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土漠の花



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【この小説が収録されている参考書籍】
土漠の花
土漠の花 (幻冬舎文庫)

土漠の花の評価: 3.79/5点 レビュー 154件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全98件 81~98 5/5ページ
No.18:
(4pt)

宣伝方法が

面白かったでです.
一気に読めました.
但し帯の広告がちょっと持ち上げ過ぎ.
特に秋元氏が打ち合わせをキャンセルしてまで読んだって?
面白いっていってもたかが本でしょ,相手がある打ち合わせをキャンセルするってどうなの?
社長の号泣もちょっとって感じ.
土漠の花Amazon書評・レビュー:土漠の花より
4344026306
No.17:
(5pt)

ほんとになったら大変だ

近所に実際にPKOにいった隊員がいるが、ほんとにこんなことになったらたいへんだ。
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No.16:
(5pt)

読書後感・・・。

久し振りに骨のある本に出会った事に感謝します。食事も忘れて半日で一気に読破してしまいました。家の近くにこの本にも登場する習志野空挺団の基地があります。これまでは飛行機の騒音に鬱陶しさを感じておりましたが、読書後、飛行機の爆音を聞きつけると、思わず空を見上げる自分がいる事に驚いております。
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No.15:
(5pt)

グイグイ引き込まれる。

序盤で登場人物たちの置かれている状況が急転直下。
そこからは、息もつかせぬ展開が次々と押し寄せる。
それぞれの展開の中で、それぞれの人物が気高い生き様を見せる。
人としてこうありたいと思う様を存分に見せてくれる。

あと、読みながら感じていたのは死亡フラグが分かりやす過ぎることかな笑
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No.14:
(4pt)

自衛官の心意気

陸上自衛隊OBとして若かった日々の訓練風景をを懐かしく思い起こすとともに、上司・同僚・部下との団結・愛憎、そして少数民族をも生命を賭して守らんとする心に共感を覚えたものです。
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No.13:
(5pt)

土漠の花

見城さんの仕掛けにはまってしまいました

殉愛 とともにお勧めです
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No.12:
(5pt)

読み続けられる。

事態の展開が現実に起こりえるため、自衛隊を派遣しての国際貢献に積極的な姿勢を示す政府には、真剣に考えてもらいたい課題として最後まで読み続けてしまう。
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No.11:
(5pt)

手に汗握る

ひと時も心休まる時が来ない物語である。読んだ後は疲労を感じる。読み始めたら止められなくんります。
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No.10:
(4pt)

スピード感溢れるサスペンスアクション

海外派遣の自衛隊がアフリカの部族間抗争に巻き込まれる設定…余りにも非日常的、自衛隊にとっては想定外のシチュエーション。
でも、リアリティを感じながら読み進むことができます。例えば、物語の入り口の段階で指揮官を始め、自衛隊員があっさり殺害されるシーンを読んでると、本当の戦場は多分こんなもんだろうなと、こんな風に簡単に人の命が失われてるんだろうと、そう感じさせられます。
それにしても、次から次に過酷な事象が襲い掛かります。その度に迅速に対応して危機を乗り越えますが、そこにはまた新たな危機が…もういい加減にして欲しいと感じるくらい読者も辛い思いをします。
でも、面白かったです。
正し、兵器について、やたらアルファベットの略号が多いのですが、AK47くらいは分かります、でも他は銃なのか、ロケットランチャーなのか、地雷なのか前後をよく読まないと分かりくいのが難点です。
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No.9:
(5pt)

ジェットコースターのようでした。

ソマリアのこと、自衛隊のこと、細部はフィクションなのでしょうが、事実に即した状況を表したものであるだけに、緊迫感も伝わり、自分の知らない現実を垣間見させていただきました。最初から最後まで、ジェットコースターでしたね。
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No.8:
(4pt)

集団的自衛権が議論されている中、渦中の自衛隊を主人公に据えたタイムリーなサスペンス小説です

アフリカの小国、ソマリアで行方を失ったシーホークの捜索救助活動に向かった自衛隊隊員12名。そこに、氏族長の娘と名乗る女性が救助を請いにやってきます。ところが、突然、謎の武装集団に襲われ、武器も奪われてしまいます。しかも、謎の武装集団は、徒手空拳になってしまった自衛隊員と氏族長の娘を、どこまでも追いかけてきますが、救援隊は、いつまでもやってきません。

一体、何故、襲撃されるんだ?この娘は何者なんだ?何故、救援隊は来ないんだ?そして、彼ら、そして娘は、無事、生き残れるのか?

