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土漠の花
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土漠の花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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広告につられた親父が読みたいと言っていたので購入してみた。 海外に派遣された自衛官の苦悩と葛藤! 紛争に否応なく巻き込まれ最新の装備を持ちながらも発砲の許可が得られず応戦することも出来ずに撤退を余儀なくされる。 武器が使えない中、知恵と勇気で同胞たちがどう立ち向かうのか!? みたいなのを勝手に想像して(というか勝手に想像した親父の熱弁に感化されて)ましたが。 ほぼ、そんな要素は無く。。。 兵器オタクが武器のことを書きたくて書いちゃった。って印象です。 傑作だったエイリアン1を見たかったのに駄作のエイリアン2を見ちゃった感じ。 ワラワラと沸いて出る無個性で残忍な敵とこれまた大して深みもない人間描写の所為で影の薄い自衛官たちがなじみの無い場所で殺しあってるだけ。 予定をキャンセルするどころか、読んでる途中で予定をいくつか入れたくなる。 | ||||
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突然苦境に巻き込まれる主人公たち、対立するライバルの存在と「実はいい奴」と分かって和解、美しく芯の強いヒロイン、強大な敵、ピンチに次ぐピンチ、「いい人」の死、「臆病者、卑怯者」の改心と自己犠牲、乾坤一擲の「賭け」、鮮やかな逆転、悪党の無残な最期、希望がつながるエンディング。 冒険小説の諸要素を優等生的にそつなくまとめてはいるが、「既読感」が最後まで拭えずカタルシスがなかった。 口直しに、翌日神保町で「高い砦」を買ってしまった。 | ||||
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連続する危機につい読み進めるも、状況設定や人身描写において、面白くするための細工が多すぎて、娯楽作品としても途中から飽きてくる。出版社の広告戦略に負けました。キンドル価格600~700円なら星4つ。 | ||||
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買ってから、忙しくなってしまい、しばらく読んでいませんでした。 確か、正月の新聞広告でまで、デカデカととりあげられており、買ってあったことを思い出し、評判が良いようなので、正月休みの終わりに読んでみました。 いえ...、この本の終わりの方で、この偉大な軽トラックが登場することを知っていて購入したわけでも、読み始めたわけでもありません。 が、サンバーサイコー♪ それだけでも気分サイコー! しかも話の途中では、暴走族族上がりの「走り屋」....あれ?なんか変じゃない? 「族」と「走り屋」は全く違うんだけどな...うーん、ま、いっか。 で、ショッカーでなくてRPG7をつるべ打ちに放ちPKMを撃ちまくる民兵を蹴散らし、フィニッシュはジャンプだぁっ、最後は燃える一億総火の玉・ヘルライダーだっ♪ 一瞬、仮面ライダーのサイクロン号にイメージが重なるような素晴らしい元・放置バイクが出てきて、延々と走り回り大活躍するは、の、昭和ノスタルジック?な設定あり、冒険活劇としてみれば、サイコー、さ、イコー! 一気にサッサと読めてしまう、おお、ホントに軽やかにページが流れていく...、中身がナイとまでは言いたくないのですが...やはり、中身がナイ。 それはおそらく、話の展開がありきたりで、どっかで読んだり観たりしたような部分の切り貼りのようで...、RPG7が派手に跳んでくるのも、映画のブラックホークダウン+ティアーズオブザサンあたりに影響を強く受けていませんか? ああ、悪役側の長身のリーダーなんて、まんま、ティアーズオブザサンの指揮官(将軍ではない)に重なるでしょう...生首ゴロリンは、地獄の黙示録のシェフなのか....おお...なんてこった....、ヒロインと見入るカレンダーの写真は、まさか「靖国で会おう」なんてイメージで、フジヤマにサクラなのか? オウ、ふぁんたすてぃっくぅ♪ 真面目に書くと、これのどこが「日本の眼前に迫りくる危機」なんだべ? この状況下で「自衛官は人を殺せるのか?」