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あの日にドライブ
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あの日にドライブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 1~20 1/4ページ
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。 また迅速に対応していただきありがとうございました。 良い買い物が出来ました。 | ||||
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最初は挫折からの再挑戦→成功の話かと思ったがそんなよくありそうな話ではなく、主人公なりに考え、みずからの道を見つけていくハートフルな少し面白おかしいお話で、一気に読んでしまいました。 | ||||
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誰あの時ああしてたら違う人生だったのではないか。誰もが一度は思うことだと思う。後悔しても戻れないけれど、後悔する必要があるのか?読み終わってスッキリほっこり前向きになれる作品だと思います。 | ||||
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人生 | ||||
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おそらく女性が読んでもあまり共感できないかもしれません。 しかし、アラフォーの男性なら、全ての人が共感できるのではないかと思う内容でした。 見事な人生への応援歌です。 カバー裏書を読んで「ファンタジーものかな?」と思い読み始めました。 違います。どこまでもリアルな、現実味のある物語でした。 人生をやり直せたら、今と違う人生を歩んでいたら、40代あたりになると誰もが一度は考えることでしょう。 時々、違う自分を妄想することもあるでしょう。 本書は、過去の自分、今とは違う自分を追い求めてしまう主人公の再生の物語です。 幸せな未来は、過去の中にあるのではない。 歩まなかった別の人生の中にあるのではない。 今、自分が歩いてきた人生の道の上に続いているのだ。 夢中で読み、自分の人生を見つめなおしました。 しんどいこともある。 うまくいかないこともいっぱいある。 でも、でも、 明日から、頑張っていこう。 そっと背中をおしてくれる、素敵な小説です。 主人公の牧村の妄想、女性は笑うのかな。 男なら、同じようなこと思いますよね。 どこまでもリアルで、 だからこそ、読んだ次の日から頑張れそうな気がする。 そんな小説です。 人生に疲れた40代男性、ぜひ読んでください。 | ||||
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タクシーの、お話かな?一気読みしたので、内容が、いまいち、解らないと言うか? あんまり、記憶に残らない本でした、でも、物語は、良かったと思います じっくり、もう一回読んでみたい本でした | ||||
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ひとことで──感動できませんでした。 「あの時、もしああしてたら、もしこっちを選んでたら・・・?」という、 「たら・れば」「ないものねだり」のテーマ(?)がじゅうぶんに表現されて いなかったのがその理由なのではないかと思います。 たら・ればの先にあるものが、もう少しきちんと描かれていれば 佳作になったのではないでしょうか。 また、学生時代に住んでいた「ノスタルジーの象徴」たるぼろアパートの扱いも なんだか中途半端で、もっと主張させるなら主張させる、ほんの小道具なら 小道具に徹するといった割り切りが必要だったのでは。 筆のキレは相変わらずの鋭さだし、タクシー業界のつっこんだ調査・取材も おそれ入谷の鬼子母神(なに時代の人間だ?)ですが、肝心の物語はイマイチ だった気がします。大好きな作家なので、あえて厳しい評価を──。 | ||||
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著者の僕たちの戦争がとても好きで、この作品もタイムスリップもんだと思い購入しました。 が、しかし僕の勘違いでした。 別に過去に戻るわけじゃないんですね。 そこ、かなりガッカリしまして、読む気が無くなったけどなんとか読みました。 主人公がうじうじ過去を振り返るくせに仕事は、めちゃめちゃキレるという矛盾に違和感を感じながらも、表現力が素晴らしく苦にせず読めました。 大した事件も問題も無く、淡々としているのに飽きさせない。 相当レベルの高い文章力です。 私的にはこの家族なんかいいなあと思いました。なんかね。 | ||||
