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(短編集)
ずっとあなたが好きでした
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ずっとあなたが好きでしたの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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| 個人的な嗜好としては「オチ」を知った上で読んだ方が楽しめたと思った。 好きな本はしつこい程繰り返し読んで楽しむタチだから、再読すれば、また違う読み方が出来るな~とも思う。けど、本書では多分やらないな…。 | ||||
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| 表題作ほか全13編の30~70頁程の短編集。全体で600頁弱となかなかのボリュームですが、長さを感じさせずさらりと読めます。 いずれも恋愛に絡んでますが、コントのオチのような話やミステリー色満載の話、ドロドロした不倫から微笑ましい恋愛話等、本当に年代もバラバラで趣向も違います。しかし歌野晶午氏の作品だけに、特にミステリー分野のものは、短編ながらも捻りが利いて流石と思います。 タイトルと本書のラストが今一結びつきませんでしたが、読み終えた時には、作者の仕掛けに驚き思わず笑ってしまい、良く考えられてうまいなと思います。 | ||||
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| ミステリ作品が多い著者が描く、恋愛短編集。 最初は、ん?と思ったが、さすがミステリの名手と思わせる恋愛小説でよく考えられていた。 黄泉路や舞姫といったミステリの要素が含まれたものもあれば、外国人との恋愛や、小学生の初恋、不倫や匿名での恋愛など、様々な状況の男女の恋愛が描かれており楽しめた。 588ページと大作だが、著者の別の作品を読んだことがある読者は、ぜひ最後まで読んでほしい。 | ||||
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| 『ずっとあなたが好きでした』は、歌野晶午が2014年に発表した恋愛小説短編集だ。 2013年〜2014年に『別册文藝春秋』と『別册文藝春秋電子増刊 つんどく!』で発表した11編に、書き下ろしを2編加えた13短編を収録している。588頁は歌野晶午史上(おそらく)最厚だ。 ミステリ要素のある恋愛小説なら読んでもいいけれど、トリックも意外な結末もない純粋な恋愛小説だったら読まなくてもいいかな……、そう思っているミステリ読者もいるのではないか。実際私がそんなひとりであった。しかし、読了して確信した。本作はミステリ作家にしか書けない恋愛小説集の傑作である。考えてみれば、歌野晶午が何の捻りもない恋愛小説を書くはずがなかった。 小学生の恋から老いらくの恋まで様々な年代の恋愛を描いている。殺人を扱ったものや、密室を扱ったものなどミステリ色の強いものもあれば、そういった要素のまったくない純粋な恋愛小説もある。 しかし本作はそれだけではなく、短編集を通してある「趣向」が凝らされている。それが何であるかは実際に読んで確かめて欲しい。(私のものを含め)ネットのレビューを読んでしまうと、「趣向」が何か薄々感づいてしまう可能性も高いので、愉しみたい人はできるだけレビューを読まないことをおすすめする。 そして読了後、タイトルと表紙絵を見れば深い余韻にひたれるだろう。 ※コメント欄にネタバレレビューを書いているので、読了後の人はこちらもどうぞ。未読の人はお気をつけて。 | ||||
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