■スポンサードリンク
僕たちの戦争
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
僕たちの戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル期待して購入。つまらなく途中で読むのをやめました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひどすぎる作品。読んでいて苦痛。 「今の若者ってこんなもんでしょ?」と知らないのに書いてる感。 一方で時代考証もいいかげん。 現代、戦時、どちらももうちょっと調べてから書いてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ごく普通のフリーター」である健太の視点から語られる「戦争」の姿は評価していいところだと思う。 ミリタニーマニアでも何でもない、知識も経験も一般の読者に近いところから語られるので、余計に逃げ場のない戦争の恐ろしさが伝わり、読者に「もし自分が同じ場にいたらどうか」というのを、想像させてくれる。 ただしその逆、特攻隊から現代に飛ばされてきた吾一のパートは、正直言って酷すぎる。 いちいち例を挙げてるとすごい数になるので書きませんが、現代人を批判させるという目的で書かれた為に、現実以上にバカっぽくデフォルメされた、わざとらしい「堕落した現代人」ばかり次々と登場させすぎる。 特に、主人公の父親が、吾一にまるで大人と子供が逆転したかのように説教され、バカみたいに呆然としている所はひどい。 典型的な現代人だが、数多くの「大人」に助けられてきた自分には、正直どれだけ現代の大人像が偏っているんだと思わざるを得なかった。 更に輪をかけてひどいのは、健太は自分なりに、自分の飛ばされた時代の事を理解する努力をしたのに対し、吾一は現代の上っ面をみただけで理解した気になり、勝手に納得して終わりを迎えること。 今の日本も、そこにいる若者も、様々なところで問題を抱えているのは事実だと思うし、改善もしていかなければいけない、それは事実だろう また、戦争で亡くなった人々の犠牲があったからこうして平和にレビューを書くなんて事もしていられる、それももちろん理解している。 だがそれなら、、現代人にしても、ちゃんと生身の若者と触れ合って、その声を聞いてから本を書いて欲しいと思う。 現実以上に馬鹿に書かなきゃ批判できないなら批判なんてするべきではない。 繰り返すが、平和の素晴らしさ、戦争の犠牲の惨さ恐ろしさを伝える事はいい。 だが、現代人の本当の声に耳を傾けないで、現代人を風刺したつもりになっている内容は、とても評価できるものではなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
既にコメントがなされているように(「かみや」さん)、「The Winds of God」のアイディアそのままです。訴える内容も基本的には同じですし、率直なところイージーな作家だな、と思いました。表現がそっくりでない限り、著作権法には触れませんが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あきらかに最近のブームに便乗して出版された作品。現代の若者が、タイムスリップして戦争の渦中へ。『フザけるな!』などと擦った揉んだの末、自覚が芽生えはじめて…。 正直、もう飽和化した題材です。主人公が自衛隊でもお笑い芸人でも、ニートでも違いは細かい。 この作品は好きですが、もっと前だったら新鮮だったのにと思います…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今井雅之著「Winds of God」にそっくり。 入れ替わること、親に会うこと、特攻すること ショックで戻ってくること。 空と海の違いはあって現代を多く描いているけれど、 ここまでおなじなのはひどい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2001年9月12日、フリーターの石庭健太は1944年へタイムスリップ。太平洋戦争中の兵士・尾島吾一が入れ替わりに現代へやってくる。各自が生きた時代から大きくかけ離れた様相の社会に戸惑いながら、二人はなんとか自分の時代へ帰ることを試みる…。 タイムスリップものの魅力とは、特異で遠大な歴史の歪みの中で、知恵と勇気をもって主人公が時代に果敢に立ち向かう姿にこそあります。 しかし、この小説には私の胸を躍らせる要素は見当たりませんでした。 石庭健太の意識が低すぎます。彼はバイトも長続きしない、自分の未来に何かを見出せない、今どきの青年です。「テストで鎌倉幕府をつくったのは豊臣秀吉と書いてしまうほど歴史の苦手な」人物に設定されています。 戦時下の日本を描く文章は健太の目線に合わせてあるため、一面的で深みがありません。若者言葉があちこちに散りばめてありますが、これがあまりにも軽佻浮薄。語彙が貧しい青年の目線で書かれた文章につきあって世の中を眺めても新味を感じません。 確かにいつの時代も若者は知識も経験も浅い存在です。しかしそれでも私が本書の主人公に期待していたのは、時代のありかたに胡散臭さを感じて反発するような、青い一徹さを持った若者です。かつての私もそうでしたから。 しかし健太は現代においても過去においても時代に対してやいばを向ける様子はありません。そして彼が最後に下す決断は、時代に呑み込まれた結果にしか見えません。 またこの物語の展開にはご都合主義ばかりが目につきます。健太はタイムスリップ先で、彼が現代でよく知る人々の関係者たちと次々と実に都合よく出会います。作者自身、読者の疑問をねじ伏せるかのように、こうした遭遇を「たび重なる偶然。怖くなるぐらいだ」と表現して片づけています。 失笑しました。 私の時間を返してください。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!