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タクシ-の運転手さんを 見直しました・・ 市場を読む力が大事ですね・・ 最後が出来すぎです・・ 青春を呼び戻したいですね・・・ | ||||
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つまらない。 こんなウザいおっさんの話を聞く価値はないと思った。 | ||||
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設定は非常に面白いし、叙述はユーモアたっぷりで面白い。 しかし話の展開や最後の終わり方は唖然とした。 本書の読後感が割れるはずだ。 本書はメガバンクの行員だった43歳の男が、馬鹿らしいことから退職したが、有効な棚卸資産はなく就職活動は当然に甘くない。 結局は住まいから数駅先の職場としてタクシー運転手になった。 この展開は面白そうだと、初めて萩原浩作品を読んだ。 果たして面白い部分と、どうでもいい部分と混在すること、 話の展開は凡庸として淡々としていること、 読んでいて懐かしさと、血圧も脈拍も上がらず、和やかな雰囲気で読めること等々、あまり強い印象は残らない。 しかし中年男の職場ストレスが溜まる上下関係、、つまり課長から見て我慢がならぬ支店長と、ダメな部下との間で苦悩する主人公の姿はよく想像できる。 昔学生時代に付き合った女性のことが忘れられなくて、ストーカーまがいな行動を取りたくなる牧村の気持ちもわかる。 16年連れ添う妻とは会話はなく、話もしない長男、汚ないものを見るような目の長女、そういう家庭にするつもりはなかったが、理想と全く違う現実は万人が感じるところだろう。 もし人生がやり直せれば、あの学生時代に大好きで、何度か寝た恋人と一緒になっていら・・・、その思いも万人の感ずるところだ。 一般読者が読むよりも、本書にある様な環境にいる人間が読むと、より引きつけられることだろう。 先ずはメガバンクの課長、次長、副部長クラス。 組織には彼らの上に長がいる。 しかしこの部門長はどうしようもない輩が多い。 私も昔話だが、ある部に転勤になったが、ここの取締役部長が気に入らなかった。 私は本書主人公・牧村伸郎とは逆に、大型ダンプの免許を取る為に教習所に通った。 これで何も怖いものはなく、いつでも上司をぶん殴れる状況にして、楽しく銀行員生活を全うした。 ある意味それと似た描写がとても面白かった。 しかも銀行員はつぶしは効かないので、牧村が一般企業の総務・経理・営業に一般応募しても、全く採用されないのは確かだ。 ましてや外資系金融機関、生保の幹部社員募集に失敗も当然だ。 逆に外資系などに行かなくて良かったと思うべきだが。 異業種から訳ありでタクシー業界に入った新人ドライバーこそ、本書はその参考になりそうだ。 牧村は過酷な24時間勤務を初体験するが、会社の営収ノルマに全く届かない。 目標は月収が30万円、月12日の勤務日。 2日に1回ノルマを達成すれば十分可能な数字。 主人公は技術と努力が必要と痛感、やおら考え、頭を使ってタイミングを捉える努力をする。 その内に段々とノルマは大幅に超える日も、営収トップの日もあるようになった。 次第に余裕が出て来る様子に読者の安堵感も出て来る。 私はこの著者の作風と台詞に興味を持った。 | ||||
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過去に対しての、「ああしていれば」「もしこうなら」今はどう違っていたのか? 誰しもが共感出来そうな、そんな思いを追いかける事になる主人公。 徐々に明らかになっていく、過去に出会った恋人の今の姿や、出来事の真相…。 現実を目の当たりにしたからこそ、輝きを増して見えてくる「今」。 物語は淡々としており、ドラマティックな展開があるわけでもないが、だからこそリアリティが際立っていると思う。 過ぎ去った過去に後悔があるならば、本著から何か得られるかもしれない。 | ||||
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大手銀行を退職し、タクシードライバーになった牧村。 日も浅いこともありなかなか営業成績が上がらない。 物語はかつて銀行員だったころの回想や、昔の恋人との思い出にふけり、やがて過去に戻ってもう一度やり直してみたい気持ちに心が馳せる。 客商売のためいやな客(全銀行の行員)ら様々な人間模様を描きながら人生を振り返る。 彼は昔のアパートに立ち寄り空室であることを確認するやアパートを賃貸したい気持ちになったり、昔の恋人の家の付近で見張りをしたりして挙動不審な行動をとったりもする。 展開は単調でこれといった話題、事件もなく終章へ進むが、敢えて言えばかつての上司である支店長を千葉の海岸まで誤乗車させたことで恨みを果たしたのだろうか。 一般文学通算792作品目の感想。2014/04/17 05:50 | ||||
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展開があるのかと思いきや・・・。ほのぼのした内容で通勤の電車の中で読むにはいいかもしれません。 | ||||