ネタバレになりますので、これ以上は、書けませんが、読み進めるにあたってのキーワードのみ提示しておきます。

・石油をめぐる氏族間の争い
・氏族に味方するテロリスト集団
・アフリカの小国にまで行き渡る武器
・自衛隊内のいじめ問題(自衛隊は、自殺者が多い)
・自衛隊の行為はどこまで許されるのか
・石油の利権を狙うアメリカ

といったところでしょうか。

集団的自衛権が議論されている中、渦中の自衛隊員が、他国との戦闘に巻き込まれるというタイムリーな小説です。次から次へと押し寄せてくる武装集団に、自衛隊員たちは徒手空拳でどう立ち向かうのか、ハラハラしながら、一気に読めてしまう小説です。
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No.7:
(4pt)

突出したスピード感

正直、ストーリーはありがちなパターンだし、人物像の掘り下げ具合も浅い。その点で食い足りない部分を感じるものの、その分スピード感が半端ありません。冗長になりがちな部分を極力排した結果、いわゆる「一気読み」のタタキ文句が最も似合う作品に仕上がっていると思いました。
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No.6:
(5pt)

翌朝、早起きが必要な方には危険です。

読み始めたら、止められない、久々の一気読み冒険大作。
ひとり々のキャラも立っていて、それぞれの見せ場も十分。
特に最初はイヤな奴かと思われた「彼」には泣けます。
男児たるもの、まずは読むべし!
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No.5:
(5pt)

ブクログの献本でいただきました。

パピルス2014年2月から8月連載の穫れ立て。ブクログの献本でいただきました。ソマリアには行ったことがなく、自衛隊の活動は新聞で知るだけで、深く調べようとしたことがなかった。有川浩の自衛隊ものが題材として広く小説として取り上げられる中、海外活動を語る物として貴重。参考文献がしっかりしていて、ソマリアと自衛隊の海外活動について勉強してみようという気になった。
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No.4:
(4pt)

息詰る逃走劇

ソマリアでの海賊対処のためジプチに配備された12人の自衛隊員が、墜落したヘリの捜索の際に、突如として武装集団に襲われる。
きっかけは、武装集団に部族を虐殺されて逃げてきた女を保護したことだった。
そして、最初の攻撃を生き延びた7人と1人の女の逃走劇が始まる。
何度振り払っても執拗に追撃して来る敵。しかも、その数はどんどん増してくる。
隊員が1人、そしてまた1人と英雄的な最後を迎える中で、生き残った者たちは捨て身の行動を取る。

映画にあるようなテーマだが、逃走と戦闘を通じて隊員同士の心が徐々に通じ合い、全員の肝が据わっていく過程がよく描かれている。
また、ソマリアをはじめとしたアフリカ諸国の悲劇が浮き彫りにされている点も評価できる。
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No.3:
(5pt)

時間がある時に読みましょう。

ノンストップ、息継ぎ無し!中断不能です。
現地部族の武装組織の追跡を逃れて
70キロ離れた基地に辿り着くことが出来るのか・・・
ストーリーはそれだけ!
しかし、濃いです。
自分の印象は、「これはギャビン・ライアルの「深夜+1」の自衛隊版だ」と。
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No.2:
(5pt)

迫真の描写と、爽やかな読後感

ジブチとソマリアの国境近くの砂漠で、12人の自衛隊員と1人の現地人が、武装した者達に突如襲撃される。それも巻頭において致命的な打撃を被る。
どうやって生き延びればよいのだ。必殺の秘密兵器も、超人的な能力も、巨大組織の後ろ盾も、何も設定されていない。武装解除された、現実的な姿の人間達がいるだけだ。
舞台設定の仕掛けを、意図的に削ぎ落としたのだと思った。著者の構成力だけで惹きつけ、読ませるのだ。

人物達の中に個人史と軋轢と疑惑が隠れており、対人関係の力学が作動し、小さな集団の内側からも入り組んだ物語が立ち上がってくる。
アフリカの地で大事な人を失い、初めてアフリカの人達の痛みを共有する。二章の結末で(いうなれば)「生まれ直す」友永が凛々しい。
三章で、失った誇りを取り返すために自ら行動をはじめる津久田が、かっこいい。
不条理に立ち向かい、生きる途を求めて戦い、自分を取り戻す。そのプロセスは極めて具体的な事象を介して、鮮明に語られている。

文にうねりとリズム感のある推進力を感じる。舞台設定の仕掛けを意図的に削ぎ落としていると思われるが、それだけに、 著者の筆力の特質が現れているのだと感じた。
戦闘の場面の上手さは健在だ。読む者を息もつかせずぐいぐい引っ張っていく。中身のぎっしり詰まった満腹感も健在だ。
加えて、この作品では、読後感が爽やかだ。
これは会心作に違いない。
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No.1:
(5pt)

「人」を描くという事の大切さ

多数の原案・脚本を務め、「機龍警察」シリーズで傑作ストーリーテラーとして君臨している月村了衛による書き下ろし長篇。
失敗国家として悪名高いソマリアを舞台に、陸上自衛隊の最精鋭・第一空挺団の元に駆け込んだ一人の女。
凄絶な戦いの果てに彼等を待ち受けるものは…

年始の「未亡旅団」以来、「そうだ!こんな物語を待っていたんだ!!」と思わず大歓声を上げてしまった…
やはり優れた作家とは、「キャラクター」ではなく「人間」を書く事が出来る人なのだろう。
ただの一人も、噛ませ犬の様な存在はいない。
登場人物・物語・設定、全てが文中に確かに「生きている」フィクション、エンターテイメントだ。

月村了衛は「ノワール」「機龍警察」だけではない。
ジョン・ル・カレに比肩しうる存在である事を知らしめるであろう。
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