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いたいのいたいの、とんでゆけ
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いたいのいたいの、とんでゆけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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これは、なんというか鬱になる人はなるでしょう。少なくともハッピーエンドではないかもしれません。ただ、素直じゃないところが伝わってきてのめり込める作品でした。 | ||||
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賛否両論ある本書ですが、私はとても救われた気持ちになりました。 どれだけ行き詰まっても、どれだけ先が真っ暗でも、どこかにきっと救いがあると信じさせてくれる一冊です。 | ||||
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三秋さんの作品は好きなのですが、痛々しくて途中で挫折しそうになりました。 もう少し、もう少しだけでいいからどうにかならなかったんでしょうか。 暴力的なシーンが苦手な方は、避けた方がいいとおもいます。 とても、素敵な作品ですが読みかえしたいとは思えないです。 | ||||
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感動作品かと言われれば、きっと違うと思う・・・ でも、この作品を読み切ったのが自室で良かったと本当に思う。 どうしようもなく、涙がでてきてしまった・・・そんな作品でした。 | ||||
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三秋縋さんの本は全て読みました この作者さんの書く本は、明るいというよりは暗い物語が、多いですが暗い物語なのに心温まるなど不思議な物語が多い気がします。 好き嫌いが分かれる作者さんです。 さて、『いたいのいたいの、とんでゆけ』ですが、これもまた決して明るい話ではないですが、悲しくもあり心温まる、バットエンドでありグッドエンド 最初読んだときに「ファンタジーに手を出したのか」なんて、思っていましたが読み進めると、どんどん入り込み一気に全て読んでしまいました。 読み終わった後の感想が、読み始める前の感情に左右されるような、不思議な物語です | ||||
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「三日間の幸福」が良かったため、手を伸ばしました。 この作者の文章、人物の掛け合いは非常に読ませる。 そして地の文、主人公の悩み、考え方などがとても面白い為、 物語としてはグイグイと惹き込まれてしまう。 ただ、どうしてもネガティブな(暴力の)描写が クライマックスでも多いため読後感が半減してしまった。 三日間よりは突飛感はなく、しかし涙もでなかったが、 でもこれはこれで三秋節の作品。 心に何かじんわりとしたものをもたらしてくれる。 | ||||
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三秋さんの作品はどうしてこうも私の心を打つのだろう。 泣けて泣けてしょうがなかった。 | ||||
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『ライ麦畑でつかまえて』に影響をうけているということもあり、書籍化しているこの作品も加え合計三作とも同じような書き調であり、私の好きな語りなので安心して最後まで楽しくよませていただきました。キャラも相変わらずたっていて会話シーンは毎回心踊りました。似た者同士を巧みに描いていくげんふうけいさん。その二人の二人でいる心地よさがこちらにも伝わってくる二人の時間。その何気ない一時を、読んでいる時間が私は何より好きです。 | ||||
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読み始めと読み終わりで『三秋先生の作品だ』と思った作品でした。 書き下ろしということもあってか、丁寧に伏線を敷いて丁寧に回収されていたので全体的に長くなっていましたが、節々でハッとさせられるいい作品だったと思います。 | ||||
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前作同様、これもまた作者らしい独特の世界観でとても楽しく読めました。次回作にも期待です。 | ||||
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少しだけ読んだ時はいつもの作者さんっぽくない感じだなー、と。 けれど読み終えてみるといつもの作者さんらしい「悲しいけど温かい物語」でした。次作も楽しみです | ||||
