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七十歳死亡法案、可決
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七十歳死亡法案、可決の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 1~20 1/4ページ
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今すぐに70際歳安楽死執行してうちの義母がいなくなればいいのにと思った もちろん義母がいなくなったら法律は解除 旦那は周囲から避難の目と言葉を浴びてどん底まで落ちるがいいよ | ||||
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とても面白かったが、主人公が家出してからとんとん拍子で何もかもがうまく転びすぎな気もした。でも、とても面白かった! | ||||
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映画『プラン75』をさらに過激にした舞台設定。 よかったところ。 最後は明るい感じで終わった。 リアリティーはともかく、問題を提示するだけではなく、解決方法も提案していること。 ディスカッションの切り口に使ってみるのはいいかも。 イマイチだったところ。 この法案が政治的に成立するという説得力がない。 仮に成立したら高齢者の大規模な海外脱出が始まるはずだが、全く言及されていない。 でも、読めてよかった。 | ||||
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後味の良い作品でした | ||||
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題名だけだと堅い話のようですが、家庭が題材の話です。現在の若者の貧困・労働環境、若者の親世代の交流の欠如、その親たちの介護の問題が、うまく浮き彫りにされます。 そして、結果は… お楽しみ。 | ||||
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タイトルからはどんな話なのか不可解な感じで読み出しましたが??? 理想的なお話だとは思いますが、こんな総理大臣がいたら日本も変わるのではないかな?と希望を感じました。筆に力があり、あっという間に読破しました。読後もスッキリ感を得ることができてお勧めの一冊です。 | ||||
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題材が刺激的。成田悠輔が言っている「老人は集団自決せよ」を物語化したようだ。 2020年2月に「70歳死亡法案」が可決された。これにより、日本国籍を有する者は誰しも70歳の誕生日から30日以内に死ななければならなくなった。例外は皇族だけ。政府は安楽死の方法を用意する。 この法律が施行されれば、高齢者による国家財政の行き詰まりがたちまち解消される。2022年4月1日から施行される。すでに70歳を超えているものを含め約2200万人で、次年度以降は毎年150万人前後で推移する。年金制度の崩壊を防ぎ、医療のパンク状態を解決する。だけど、火葬場が足りないのが問題だ。 長寿は、人類に幸福をもたらすものでない。長寿は、国の財政を圧迫する原因となっただけでなく、介護する家族の負担を解決する。 これだけ基本的人権を破壊する法律は、小説の中でしかできないが、本来小説でも嫌われるだろう。 55歳の宝田東洋子は喜びを嚙み締めていた。わがまま放題、ねたきりの84歳の義母の介護に追われた十五年間。夜中にも何度も呼ばれ、排泄物の処理なども重労働なのだ。58歳の能天気な夫、30歳の無関心な娘、29歳の引きこもりの息子と家族はみな勝手ばかり。 「やっとお義母さんが死んでくれる」面倒な介護が、あと2年で終わると思うと内心うれしいのだ。 「70歳死亡法」によって義母がなくなれば、あと13年は自由に人生を謳歌できる。息子は、いい大学に入り、大手銀行に入ったが、3年で人間関係のためにやめて、就職浪人をして引きこもりしている。 大手新聞の世論調査、賛成28%、反対68%、わからない4%。反対が圧倒的に多い。 20代から30代の世論調査は、賛成87%、反対10%、わからない3%。 結局、年寄りの方が多いので、反対が多いのだ。 引きこもりの息子は、中学の同級生のブログを見て、関心を持っていたが、「死にたい」というブログを見て、自転車で彼の家を探すのだった。中学生の時に片思いをしていたリフォーム会社の社長の峰千鶴も、その同級生を一緒に探し、その同級生を立ち直らせる。 結局、東洋子は家出する。それで、義母の介護は誰がやるかという話になる。 そして、「70歳死亡法案」への反対運動が盛り上がっていく。宝田家は、どう変化していくのか。なるほど、うまい落とし具合である。 高齢化社会へのブラックユーモアになっている。大きな話と一つの家族の小さな話がうまく進んでいる。面白い。集団自決より、法律で決めちゃえばいいのだ。「70歳以上のみなさん。日本のために死んでください」! | ||||
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70才で死ねばよいと言いつつ、それは老人の考え方の問題であると考えさせるところが非常に上手い運び方だと思いました | ||||
