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魔球
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魔球の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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予想外の結末でした。 悲しく、かつ辛く、そして、スリリングでした。 | ||||
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夏の高校野球が佳境に入った頃合に図書館にふらっと 立ち寄った際に高校野球特集コーナーで見つけた本。 東野圭吾さんの作品はいくつか読んでいて、だいたい いつも早い段階で犯人に関する描写があるイメージなの だが、本書に関しては、犯人の描写がないまま終盤に 差し掛かり、最後はスピーディーに展開する。 最後は、「なるほどなぁ」と思う一方で、「う~ん・・・?」と 思う冷めている自分もいたが、おもしろく読めた。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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武志という孤高の天才ピッチャーに巻き起こる事件とその真相を描いた物語。 最初の甲子園のシーンから、事件から24年後の最後の回想シーンまで、全く飽きることなく読めた。 武志が表現した熱い青春を感じ、また、自分も高校時代、罪なくらい真っ直ぐで熱い時期が確かにあったなと懐かしくなった。 青春は情熱と愛、そして幼さゆえの危うさに満ちているいうことなのだろう。 | ||||
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乱歩賞受賞作の放課後の前年に最終候補まで残っていた作品です。デビュー前の作品を受賞したのだからということで世に出た作品。昭和40年代ごろを舞台にした高校球児達の殺人事件を描いている。この当時から話の展開のうまさが光り、最後に事件の真相が判明すると泣かずにおれない感動作だが、ややこの犯人象が強引で必要以上に悲劇性を強調し過ぎであざといと感じてしまうかもしれない。確実に泣ける感動作だが好きかと言われるとあまり好きではない、そんな作品だ。 | ||||
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主人公の特異な生い立ちとその特殊技能があるがための 結末という展開でしょうか。 犯人は全く予想もしない人物でしたが、それを うまくまとめるところが作者の真骨頂でしょう。 それにしても、この作者の作品には 親が子供の頃になくなったとか、離婚したとか 隠し子とか、そんな境遇の子供がよく出てくるのが ちょっとあれだな。 | ||||
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東野圭吾さんの初期の小説。 1964年が舞台となっていて所々に現代との違いと感じることが出来る。 東西電機という会社爆破未遂事件と野球部員2人の死がどうつながるのか 読み始めた当初は全く分からなかった。 しかし最後には意外なオチと共に見事に謎が解けていく快感を味わえる。 武志のあまりにも高校生ばなれした考えには驚くが・・・ 作家デビューする前に既に書き上げていた作品とはいえ 現代の東野圭吾の小説に通じると実感。 いわゆる本格推理、館モノではなく当時は異色だったかもしれない。 現代では魔球のような推理小説が王道となっている。(少なくとも自分はそう思う) 伏線とその回収。見事なオチ。これこそが東野圭吾だと改めて思った。 | ||||
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貧しい家庭で育ちながらも、今を立派に生き、家族愛に満ちた作品。 自分だったら、ここまでして家族の事を想い、行動することが出来るだろうかと思ってしまった。 読後感も非常に良く、最後の結末の余韻に浸れた、優れた東野作品だと思えた。 | ||||
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つい最近読みました。他にも東野さんの作品はたくさん読んでますが、普通に面白いけど他の作品に比べるとトリックなどの点において少し弱いしなーと読み終えた直後は思いました。しかし読んで少したつと須田武志というあのキャラクターがとても印象に残ってるのに気づきました。彼の動機や家族にたいする思いなどがほんとに切ないしかっこいいなーと思いました。他の部員たちの描き方もまあ少しイラつくけど自分の高校時代やってた部活と少しかぶってリアルでうまいなーと思います。武志と北岡のバッテリーの描き方もなんかバッテリーって感じでよかったです。 なんか青春って感じ。いま思えば個人的には東野さんの作品のなかで5本の指に入るくらいの出来だと思います。余韻では一番ですかね。普通に今思い返せば泣けます。おすすめですよー | ||||
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作者の書籍化された本としては最初の本ということもあり、粗っぽさが多少ある。 しかし、豆をペースト状にする時に完全に磨り潰すよりも少しくらい粒が残っていたほうがいいように、粗っぽさがそういった良さを醸し出している。 作者の「型」は最初から作り上げられていたんだなと感じる一冊。 | ||||