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銀行員の私が、同業者に読んでほしい本です。 銀行マンの本当の幸せや、日々体験している事が書いてあります。 退職した銀行マンの奮闘ぶりと、本当の自分の姿。 大好きな本です! | ||||
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あらすじを読むと、何だかタイムスリップでもしそうな感じもするが、 中身は不満だらけの家庭と仕事の合間合間、過去を振り返りながら未来を妄想する男がメインの作品で、 まあだいたい想像どおりの内容ではあるものの、小気味のいい文章もありさらりと読める やや皮肉めいた作者の文体が好きな人ならば、中々楽しめる一冊だろう | ||||
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時々やらかしてしまう荻原浩ではあるけれど、これは面白い。よく出来た作品だ。 元銀行員のプライドが邪魔をして、なかなか転職先のタクシー運転手の仕事に打ち込めない主人公。「あの日こうしていれば、別の人生を歩めていたのではないか」と情けない妄想の日々を送っている。ありそうな話である。 これが何かをきっかけに劇的に変化して、大逆転で成功者に!というストーリーになってしまうと陳腐きわまりない。そんな内容だったら途中で本を閉じていたかもしれない。 色々な出来事から少しずつ現実を受け入れ、少しずつタクシー運転手として成長していくストーリーなので好感がもてた。そしてその中に荻原浩らしいユーモアを交えているので、とても読みやすく、読後感も爽やかであった。 ちょっと最近元気が無い中年サラリーマン向けの小説だ。ちょっとは元気が出ると思う。 | ||||
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本作品を読んで特に感じたのは、「人生という道では同じ道は二度と通れない」ということ。 人生という道では二度と同じ道は現れない。 しかし、「同じような、似た道」はある。 人生という道を通る時に必要なのは、その「似た道」を渡るときに以前通った「同じような道」での経験を活かすことではないかと思った。 そうすることで人間は成長していくのではないかと思う。 たぶん誰しもが一度は「あの時こうしていれば」と考えたことがあると思うし、人生に1%の後悔もない人はいないと言っていいと思う。 だからこの小説は誰もが読む価値がある作品だと思う。 多くの人に読んでほしい。 | ||||
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主人公が人生を振り返り、これまでの岐路を肯定していく過程が描かれている。わけなのだが、この終わり方は あんまりだと思う。 途中までは、凄く面白かったんです。本当に、最後のエピソードまでは… 荻原作品との出会いは『ハードボイルド・エッグ』。本当に面白く、初期の『オロロ畑〜』や、もちろん『明日の記憶』も良くて。期待を裏切らない作家さんだと、思っていました。 しかし、本作のこの結びには、心底ガッカリしました。そこまで貶(おとし)めなくても… かつての仇を貶めたことで、結果として主人公の品格をもそれ以上に貶めてしまっています。 ラスト直前まで「★5つ」と思っていたのですが、最後の最後でずっこけてしまった。 非常に残念に、もったいなく思えます。 | ||||
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荻原浩さんの本を初めて読みました。 そして久々に時間を忘れて本を読みました。 一気読みです。なにしろ、テンポが良い! あの時違う会社に就職しておけば。。。 あの時もっと話のわかる上司がいたら。。。 あの時違う人と結婚していたら。。。 あの時、あの時。。。 私も伸郎と似たようなところがあります。 過去を後悔しては選ばれなかった違う道のことを 理想化してしまう。 結果、余計に現在がみじめなものに見えてしまうんですね。 読んでいてそこの部分は、やけに共感してしまいました。 ただ、自分の中で理想化してしまう選ばれなかった道だって 必ずしも思い描いた通りの理想とは限らない。 選ばれなかった道の一端を垣間見ることで伸郎は徐々に そこのこと気付いていきます。 最初は伸郎に共感してばかりでしたが 伸郎が変化するにつれて、肩肘はらずにとりあえず頑張ってみようかな と元気をもらっていることに気付きました。 ときどき笑いアリ。 電車の中で読むと、笑いをこらえるのに必死になる場面が 多々あります。 そして読後は、前向きな気持ちになれることうけあいです。 荻原さんの他の本も読みたいと思い 読み終わってすぐ「明日の記憶」を買ってしまいました。 | ||||
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