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魔球
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魔球の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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活字が小さくて読めない。 | ||||
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放課後より前に書いた作品ということで、殺人の動機が放課後以上に弱すぎる。 偶然多すぎる。医者にかかったわけでもないし、高校生なのに再起不能なスポーツ障害とはなにか? ちょっと違和感を覚えて、本を読んだだけで高校生が「俺はもう再起不能だ」と判断できるわけがない。 プロは無理としても電気会社なら入れてくれるんだから、少しでもお金を手にしたかったんなら高校を中退して電気の会社に入って 給料を少しでももらえばいい。 投手の本当のお父さんがお母さんと一年間離れた間も仕送りはしていたはずなのに死ぬほど困窮していたのはなぜか? たかが兄に引き取られたくらいで行方が全く探れなくなったのはなぜか? ダイナマイトや雷管などが簡単に手に入りすぎ。 魔球の正体がわからないまま。 投手が捕手を殺したとしても自殺するほどのことじゃない。 右腕を切断する理由がない。 弟が無茶な願いに唯々諾々と従いすぎ。 投手が足を怪我した年上の投手にタメ口はおかしい。 殺人犯を目撃した教師が警察に秘密にする理由がない。 家計が苦しいのならなれるかどうかわからないプロ野球選手より普通に就職すれば 高度成長期でもあるし、確実にお母さんを助けられる。 | ||||
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ネタバレです。注意です。 事件の発端が不愉快です。 須田武志という人物は本当に素晴らしい人物か? 須田武志はグローブも犬も同じ「物」としての認識であったのでしょうか。それともただただ大切な物を奪い取って思い知らせてやろうとしただけなのでしょうか?だったら大切なものが人であったら同じようにしていたのでしょうかね。 約束を破る事はいけないことですね。けどそれが善意からの約束の反故なら、少しでも北岡の意思を汲み取るべきだったのでは? 高校生にもなって相手の主張を汲み取ることもできず、話しあいもせず、一方的な報復で犬を殺す。そりゃ一応大切にしている命ですから。グローブを切り刻むのとはわけが違いますよ。そりゃ北岡君も怒ってむかってきますよ。 まったく小学生の時の論理展開と変わらない須田武志。なんら成長していない須田武志。グローブと同じ様にいくと思ったのでしょうか?ちょっと考えればわかりそうなものですが。 そのほか、目的の為なら大切な恩人の家族(血はつながらない)に死体損壊の罪も被せても平気な須田武志。 北岡君(と犬)を殺してしまったのにもかかわらず、遺族に何の詫びも配慮もない須田武志。 ちょっと幼な過ぎませんか?須田武志。 もしこの小説を読んで感動した方、 ちょっと待ってください。 須田武志はこういう人間ですよ。 もう一度だけよく考えてください。 水を差すようなことを言いますが、 須田武志はこういう人間ですよ。 | ||||
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東野氏の作品を手に取ることは、しばらく避けようと思ってしまう作品でした。 容疑者Xは秀逸の作品でそこから東野氏の作品をいくつか手に取ったが、 白夜行は長編だがあっという間に読み切り、、 でも後味の悪さもやもや感は続編の幻夜を読んでも払拭されない。。 「手紙」は面白かったので、またいくつか手を出したが、 どれも後味がいまいち、、どの作品も読みやすいので電車の中でスラスラ読めるが、 容疑者Xを超えるものはない。 で、「魔球」だが、、タイトルのつけ方も気に入らない。 話のオチに納得感がなく、「ついていけない。」と感じました。 悪い言い方ばかり並べましたが、高校野球を題材にする以上、 もう少し健全な精神状態のものが展開されないか、と最後まで少し期待しましたが、 ガッカリです。 東野ワールドは、私には合わない。と結論づけた駄作です。 ファンの方には、不愉快な書き込みで恐縮です。。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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「この作品で作家としてやっていける自信がある程度ついた」と作者が語る作品。ただし、これは 『幻のデビュー作』と呼ばれる。それだけに状況設定が強引であり、構成も突っ込みどころは多い 1964年と言う時代設定。東京オリンピック年のドラマであり、日本は高度成長期の真っ最中。 この背景の理由はこのドラマと事件はこの時代だからこそリアリティがあり、現在では起き得ないから。 高校で殺人事件が起こる衝撃。対照的な健全スポーツ野球がそのカギとなり『魔球』というキーワー ドがちらつきはじめる。 強引と言った理由は武志が弟に出す「最後の命令」だったり、細かいところではかなり危うい設定 を強引に進めている印象があるから。その意味では冒頭の通り『プロへのプレ作品』なのだと思う。 そして魔球の根拠が案外中途半端でタイトルになるかが微妙であること。 賛辞が多いのは逆に違うと思いますのでモンスター作家になる東野圭吾の足跡たどる最初の一作と 読んで戴くのが正解と思う。この頃から作者の傾向性がよく出ていますし。 | ||||
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とある会社への脅迫事件と高校生球児殺害事件。 一見無関係に見える2つの事件が、魔球のキーワードを核に収束していきます。 物語が進むにつれて新たな事実が発覚していきますが、どうも警察の努力の賜物といった現実感がついてまわり興が削がれてしまい、かと思えば中心人物である須田武志の考えはおよそ現実離れしていて、後先を考えない彼には現実感を感じませんでした。 しかし事件を脇においてみてみると、彼の尖った性格と青臭い台詞回しはとたんに魅力的に見えてきます。 この少年が夢をかなえるために努力し、およそ常人が乗り越えられないだろう試練を越え、最後に輝いている姿を見て見たいと思いました。 謎解きのカタルシスは無く、ミステリーとしてはどうにもしっくりこない部分が多かったですが、夏の夜のような淡い切なさと爽やかな読後感は魅力です。 | ||||
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