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(短編集)
物語のおわり
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物語のおわりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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私の湊かなえ作品への評価は、起承転・結の途中まではページをめくる手が止まらない それまでちらほらヒント的なワードがあり、もしかしたら…?と思いながら結を読んでいくうちに、やっぱりこれはこれだったのか!とわかり、宙ぶらりんになっていたパズルのピースが次々はまっていき完成するのが楽しい だけど結のラストはなんか微妙だなあ…という感じです こちらは一つ一つの話に1章『空の彼方』が共通して出てきて、且つ全体が繋がっています 結でパズルのピースがはまっていくのはさすが湊かなえですが そこに繋がる過程が知らない人から渡されたものをまた知らない人に渡すが成立していく…はちょっと無理があるのでは?でっかいどうはそんなに甘くない ラストに繋がる『街の灯り』は無理矢理繋がらせたように見えました 落とし物っていくらなんでもそりゃねーよせめて『湖上の花火』の主人公と接点持たせろと その後の『旅路の果て』は『空の彼方』のアンサーですごく良かった 個人的に珍しい、起と結が良くその間がイマイチな湊かなえ作品でした 1章に対する各話の主人公の感想はなかなか興味深いものがありました 夢を掴めるかもしれない立場にいたら、そのまま突っ走るか堅実に生きるか。自分ならどうするだろうか。どちらを選んでもあの時ああしていたら…と後悔するかもしれない、うーん… と、各話の主人公と同じく考えてしまいました その点で湊かなえ並びに作品的には大成功なんだろうなと思います | ||||
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物語のおわりを古本で購入しましたが、カラーペン、ボールペンの書き込みが多くガッカリしました。古本屋の問題と思います。アマゾンの古本で初めてでした。書店に注意が必要だと思います。 | ||||
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最初の「ハムさん」のくだりが嫌にしつこいと思ったら、そこから発展していきます。「過去へ未来へ」では「絵美 」が書いた「空の彼方」を萌が智子に渡します。何とそこで4,50年の歳月が経過。「花咲く丘」では智子から拓真へ。フムフム。こうやって引き継がれていくんだ!と思っていたら、最終的には絵美は初恋の相手ハムさんと無事結婚して幸福な生活を。なんだ!じゃあ今までの「空の彼方」の受け継がれはどうなる?全く意味がありません。湊かなえ氏特有の「わたし。わたし。僕。わたし。俺。私。あたし。」誰だか分かり辛いし。ブックカバーの裏面「そして本当の結末とは。あなたの今を動かす、力強い物語。」本当の結末はありきたり。全く「今」は動きませんし、「力強い物語」でもありませんでした。読んで損をしました。 | ||||
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2編目以降のエピソードがありきたりで、最初に結末のはっきりしない短編を提示して……という「仕掛け」が全く生きてこない。ひたすら退屈だった。 北海道大学に関する記述に気になった部分があったので指摘しておく。 (いずれも札幌中心地にある札幌キャンパスについて) 1. 夜半、大学構内に入ることについて、元学生が不法侵入にならないかと心配する場面があるが、広大な北大構内は夜中であってもあらゆる方向から一般市民も含めて通り抜け可能。建物は別だが、構内に足を踏み入れる程度で咎められることはありえなく、それを元学生が知らぬはずはない。 2. 札幌市街の夜景が見渡せる「高台に建つ大学創設者像」が出てくるが、北大構内にはそんな高台はない。作者はおそらく、札幌の観光名所として頻繁に登場する指さししているクラーク像とそこからの夜景をイメージしたのだろうが、あれが置かれているのは羊ヶ丘展望台で、北大とは全く別の場所。 存在しえない場所で存在しえない風景について感動話を語られても、鼻白むばかり。 精力的に作品を量産している小説家に現地取材をしろとまでは言わないが、せめて地図を広げて位置確認ぐらいはしてほしい。これを見逃した校閲の仕事もお粗末。 | ||||
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どうしたんだ! 湊かなえ ここからは、あくまでも個人的な 捻くれ者の感想です。 余りにも現地離れした 御都合主義じゃないか? 読めば分かると思うけど 旅をするのに、何かを抱えてする人なんて そうは、いない それも、上手い具合に 何も接点の5人が、上手い具合に知り合い 貰ったばかりの未完の短編小説を渡すなんて 失礼だし 上手い具合に自分の境遇と重ねて会うなんて.... リアルさがなさ過ぎて興醒め 同じ様な話の展開に、苦痛でしか無かった 極め付けは、街の灯りで... どんだけの確率だよ! お話自体は良かった思うけど 「空の彼方」 「過去から未来へ」 「旅路の果て」 この三つだけで良かったのでは ないかと、思います。 | ||||
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残念ながら期待を裏切られました。 別々の話のようでつながっているところは 凝っていると思いますが登場人物が多い分 抱えている悩みが薄っぺらく感じ、途中で飽きてしまいました。 最初の2~3人程度でラストに飛べば純粋に楽しい作品だったのでは。 | ||||
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最初の結末のない物語は面白く読み進みましたが、その後に続く(人から人に原稿が渡されていく)話は同じような内容で途中で飽きました。最後まで読みきるのが苦痛でした。 | ||||
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第一篇には引き込まれたけど、第二編からは別の人の物語に変わってしまった。 リレー形式を取ることによって、短編集ではなく全体が一つの小説という体になってるけど、第二~第七編は、基本的にはそれぞれ別人の別の人生を描いている。様々な人物の様々な人生を描きたかったのかもしれないが、ページ数稼ぎのための引き延ばしとも受け取れる。 こんな形ではなく、絵美さんの人生(生き様)を絵美さんの一人称で最後まで描いてほしかった。 第二~第七編は要らない。 | ||||
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