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あの日にドライブ



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【この小説が収録されている参考書籍】
あの日にドライブ
あの日にドライブ (光文社文庫)

あの日にドライブの評価: 3.76/5点 レビュー 62件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 61~62 4/4ページ
No.2:
(5pt)

最後にモチベーションを高めさせられる

「あの時こうしていたら」と何度も主人公は思う。そして、もしかしたら、こんなことが起きるのではないかと夢想する。等身大の、ありのままの、普通の人間の煩悩の、赤裸々な描写が、胸に迫りつまる作品だった。誰もが何度となく味わう感覚を呼び起こさせる。そして、最後には、「こんなことをしていられない」「ポジティブにならねば」と、モチベーションを高めさせられる気分になった。著者の意図はそこにあるのではないか。
あの日にドライブAmazon書評・レビュー:あの日にドライブより
4334924727
No.1:
(4pt)

またしても、荻原浩のテクニック全開

この主人公は恐ろしいほどめめしい。前半はげんなりします。更にサラリーマンの悲哀がリアルで、まさにサラリーマンである私は、一層げんなりします。以前NHKBS「週刊ブックレビュー」のインタビューで、作品の終局は必ず書く前に決めている、と著者は話していました。終局に向かう潔さ筆致のブレのなさが、最大の武器だと感じます。この作品でもその武器を如何なく発揮しています。私のげんなりした気分をポジティブな意識へいつのまにか転換させています。やや終局が綺麗すぎる感はありますが、四十過ぎの挫折したサラリーマンを巧妙に描いていると思います。前半で挫けなければ、荻原浩の世界が堪能できるはずです。
あの日にドライブAmazon書評・レビュー:あの日にドライブより
4334924727

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