って、余りにも陳腐で非現実的な問いかけで、一般人のワタクシですら呆れてしまいました。 初っ端で、指揮官(下級幹部・三尉)が射殺されるシーンも、その直前のセリフも、トンマで間抜けすぎて、あり得ません。 「なぜ救援が来ないのか」なーんて、救援が来ないのは、最初から現地の米軍は大忙しで、しょうがなく警護隊が出掛けてきたことが小説自体の中に書いてあり、来ないものは来ないわけだし...この状況下で、奪い取った東側の小火器類を事も無げに使いこなすほど職務・武器に熟達している習志野第一空挺隊員ならば、「人を殺してしまった」などという感傷的な考えは、現場では持つわけないでしょ...根拠地なり策源地に生きて帰ってから考えろよ、このトンマ。 そんなにお人好しな隊員がいる一方で、自衛隊内部は日常的に人をイジメ殺す集団であるかのような書かれかたもされていて、なんだかどうも、鬱陶しくなってきます。 とどのつまりは、トンマなCIAの現地情勢の誤判断で幕引き....死んだ隊員は回収作業中の事故死で処理....って、今時、そんなことで済むわけないでしょ、しかも、そもそも、隠すような話じゃないでしょ、馬鹿馬鹿しい....。 カートとか言う草をクチャクチャ噛みながら、70年代の反戦フォークソングを今風のラップ調で「ヒトをコロしちゃったよ、どうしよ〜」風にリメイクしたノイズィな音を延々と聴かされているような錯覚を覚えます。 最大音量でデスメタル版「ミッキーマウスマーチ」でも聴きながら、ヘッドバンギングして悪夢を振り払わないと、本当にバッドトリップしそうです。 表紙のイラストは綺麗で、とても良いのですし、題名もすこぶる良いのですがねぇ...。 まさに評判倒れ、よもや、映画化なんてしちゃったら...笑止千万。 世界中の笑いモノ。 | ||||
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自衛隊の海外派遣や愛国心という重い課題が主題の割には、背景設定やストーリー展開が軽く、アクション型ロールプレイングゲームのよう。 | ||||
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評判が良かったので購入。でもがっかり。 話の展開はスピーディー。だが、設定も人も人工的過ぎる。単なるお話。 だから、読了後もう一度読み直したいとは思わない。 | ||||
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主人公は31歳の曹長で2士からの叩き上げ。少年工科学校出身の同じ年齢の曹長よりも先任らしく、分隊の指揮をとります。この設定で違和感を感じる人は読まないほうがいいでしょう。内容はありきたりですがテンポよくさくさく読めます。朝までかかることはありません。 | ||||
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ハリウッド的戦争アクション映画のノベライズを意識したものと思われます。 出版社の営業部が気合の入った宣伝文句を作ってくれたおかげで、久しぶりに単行本を買ってみました。 上記のような映画を見ている気分で三時間を過ごせました。 面白く読み終えたのでのですが、宣伝文句のせいで読後に違和感を感じました。 「自衛官は人を殺せるのか?」そんな命題がこの小説にふさわしいとは思えません。 題名の「土漠の花」とはヒロインをイメージさせるもののようですが、そもそも登場人物が誰一人としてキャラが立っていません。 戦隊物の赤の人、青の人、黄色の人、緑の人・・・みたいなキャラ付けなんですね。 だから読後に「土漠の花」の意味が良くわからなくなるのです。作者はこのタイトルで何が言いたかったのだろうと。 『七人の自衛官が命を懸けて一人の女を守る』のならば、それにふさわしい理由がなければ感動のポイントになりません。 山田風太郎の忍法帖を換骨奪胎したようなストーリーです。 あの奇想天外な『忍法』を、近代兵器に置き換えたものといえばよろしいかもしれません。 本を売りたい出版社の気負いはわかりますが、この作品には見当違いの惹句です。 作品自体は悪くないのに、余計なもの(感動)を期待させるのはどうかと思いますね。 本来は最低でも星4はあげたいところですが、出版社の惹句のせいで2とします。 | ||||
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