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いたいのいたいの、とんでゆけ
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いたいのいたいの、とんでゆけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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中盤で話の真相が推測できるストーリー展開になっているためか、終盤の伏線回収シーンでも新しい情報をちりばめて、読者が予想し難い(と思われるような)結末になるように工夫されています。 読む人によっては面白いと思うかもしれませんが、「ラストでそんな事実を出してクロージングさせるの?」という違和感を覚えるシーンがあり、序盤・中盤と終盤のストーリーが断絶しているような気がしました。 | ||||
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タイトル通り、「痛い」お話でした。 ネタバレしてしまうので、あまり内容には触れませんが、読後の印象としては、文章は読みやすく、すんなりと頭には入ってくるのですが、あまりにグロテスクと言いたくなる描写が続くのと、最後に救いがないように思われて、で、結局どうなったのかが判らないと言う落ちだと感じました。なので、レビュータイトルは落ちがないから「落ち着かない」として、評価も好みの問題として★2つです。 読者の想像力に任せる終わり方をする小説をお好みの方には面白いかも知れません。私は駄目でした。 | ||||
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みんなから虐げられ生きる気力を失った二人が、前々から大嫌いと思っていたこの世界にもかかわらず、復讐を重ねていく中で、お互いの思いやりや優しさに触れることによって、この世界にも美しいところがあるんだな、と やや見方が変わっていく物語です。でも、ハッピーエンドではまったくありません。暗く重たい状態でストーリーは進んでいき、最後もそのままの状態で終わっていく。けっこう気持ちが落ち込んでしまう、と思って読んだ方がいいと思います。イヤミス的ややムードがあります。 | ||||
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初めての文庫版オリジナルの話ということでかなり期待して購入しました。 作者さんのどこか斜に構えたような文書とほんの少し不思議な世界は健在で、久々の新作に心を踊らせながら読み進めていました。 しかし、ちょっとくど過ぎる。 スターティングオーヴァー、三日間の幸福の時がそうでしたが、書籍化するにあたり、全体の文章量が増え、冗長になり、やたらあから様な伏線が多いです。 登場人物が音楽を聞くシーンの度に出てくる洋楽の曲名もあまりに多く、うんざりしてしまいます。 この人はネット小説の方が間違いなく向いています あのにちゃんの体験談のような切り口で始まり、そこから淡々と手短にシンプルに書き続けるスタイルの方が絶対面白いです。 これでも充分楽しめましたが、ネット版で発表していたら一体どれほど面白かったのだろう、という事を考えると残念です。 飽くまで最初はネットで発表し、それを読んでなお、もっとその物語の世界の事、登場人物の事が知りたい人用に文庫版。 というスタイルの方が良かったのではないかと それでも充分ファンは付くと思います。 | ||||
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