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スターティングオーバー、三日間の幸福と読ませていただき、ネット上にあるSSも読ませていただいております。 私の勝手な想像にすぎないのですが、優しさの伝わる言葉使いや、ストーリー、言い回し、が大好きなのですが、この作品では荒いと思います。 うまく説明できませんが、これまでの作品より荒々しく血なまぐさいです。 | ||||
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全体を通して難解な言い回しや専門知識の披露もないので読みやすい。 そのお陰で『先送り』という特殊な設定も違和感なく受け入れられました。 復讐とはストレートなものなので生々しいのが苦手な人には向かないかも知れませんが 少女に理不尽な仕打ちをした連中相手にそれを果たしていくのは個人的にスッキリです。 読み終わって何かを失くしてしまったような、でも大事なモノは残ったような フワッとした感覚。 これが著者の持ち味なんでしょうね。私はこの本が初だったのですが他も読んでみたくなりました。 | ||||
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簡潔に言うと、三秋縋さんのことがもっと好きになりました。 設定が苦手な人もいるかなーと思って星は-1にしました。 ですが、次作を期待するのには十分な作品です。面白かった! 今現在発売されている三秋さんの作品 「スターティング・オヴァー」「三日間の幸福」「いたいのいたいの、とんでゆけ」 これら3作品の主人公は3人とも、この世の中に絶望しているというか、嫌われているというか、満足できていない。自分のことはどうしようもない奴なんだと思う反面、しょうもない自尊心のせいでどん底へと落ちてしまう。感性豊かで、哲学じみた自分の考えを持っており、奥底を覗くと優しい気持ちであふれている。 どれも三秋さん独特の世界観が最大限に発揮されているので、読み始めて「またこんな奴が主人公なのか…」と思うのも束の間。作品を追うごとに、この主人公たちの一人称目線での文章がクセになってきますし、文章の書き方が毎回同じで真新しい感が無いと思うかもしれませんが、それでこそ、それぞれの作品の設定や展開が際立ち、それぞれの物語の魅力が伝わってくるのだと今作を読み終えて改めて実感しました。 で、今作は、主人公が交通事故で殺してしまった女の子の復讐を手伝う物語。 なんで女の子生きてるの?と思うかもしれませんが読めばすぐ分かりますし、その設定も「あぁ…三秋さんだ…」と思えます。 そして前半の女の子が次々と復讐していく描写は、決して腕が千切れたり脳みそ破裂などB級ホラー映画のようなものではなく、だいたいの人なら想像できるような、読んでいてあいたたたた…となる生々しいもので、いままでの切ない淡い文章だけでなくこういったものも書けるのだなぁと思わず感動。 最初、女の子の言い回しや境遇が過剰演出な感じがして好感が持てずとっつきにくかったですが、復讐後、毎回女の子の人間らしい部分が垣間見え、中盤あたりでは過剰さが気にならなくなるので、こういった「殺人」や「苦しい境遇持ち」などありきたりなクサい設定は苦手…といってこの作品を読むのを避けるのはかなりもったいないな、と思いました。 主人公の周りの登場人物も個性的(かなり)で言い回しもクサいですが、やっぱり最後には好きになってます笑 物語の展開は読んでいくと「うーん、きっとこういうことなのだろうか…」ぐらいのある程度の予測はつくので、どんでん返し!とまではいきませんが、ギュッと胸を締め付けられる切ない真実が待っています。終盤の自転車駆け落ちからラストは、もう、とにかく切ない。悲しくバッドエンドでもなければ、みんな幸せ大団円なハッピーエンドでもない。読み終えた後の率直な感想としては、やるせない気持ちでいっぱいになって、どうすることもできない感覚がたまらなく苦しい。 誰が見ても報われない結末で この物語があらゆる理不尽でいっぱいな暗く深い穴だとしても 二人の間には確かな〈あれ〉があります それだけですべては救われるのです | ||||
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著者の作品も三作目。 例によって主人公、ヒロイン共に似たような感じです。ただ今回はより不幸度が増しています。 少々ネタバレになりますが、今回のテーマは『どん底』ですね。後書きにもありますが、どこまで落ちて不幸になれるのか。そんな時どうすれば救われるのか。それを書きたかったんだな、と感じました。 それゆえ演出や展開はかなり過剰とも思えるシーンもありますが、それ位の世界一の不幸ならではの美しさに著者なりの丹念な考察と苦心が垣間見えます。 総じて前作よりさらに人を選ぶ(グロや暴力が多い)内容かと思いますが、著者のお馴染みの主人公像、世界観が好きな人なら読んで損は無いと思います。 今までの人生に価値を感じない人程妄想が膨らむ一冊。 | ||||
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