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魔球
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魔球の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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東野圭吾さんの本は わたしには合わないかもしれません。 もう少し読むつもりですが、 こう、 この文章いいなあ!って、わたしはそういう文に出会うと、棒線ひきます。 だから好きな本はもう汚いというか。 東野圭吾さんの本、読み終わっても綺麗なままなんですよねー。 | ||||
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序章ですでに挫折の予感がしていました。 が、そこは圭吾!殺人事件を皮切りに複数の事件が次々と。 そして色々な事実が浮き彫りにされ最後はなんだか とても悲しい結末...のはずがホッとした感がありました。 | ||||
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高校が舞台でありながら、高校野球と似ても似つかぬ連続殺人事件、誘拐事件を描きながら、そこに潜む人間関係を緻密に描いた東野圭吾初期の作品です。 キャッチャーの突然の死。犯人ではないかと疑われた天才投手にも起こる猟奇的殺人の犯人とは。 東野圭吾のスポーツ関連作品といえば、スキーを描いたものが多く、野球が舞台になっているのはこれぐらいではないでしょうか。映画化されるとしたら艶っぽい女教師役が誰になるのか興味があります。 1990年代の初期の作品なので、最近の東野作品と比べると見劣りしますが、謎解きよりもヒューマンドラマに重きを置いている点が東野圭吾っぽいと感じられる作品です。 東野ファンとしては見逃せない大事な作品で、一気に読めます。ただ少しの不自然さ、スッキリしなさが残ってしまいます。 加賀恭一郎シリーズ、ガリレオシリーズなどの一級作品とすると少し見劣りしますが、一度は読んで損のない作品です。 | ||||
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甲子園出場の立役者であるバッテリー連続殺人。利き腕を切り落とされ殺害されたピッチャー。マキュウというダイイングメッセージ。 ぐぐっと読み手を引っ張っていく技は流石だが、被害者が高校球児であることに抵抗感があり、ミステリとして純粋に楽しむことがでなかった。 犯行の動機は登場人物のキャラクター設定によるところ大であり、ここが響くかどうかで面白いか否かが別れるのだろうと思う。猟奇的であることの必然性に納得ができず、謎解きありきの作品のような印象を受けた。 本作品には、捜査関係者の恋愛事情等、サイドストーリーがいくつか描かれているが、はたして必要なのだろうか。物語の厚みといえばそうなのだろうが。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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東野圭吾さんの作品としては、平凡な内容。 最後まで読んでも意外性はないし、人間ドラマとしての深さも感じられなかった。 人間ドラマとしての深さが感じられない理由としては、事件の背景にある動機が肯定できないことが大きい。 爆弾設置事件の真相、愛犬が先に殺されていた理由、ダイイングメッセージ等のミステリー的仕掛けもそれほどのものではなかった。 「魔球」がこの作品のキーワードなのだが、それが作品の意味として、ピタリとはまっているとは思えない。 | ||||
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事件そのものは単純な殺人(傷害致死?)だが、それをこんなに複雑に描くとはねえ。 面白いのだが、複雑にした分「取って付けた」感じが強くなった。 犯行の動機もあまり理解できない。 天才と何とかは紙一重ということなのか? | ||||
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今から考えるとかなり昔の作品であるが、 読みやすさは一級品。 とてもスムーズに読めました。 題材が野球なので、野球を知らない自分でも読めるか不安でしたが、試合の描写は少なく、メインはミステリーに従事していたので、推理小説として読むことができました。 もっともっと東野圭吾の作品を読み漁ろうと思います。 | ||||
