかなかありませんね。さすが! | ||||
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世界初の脳移植。 移植後の経過が超重要な医療チーム。 その背後にうごめく謎の…。 時間の経過とともに、移植前とは明らかに変わっていく 自身に戸惑い、真実を探ろうと必死にもがく主人公。 物語が進むにつれて、未知の世界だが、 う〜ん、とうなるような、リアルな描写はさすが! 一気に引き込まれ、最後まで全く飽きもせずに読ませて頂きました。 最後の最後に、移植に関しても考えさせられました。 本当に面白い作品でしたо(ж>▽<)y | ||||
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