■スポンサードリンク
いつかX橋で
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
いつかX橋での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結末を読んでしまうと 一気に気が冷めてしまう人が多いと思います。 確かにあの描写がきついものがあります。 だけれども、それは 戦争という悲劇を身をもって体験しなかった 人間だからこそ、感じることのように思えてなりません。 戦火によって身内をなくし、糧もなくした人間が 本能のままにおもむいたら… 特に女性の場合は悲しい結果になってしまいます。 そして、戦争は倫理観までもことごとく奪ってしまったのです。 生きるために必死な彼らを誰が批判できましょう。 たとい、法を犯したあくどいことでも。 彼らに突きつけられた運命は過酷も過酷でした。 私たちがこの本で学ぶこと… それは今の時代はもっと自らを大事にすべき、だと。 淑子のように御身を悲しい目に「あえて」さらしては いけないと思うのです。 蛇足ですが 最後の描写はある悲しい事件の伏線に 思えてなりませんでした。 ただし、その事件は、子供の出身市が違うのですが… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品は期待どおりでした。また、受け取りも問題ありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終戦間際から戦後までの仙台を舞台にした物語。 空襲で母親と妹を失い、天涯孤独となった祐輔は自分を見失うことなく、ひたすら真っ直ぐに生きて行く。特攻崩れの彰太と出会った祐輔は… 動乱の時代をひたむきに真っ直ぐに馬鹿正直に生きて行く祐輔の姿が胸を打つ。人生とはこういうものなのかと納得しつつも、遣る瀬無い思いを感じた作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦中から戦後の混乱期にかけての仙台が舞台です。本書はもしかして人生の縮図かもしれません。これでもかこれでもかと悲劇が襲いかかります。その悲劇のなかにも幸せがあるのですが、その小さな幸せのために大きな苦難を乗り越えなくてはなりません。本書の舞台である仙台は、このたびの東北地方太平洋沖地震でも大きな被害を受けました。津波により家を失い、恋人を失い、家族を失い…。何の罪もない人たちが、一瞬にして今までの生活を望めなくなる。それが人生というのは簡単ですが、やはりやるせない…。 人生とは何か、幸せとは何かといった事を真剣に考えさせられる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
太平洋戦争末期そして戦後の混乱期を、悲劇に見舞われながらも逞しく生きる青年達。恋愛、友情、そして成長。青春を彩る要素がぎゅっと詰まった物語。そして読み終える時には心が締めつけられながらも、見上げればそこに青空が広がっているような清々しい作品。 設定も物語も異なるが、どこか『青春の門(第一部)筑豊篇』を思わせる作品だった。青臭いまでにまっすぐな青春小説を読みたい人にはお薦めの一冊。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!