ゆうとりあ
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この本は、2009年3月に出版され購読したものですが、レビューを書くために読み直しました。 タイトルは、「ゆとり」と「ユートピア」を掛け合わせた造語ですが、 団塊世代の主人公が、定年後に埼玉県川越から富山県の過疎の村へ移住する物語です。 夫婦関係の在り方には、考えさせられるものがありました。 最後には、フィクションとは云え涙させられる場面もあり、退職前後の方々にはお勧めです。 | ||||
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主人公が団塊の世代であり、団塊の世代を意識した小ネタが多くちりばめられています。 「リタイヤ後の田舎暮らし」というテーマに興味をもって読み始めたものの、やけにメッセージ性が強く、各キャラクターが雄弁に語りすぎるのに閉口しました。 | ||||
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定年を迎えた3人トリオ。それぞれが人生を振り返って、それぞれほろ苦いものを持ちながらも自分を肯定し、新らたに友人を再認識しながら前向きに進んでいるのに共感が持てる。ゆうとりあへ移住してわかる克弘の自然との対峙の仕方や地域への溶け込み方は、なかなか示唆に富んでいてよかった。加奈子さんのような都会でもバリバリ活躍しそうな現代女性が、カントリーサイドで毅然と自然と関わっている姿は、大変魅力的でないでしょうか。 | ||||
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「人生の楽園」に出てくるような夫婦のお話。 定年後の人生をどう生きるか、が大きなテーマではあるけれど会話の中に“マタギ”が出てきたり、 自然や動物との共存ももうひとつのテーマになっているのが熊谷さんらしい。 田舎暮らしのいいところだけでなく厳しい現状をきちんと描いていることは認めるけど、 途中からイノシシ・サル・クマ問題ばかりがクローズアップされ、かなりの中だるみ感が・・・。 徹底的にコメディにしちゃってもいいような作品なのに、そうなりきれてない中途半端さにいまいち乗り切れませんでした。 読みやすいんだけどなぁ。 下北半島から帰った克弘と妻が語り合うシーンが好きです。 引っ越してきた当初とは別人のような考え方をするようになった二人。 この変化は田舎生活で得たもの。このシーンに田舎生活のもたらすステキなものが詰まってます。 今の時代、60代といってもまだまだ元気!!定年は終わりじゃなくてはじまりなのかもしれませんね。 | ||||
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団塊世代の克弘は定年退職後、持て余す暇を蕎麦打ちに費やす日々を過していた。と、ある日、家庭菜園にこっていた妻の麻美から「東京の家を売り富山県の田舎-ゆうとりあ-に引っ越しましょうよ。私本格的に野菜作りがしたい」と言われ、最初乗り気ではなかったのが見学に行ったらここを終の棲家とし、生粉打ち(十割蕎麦)を極め、やがて蕎麦屋の亭主になろうと決心。同期の退職後、妻の反対を押し切り離婚してまで起業した北川とおやじロックバンドで会社勤め時代とは別人のようになった河村に送別会をしてもらいいざ山里へ。同じように都会から移り住んできていたお隣さん方との交流から熊・猪・猿との交流?まで様々。野生動物との共存・共生を模索するところで“人間ってアナログ的なもので常にオンかオフとデジタルに二者択一するだけでなく少しあいまいな部分があったほうがいい”というのは生き方にも通じと思います。また毎年年越しに生粉打ちに挑戦していた自分の無謀さが分かり今年は外二(蕎麦粉10に対し小麦粉2)でやってみようと思います。知らぬは怖い。 | ||||
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