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全く関係のないように見える、いくつかの事件が 読み進めていくうちに繋がっていく。 事件の全貌が分からないまま、序盤から終盤まで 小説の中へぐいぐい引き込まれていった 理由は、須田武志の人並み外れた強い信念と 人を寄せ付けない尖がった性格に惹きこまれたからだ。 主人公以外にも野球部の人間関係の描き方に感心した。 ただ事件の動機についてどうしても理解できない部分があってこの評価になった。 須田武志の考え方や人間性に違和感を感じる方も多いと思う。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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第30回江戸川乱歩賞最終審査にも残った東野圭吾初期の作品。25年以上前のものですが、東野らしいさりげない伏線と見事な回収が成されており、現在の作品と比較しても遜色ないと思います。ただ、基本的なストーリーの部分が私の好みではなく、それほど心に残りませんでした。東野作品を例にとって言うと、私の場合、『容疑者Xの献身』『秘密』『時生』などが好きですが、『赤い指』は良い作品ではあると認めつつも、それほど好きではありません。『魔球』も『赤い指』と同様で、人に勧めてもイイほどの文学的価値があるものと認めつつも、私はそれほど好きではないという好みの問題で★3つという感じです。あえて言うなら、家族愛作品が好きな方、かつてスポーツの夢を怪我などで断念した方にお勧めしたいです。 | ||||
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良質の作品を多数輩出している作者であるが、初期はミステリー色が非常に強いことは有名である。本作品もミステリであるが、現在の作風に通ずる人間的な機微を大いに含んでいる。高校生の登場人物の心理描写など、実にうまい。 舞台は昭和であるが、その当時の雰囲気がうまく出ている。「巧い」と言わしめるテクニックがある。ファンなら必読。 | ||||
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まったく関係なさそうな事件が2つ発生する。 それがだんだんと繋がる。 そして巧みな描写。 これらがこの作品の面白さだろう。 しかし、あまり楽しめなかった。 というのは、主人公である須田武志がどうもうまくイメージできなった。 彼の性格がいまいちしっくりこなかった。 ミステリーの方も、どんどんと後付けの情報が出てきて解決した印象。 ただ展開はとても面白い。 中盤の展開には、思わず「えっ?」と声が出るほど驚かされた。 最後に明かされたライトの件や、右腕の件も面白かった。 きちんとすべてがつながる。完成度は高い。 ただ、主人公の性格に納得できるかどうかで、評価がガラッと変わりそうな作品です。 | ||||
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話の途中までは良かったのですが武司の裏切られたらキレて何をするかわからない性格から犬を殺してそのまま友達まで殺してしまう部分が何かしっくりこなかった。裏切られたからって犬まで殺すか?と思った。あそこの部分がかなり内容が薄いように感じた。ああいう風にするならもう少し武司の性格がわかるような描写が他の部分であったらよかった。 | ||||
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冒頭の、息詰まる甲子園の試合描写で一気に引き込まれた。そして繰り出された『魔球』。 物語はうってかわって、爆破未遂事件、高校球児刺殺事件と何の関連性もないような事件 に移っていく。しかしながら、全体にちりばめられた伏線と全てのエッセンスが最後には ひとつに結実するラストは見事であった。 だが、作中に出てくる武志の性格・意思はややもすると独りよがり的なところがあり、 彼に感情移入できるかどうかで作品の評価は変わってくるのではないか。純粋といえな くもないのだが・・・ | ||||
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捕手の北岡が殺され、動揺する野球部員たち。そこへ第2の事件が!「魔球」の意味するものは?作者は、揺れ動く少年の心理をていねいに描いている。そして須田の心も・・・。誰も、本当に悪い人間なんかいない。それなのに起こってしまった事件。須田やその家族、そして仲間たちのことを思うと、やりきれなさが残った。 | ||||
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最近の東野作品では、「白夜行」「殺人の門」に通じる作品である。甲子園大会の決勝九回裏2死満塁で★手須田が投げた魔球。この球を受けた捕手北岡の刺殺体が発見される。犯人については、「鳥人計画」ほかオープンにしていないものの、容易に予測がつく。本作品は、犯人が殺人を犯した動機が明らかになる過程を楽しむ作品である。しかしながら、その動機について★、私自身は余り納得がいかなかった。犯人がそれほど追い詰めていたと解釈すればよいのかもしれないが、この動機で人を殺すことができるだろうか? | ||||
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