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垣谷さんの本を最初に読んだのは「避難所」だった。次に「農ガール農ライフ」を読み・・・止らなくなった。そして、これまでの決定版と思ったのが、これ。すでに5~6冊は読んでいると思うが、初期にこんな本を書いていたのだと驚いた。 正直、今の政治は政治家がそもそも高齢者で、高齢者に厚遇している。子どもについても少しずつ予算がだされるようになったが、これでは少子化になるのも仕方ない。70歳でこの世を去る姥捨て法案とは、かなりショッキングだが、ひきこもりや、結婚できない若者、過労死、劣悪な労働環境の問題。よくぞここまで網羅して書いたものだと感心した。 そして、家族がいま、十分話しあったり、互いを理解し合う努力が足りない現実も突きつけている。家族がしっかりしていれば、振り込め詐欺などこんなに起こるはずがない。 多くの人が読んで、生き方を問い直して残りの人生を過ごすきっかけにできるといいなと思った。 垣谷さん、お見事! | ||||
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この作家は ホントに私が心の中に思っていることを言葉にしてくれる。この主婦と同じような年代なので、気持ちがよくわかるし そう私もそう思っているのよ!と共感できる。でも、私は多分ここまで出来ず 途中で家出しているか夫と喧嘩していると思った。 | ||||
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途中で止められず、一気に最後まで読みました。良かったです。 老々介護問題と、70歳安楽死、みんながザワザワする題材を、取り上げています。 登場人物それぞれの立場から、意見を言わせていて、とっても興味深く読みました。 最後の着地点も納得。 暗くなりやすい世界を、最後まで明るく描いています。 | ||||
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少子高齢化や老老介護という暗くてなりがちな話題を 取り扱っているが、最後には明るい気持ちになれるお話しで良かった | ||||
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この方の小説は、自分の現実生活にありそうな、身近に感じられることが多くて好きなのですが、 今回、このとんでもない発想の法案のお話、頁をめくる手が止まりませんでした。 ネタばれを避けると、あまり詳しい感想は書けませんが、自分を見つめ直すきっかけになりました。 そろそろ老いを意識し始めた方とかにもおススメしたい一冊です。 | ||||
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すらすら読みました!最高。 | ||||
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高齢者が三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を可決したとの仮説です。 我儘放題の姑、家事や姑の介護に無関心な夫、別居している無関心の娘、引きこもりの息子。 その時、介護疲れの主婦はどうする? なるほど、そうするか。 うちにも要介護2の母がいるので、考えさせられた小説ですね。 | ||||
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表題は過激だが、読んで納得します。 こういう風にみんなが納得できるとは思いませんがこういう方案を出す政治家がいても良いのでは? | ||||
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あまりにセンセーショナルなタイトルで、怯んでましたが、内容はうむ、、、少子化超高齢社会、、、未来の子供に担わす荷物が、、いやいや読んだら納得出来るはず。御一読あれ。 | ||||
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おもしろかった | ||||
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タイトルにも書いたが、これでもか、これでもかと思うくらい社会問題がぎっしりだったが、それが詰め込み過ぎという感じがなくすんなりと読めた。高齢社会、介護問題、嫁姑、ブラック企業、引きこもりなどなど挙げたらきりがない。主人公一家が本のタイトルになっている法案可決をめぐってそれぞれの人生を考えるようになっている点が詰め込み過ぎという印象を減らし、個に注目させているのかもしれない。ほんと、筆者はすごい!いろいろな意味で感動させられる話だった。 | ||||
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誰も、無関心では、いられないテーマで、衝撃的なタイトルで惹きつけられました。それそれの立場での、こころの動きやら、丁寧に書かれていて、勉強になりました | ||||
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