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殺意・鬼哭
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殺意・鬼哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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気持ちが重くなる、作品でした。でも、さすがに彼女の文章力と人間を描くものは奥が深く感銘いたします。素晴らしい作家さんです。 | ||||
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ミステリー小説で、特に殺人事件などを扱った作品で大切なものは、「動機」だと思う。 人が人を殺すということはどういうことなのか、そこに至るまでの経緯、背景がしっかりしていること。 それを読み、やっぱり人は殺してはいけないということや、自分にあてはめて考えてみて、例えば自分の周りの人にそこまで考えさせるだけのことをしてはいないか、などを考えてみることが大事なのだと思う。 そういった意味で言うと本作は、外れといってもいいかもしれない。 だが違った意味で考えさせられるものがある。 それは「人はどんなことで殺意を持つのかは本人以外解らない」ということだ。 殺人事件などが起こるとニュースなどでコメンテーターが、犯人の動機を分析したり意見を言ったりする。 だが私はこう思う。 そんな、極限にまで追い込まれた状態なんて誰にもわからない。 解るとすれば本人だけだ。 だから、一部の人を除いて、殺人の動機なんていうものは読もうとしたって意味がない。 そんなことをするくらいなら、自分はそんなことをしないように心掛けることや、周りの人をそこまでの状態まで追い込まないことだ。 ちょっと今まで読んだミステリー小説とは違うので星は3個にした。 だけど読む価値はあると思うので、一度は目を通しても良いかもしれない。 | ||||
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読む順序として『殺意』『鬼哭』で正解だったと思いました。 『殺意』は加害者視点で、『鬼哭』は被害者視点での物語構成です。 片や親友と思い込んで付き合ってきた男、しかし実は相手にどう思われていたか…。 これは男女年齢に関係なく、誰もが一度は触れる問題のような気もします。 かと言って、どちらの男にも同情できないものがあり…。 これは好みに寄ると思いますが、私は『鬼哭』より『殺意』のほうに読み応えを感じました。 乃南さんは男性の心理を描くのも巧い作家だなあと改めて思わされました。 | ||||
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