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僕たちの戦争
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僕たちの戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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話しの細々した描写がイキイキしていた 僕たちが軍隊でいじめられる様子が大変にリアルです | ||||
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タイトル期待して購入。つまらなく途中で読むのをやめました | ||||
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ありがとう | ||||
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戦時下にタイムスリップした主人公が最後にとった行動は、自分の愛する人の命を過去からその先へつなげるためのものだった。 強制されたわけでも洗脳されたからでもなく。 同じように戦争当時、大切な誰かを守りたいという純粋な気持ちで戦地に赴き、亡くなった方がたくさんいたのだろうと考えると、やるせない。 | ||||
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戦争とは全く無関係なちゃらんぽらんの若者と、戦争まっただ中の昔の若者が、タイムスリップで入れ替わる。 現代の若者が体験する戦争と、軍国主義で育ってきた若者が体験する現代。そのお互いの感じ方・考え方が交互に現され物語に引き込まれた。 最後に二人の奇妙な縁が判明し、ストーリーに深みが加わったし、ちょっと切ないエンディングが余韻を残す。 | ||||
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ひどすぎる作品。読んでいて苦痛。 「今の若者ってこんなもんでしょ?」と知らないのに書いてる感。 一方で時代考証もいいかげん。 現代、戦時、どちらももうちょっと調べてから書いてほしい。 | ||||
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読破、現代のフリーター尾島健太と昭和19年予科練にいる石庭吾一飛曹長が時空を超えて入れ替わってしまった⁉はたして二人は元の時代に戻れるのか? この本以前読んだことあったんだよねぇ( ̄▽ ̄;) | ||||
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「ごく普通のフリーター」である健太の視点から語られる「戦争」の姿は評価していいところだと思う。 ミリタニーマニアでも何でもない、知識も経験も一般の読者に近いところから語られるので、余計に逃げ場のない戦争の恐ろしさが伝わり、読者に「もし自分が同じ場にいたらどうか」というのを、想像させてくれる。 ただしその逆、特攻隊から現代に飛ばされてきた吾一のパートは、正直言って酷すぎる。 いちいち例を挙げてるとすごい数になるので書きませんが、現代人を批判させるという目的で書かれた為に、現実以上にバカっぽくデフォルメされた、わざとらしい「堕落した現代人」ばかり次々と登場させすぎる。 特に、主人公の父親が、吾一にまるで大人と子供が逆転したかのように説教され、バカみたいに呆然としている所はひどい。 典型的な現代人だが、数多くの「大人」に助けられてきた自分には、正直どれだけ現代の大人像が偏っているんだと思わざるを得なかった。 更に輪をかけてひどいのは、健太は自分なりに、自分の飛ばされた時代の事を理解する努力をしたのに対し、吾一は現代の上っ面をみただけで理解した気になり、勝手に納得して終わりを迎えること。 今の日本も、そこにいる若者も、様々なところで問題を抱えているのは事実だと思うし、改善もしていかなければいけない、それは事実だろう また、戦争で亡くなった人々の犠牲があったからこうして平和にレビューを書くなんて事もしていられる、それももちろん理解している。 だがそれなら、、現代人にしても、ちゃんと生身の若者と触れ合って、その声を聞いてから本を書いて欲しいと思う。 現実以上に馬鹿に書かなきゃ批判できないなら批判なんてするべきではない。 繰り返すが、平和の素晴らしさ、戦争の犠牲の惨さ恐ろしさを伝える事はいい。 だが、現代人の本当の声に耳を傾けないで、現代人を風刺したつもりになっている内容は、とても評価できるものではなかった。 | ||||
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私の一番好きな本なのだが、誰かに貸して紛失してしまい、再度購入しました。何度でも買いたくなる小説です。 | ||||