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主題となっている運動競技は好きではありません。 具体的な運動競技に関する記述は読み飛ばしました。 本書が,本当に,東野圭吾が投げた魔球であることが分かりました。 運動競技を除くと、企業における安全、事故への対応を警告するものであるとともに,大企業病におちいっている組織への警鐘にもなっています。 略歴から,著者が電気装備会社に勤務していたことがわかります。 物語にどのような影を投げかけているだろか。 ガスバーナのゴム管が劣化していて起きた事故を, 操作ミス、手順ミスとして事故報告書を作成し, 個人の責任に押し付けたという関係者1。 電気の仕事をしていた父親が感電死したあとの 処理が不十分で苦労したという関係者2。 子供ができたのに,組織の上司の娘と結婚するために 分かれ,その後,関係者2に引き取られる関係者3。 関係者1から魔球を教えてもらう関係者3。 うまく組み立てている,大企業病と安全に関する社会派小説だと読めます。 | ||||
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東野さんの幻のデビュー作といわれるのが「魔球」です。 一番最初の作品にこそ、その作家のすべてが体現されている、と言われますが、その後の東野作品につながる いろいろな要素を感じることができるでしょう。 レビューをされている方の中にはネタバレもありましたので、様々な方のレビューを全部読んで判断するのでなく、 是非、一度まっさらな気持ちで手にとって、この本を読んでみてほしいです。 人間描写のうまい作家さんですけど、初期作品として、テクニックに走るのでなく、荒削りな部分もありつつ、 しかしなお心に響くものがある作品です。 推理小説に何を求めるのかは人それぞれですし、私も複数の要素を求めます。ロジックの完璧さや人間描写のうまさ、… いろいろあると思いますが、夢中になって読める没頭感は半端じゃないですよ。 私はこの作品の主人公に共感しましたので、いろいろな作品の中でも特に心に残る作品となりました。 | ||||
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30代、男です。10数年ぶりに、再読しました。10数年の間、結婚したり、子供を持ったりと自身の状況が変わったせいもあるのでしょう、すっかりストーリーも忘れていて、さっぱり先が読めず、前回以上に楽しめました。10数年前、東野氏の作品を読みつくし、「知ってしまった哀しさ」に打ちひしがれていた時期がありました。氏の作品を未読の人たちが羨ましくて仕方がありませんでした。あれから年を取って「忘却」の恩恵にあずかる・・・生きてて良かった!これは「神様からの気まぐれなプレゼント」です。 | ||||
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高校野球と企業の爆破未遂、そして殺人事件。これらの謎が一つにまとまっていく過程が自然で良かったです。主人公の野球にかける強い信念、そして家族への愛・・・彼の幸せを願わずにはいられない気持ちになりました。明るいラストではありませんがとても感動できた物語です。読み終えた後に深い余韻に浸りました。 | ||||
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全体的には面白い感じはしたけど、東野圭吾らしい最後のどんてん返しが ちょっと物足りなかったかな。 えっー!って言う意外な感じじゃなくて、なんとなくオチが読めてしまいました。 そこだけがちょっと残念。 | ||||
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開陽高校のエース須田武志が甲子園1回戦の9回裏二死満塁で投げた「魔球」の謎を巡って展開されるミステリ。大手電機会社に仕掛けられた爆弾を巡る事件と、高校の野球部員が殺害された事件、全く関係ないと思われる事件が物語の後半からうまく絡んできて、1つにつながるのは見事だった。武志の家庭は父親がおらず裕福ではなく、お金を稼ぐ手段として野球をやっている事情もあるため、全体的に暗い雰囲気で展開され、事件も悲しい結末だった。それでも、家族に対する想いがきちんと伝わってきたのがよかった。 | ||||
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この「魔球」の裏の柱として僕らの見えないとこで存在し続けたのは明らかに武志の過剰でありしかし魅力的な性格だ たった一人の人物から表も裏も展開されるこの魔球は東野圭吾さんの作品の中でも傑作と呼ばれる一つではないかという印象を受けました 個人的にはこの武志の約束ということに対する尋常でない執着心が一つの魅力でもあり、まさにこの物語全てを作り上げているのは事実です 魔球というタイトルも個人的には好きでした! | ||||
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ミステリーだけど、泣けます。 あまりに哀しい展開に涙しました。 やっぱり東野圭吾の小説ってただの推理ものじゃなくて、背景にしっかりと“人間”が描かれているからすごい魅力的だと思います。 「魔球とは?」「犯人は誰か?」という事よりもここに描かれた“愛”が一番印象的。 それも恋愛じゃなくて、家族愛。 なので読み終わったあとも「犯人がわかってすっきり!」ではなくいつまでも切ない余韻が心に残りました。 映像では見たくないけど、またいつか読み返してみたい一冊です。 | ||||
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題材が高校野球ということで、書店で人目惚れし購入。 クールでぶっきらぼう、そしてどこが陰のあるエースピッチャーの武志。 彼に自然と感情移入し、すんなりと世界に入ることができた。 終始暗い雰囲気で、ふと『パワプロクンポケット4』の日の出島を舞台にしたサクセスを彷彿させた。 結末付近で嫌な予感を感じさせる展開が続き、ページを繰る手が鈍っていることに気づいた。恐かった。 | ||||
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