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時空を超えて入れ替わってしまった2人の状況が交互に展開する構成が巧みで、ラストに向け読者に心を託す仕上がりになっている良書。 私は、何とも切ない気持ちに包まれます。 | ||||
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戦時中の真面目な青年Aと現在の不真面目な(自分の将来のまだ見えずサーフィンなどで時間をつぶす)青年B…同じ顔。 ある日を境に時空をとんで入れ替わって、それぞれの時代で様々な出会いでかわっていく物語でした。 街角で、お年寄りにぶつかっても「けっ」てな感じの若者の言動に、青年Bが「こんな日本を作るために俺らは戦って来たんじゃない!!!!」というセリフが一番心に残りました。テレビもHULUなどで見られるので、本もドラマもいいですよ。 | ||||
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'W『永遠のゼロ』を読んだ人へ…”という本屋のPOPに乗せられて 購入しました。 面白かったです!! 作者の意図は、現代を生きる若者(その中でも割と軽薄な方)と戦時中の 軍国青年(その中でも堅物な方)という見た見た目は瓜二つの若者が入れ 替わる、という有りえない設定で、現代の軽薄な時代を生きる若者(現 代人)と戦時中の純粋な気持ちで生きる若者(その当時の人々)の溝を 埋めることもあったのかと思う。 戦後の日本人は、何かと間違った教育の賜物(?)もあって、何かと 戦時中の日本人達を批判的あるいは否定的に見ることが多かったと思う。 しかし、正当防衛は勿論、我が身我が国を守ることが何故悪い?そのことが 何故すぐに軍国主義イコールになる?? 戦後の間違った教育の毒がいい年になった人達をも毒し、よくわかりもせず 「憲法九条!」と叫ぶ狂信者を作る。 個人的には、『永遠のゼロ』の百田尚樹さんと同じく、そう叫ぶ人達が前線 に立ってミサイルなりを我が身で受ければいいと思っています。 話それましたが、当時の純粋に国を守ろうとした人たちと軍国主義を取り 違えてはいけないと思うのです。 正直、昭和19年の若者が吾一のような純粋でまっすぐな若者ばかりだったと 美化するつもりはありません。 でも人間誰しも、同じような環境に立たせられれば、それなりの生き方をせざるを 得ない、という本質をこの作品は見せてくれます。 勿論、小説ならではの設定として、入れ替わるる瓜二つの若者がそれぞれ逞しく、男前で女受けするという条件もつきますが(笑) 個人的には、現代的な健太より旧日本人的な吾一の方に、日本人ならではの価値観の 美しさを感じていましたが、ラストではどちらがどちらでも差支えないような仕上がり になっています。 えぇぇ〜、もっとはっきりさせよ!!と思いましたが、どちらでも周りも本人も本望 だったんだろうな、と思うようにしました。 だって作者が作品の神だし…。 (お金を出して買った私らの意見も聞いては欲しいですが^^;) | ||||
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文句なく面白い。ただ、なぜ入れ替わってしまったのかとか、なぜ体の形状まで瓜二つなのかなど不可解なことが多く気になった。ラストは読者任せな終わり方だけど、個人的には吾一に現代に残っていて欲しいかな。 | ||||
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タイムスリップと入れ替わりと、ネタはありがちだがそれなりのレベルでまとめたあるので やや厚い作品ながら気楽に読める ただ生死が関わる話の過去に比べると、未来の話は恋愛メインなのでいささか地味で盛り上がりにかける ところがあった どっちつかずのラストもいまいち 何の為に描写を避けたのか分からない まあ作者のファンなら安心して買える作品だろう | ||||
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今までいくつかの戦争を題材にした作品を見てきた。 それぞれに大切なメッセージを伝えてくれている。 そしてそれは、突き詰めていくと一つの言葉に行きつく。 それは、「平和なことは素晴らしい」ということだ。 昭和19年から21世紀にタイムスリップしてしまった石庭吾一は最初、変わり果てた日本をみてこう思っていた。 「こんな国を守るために自分たちは戦っていたのか」と。 そして、「いち早く過去に戻り、このことを知らせなくてはいけない」と思っていた。 しかし長く現代で生活を続けていくうちに、「平和ならば良いかもしれない」と思うようになり、過去に戻りたいという気持ちも薄らいでいった。 21世紀から昭和19年にタイムスリップしてしまった尾島健太は、自分が生きている時代では考えられないものをいくつも目の当たりにした。 自分と同じか下の年齢の人間が何人も戦争に参加していることを、死ぬと分かっている玉砕作戦に喜んで向かっていくところを。 作者は本作品から現代人に思い出してほしかったのかもしれない。 日本が戦争をしていたということを、そして平和の素晴らしさを。 本作品は、戦争を題材にした作品をあまり好きではない人でも読める作品だと思う。 だからそんな人には是非見てほしい。 そして感じてほしい。 平和の素晴らしさを。 | ||||
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所謂、第二次世界大戦期と現代(2001年)タイムスリップ小説です。フリーターである尾島健太と海軍航空隊の石庭吾一が時空を超えて入れ替わってしまった。二人は、今までいた世界と違って戸惑うが、やがて今いる世界に順応しようとする。ちなみに、現代は算用数字、第二次世界大戦期は漢数字で章の数字が振られている。 ありがちな題材だと思うが、すごく面白い作品だと思ったね。ユーモアを加えながらも、第二次世界大戦期の描写は考えさせるところがあるからね。荻原浩ファンなら薦められるかもしれない。荻原浩のすべてが詰まっているといっても過言じゃない。『オロロ畑でつかまえて』みたいなユーモア系が好きな方でも『明日の記憶』みたいな感動系が好きな方でも『あの日にドライブ』みたいなサラリーマンの悲哀系(本書はサラリーマンは出てきませんが)が好きな方でも楽しめると思う。 最後の最後でその後どうなったのか…。どっちの健太(現代の健太、それとも現代に飛ばされた吾一)が戻ってきたのだろうか?ここから先は読者にゆだねられるわけですね。ミナミの健気さがかわいいよね。 (pp468-469)健太の言葉「五十何年前の戦争中にいた人間たちは、しゃべり方や動作は爺むさく婆くさいけれど、俺たちとそんなに変わらない。いいやつもいれば、悪いやつもいる。俺たちと同じように笑って、怒って、泣いて、悩んで、怯えて、信じて、誰かを好きになって、自分を認めてほしがって。」今と昔の人間的な本質は変わらない。戦時中から現代に至るまでで、何が変わったんだろうか。 | ||||
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導入→ユーモア→シリアスの流れ。 最初の100ページほど、導入部分がとても退屈だった。タイムトラベルはもう読み飽きてしまった。 でも読み進めてよかった。その後のユーモアが素晴らしいセンス。ここだけでも読む価値はあった。 シリアス部分はありきたりで、登場人物が次々表れてごちゃごちゃしている。 しかし、一途な想いというのは、ありきたりでもそこそこ感動してしまうなー | ||||
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どこかで聞いたことのあるテーマ、先の読める展開、物語自体はよくある話だ。現代の若者を代表して描かれたと思われるフリーターの主人公の「軽薄な若者言葉」を文字に起こそうとして、かえってなんだか現実に存在しなさそうな若者になっている。はじめこの「チャラい言葉」「強引なくらい今風な展開」が逆に物語をぎくしゃくさせていて読みにくかった。しかし、実はそんな展開は著者がわざと仕組んだのではなかったろうか。読後にそう感じた。過去からきた若者、未来から過去に戻った若者、どちらも同じくらい魅力的だ。どちらが助かってもうれしいが、「どちらかだけ」を選ぶことはできない。その意味で結末が突然で苦く切ない。その突然感と一般の人々の無力感をより感じさせるために敢えて力の抜けたストーリーにしたのではないか。ところで、みなみのじいちゃん。彼はもしかして逃げたのか?無事逃げられたのか? | ||||
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現代にタイムスリップした吾一の勘違いが特におかしくて、何度も笑いが止まらなくなりました。電車で読む時は気を付けましょう。ただ、身体を揺すって笑いながらも、第二次世界大戦を舞台にしているのだから、そして吾一は特攻隊志願者なのだから、ハッピーエンドで終わることはないだろう、という思いをどこかに持ちながら読み進めました。私は、この終わり方、好きです。というより、これ以上の終わり方は無いような気がします。一見、全くタイプの異なった若者二人の物語のようですが、大切にするもの、守るものは同じであり、置かれた環境で人はこんなにも違ってくる、ということなのでしょうか。吾一は、自分が思ってもみなかった50数年後の日本の変貌に愕然としますが、では、私たちが50数年後の日本にタイムスリップしたら、どう思うのでしょうね。 | ||||
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というのも、設定が陳腐な、ありがちでありながらだ、 どうやって終わらすかが、この手のパラドックスものの核だけれども、 変に深刻ぶる事なく説教じみる事もなく、このテーマをこの普遍性でねじ伏せる ストリーテラーっぷりは恐れ入谷のでんでんだいこであった。 おまけに、この究極のエンディング.................. これだけ普遍性を持たせつつ、メッセージありつつ、うますぎる! あなたはどちらが海から浮かんできたと思いますか? | ||||
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