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いつかX橋で
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いつかX橋での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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結末を読んでしまうと 一気に気が冷めてしまう人が多いと思います。 確かにあの描写がきついものがあります。 だけれども、それは 戦争という悲劇を身をもって体験しなかった 人間だからこそ、感じることのように思えてなりません。 戦火によって身内をなくし、糧もなくした人間が 本能のままにおもむいたら… 特に女性の場合は悲しい結果になってしまいます。 そして、戦争は倫理観までもことごとく奪ってしまったのです。 生きるために必死な彼らを誰が批判できましょう。 たとい、法を犯したあくどいことでも。 彼らに突きつけられた運命は過酷も過酷でした。 私たちがこの本で学ぶこと… それは今の時代はもっと自らを大事にすべき、だと。 淑子のように御身を悲しい目に「あえて」さらしては いけないと思うのです。 蛇足ですが 最後の描写はある悲しい事件の伏線に 思えてなりませんでした。 ただし、その事件は、子供の出身市が違うのですが… | ||||
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商品は期待どおりでした。また、受け取りも問題ありませんでした。 | ||||
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終戦間際から戦後までの仙台を舞台にした物語。 空襲で母親と妹を失い、天涯孤独となった祐輔は自分を見失うことなく、ひたすら真っ直ぐに生きて行く。特攻崩れの彰太と出会った祐輔は… 動乱の時代をひたむきに真っ直ぐに馬鹿正直に生きて行く祐輔の姿が胸を打つ。人生とはこういうものなのかと納得しつつも、遣る瀬無い思いを感じた作品だった。 | ||||
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中一の7月でした、X橋には多くの嫌な思い出が在ります。読んでいて涙が止まらなくて困りまし 今.X橋は新しく変のでしょうね? このような本があって驚きました。いじょう X橋を渡って毎日通学していました 多くの仙台出身者に読んでもらいたいです。然しこの本のことはしrないのが大半です.。悲しい且つ驚きの感想です・ 仙台を出て、90年たちましたが、以上悲しいですね。 | ||||
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結論から言うとバッドエンド。 自分としてはバッドエンドというのはそんなに嫌いではなく、むしろ好きなほう。 しかし、この作品の終わり方には納得できない。 ここまで読ませといてそれはないだろと言うのが率直な感想。途中までは面白かったのに。。。 どうせなら、最初から最後まで不幸な内容か、あるいはラストを曖昧な幸福か不幸にぼかしてほしかった。 後味が悪くて再び読む気になれない。 | ||||
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読後感が最悪です。 この作品を読むのにかけた俺の時間を返せ的な不快感が胸にひろがり、主人公の言葉を借りれば「反吐が出る」感じです。 本当に読まなければよかった。 ご都合主義の不幸とご都合主義の幸福とご都合主義の破滅が次々訪れ、作者がこの作品で何を訴えたかったのかさっぱりわかりません。 文庫版の解説の方も何が何だかわからなかったようで、作品本体には触れず、作品そのものには何の関係もない3.11震災のことばかり書いてます。 文体や描写など、小説の基礎技術はしっかりしてるので最後まで読ませるのは読ませますが、これならむしろ下手くそで最初の数ページで投げ出させてくれた方がまだ許せます。 あーあ。本当に無駄な時間を浪費した。 | ||||
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戦中から戦後の混乱期にかけての仙台が舞台です。本書はもしかして人生の縮図かもしれません。これでもかこれでもかと悲劇が襲いかかります。その悲劇のなかにも幸せがあるのですが、その小さな幸せのために大きな苦難を乗り越えなくてはなりません。本書の舞台である仙台は、このたびの東北地方太平洋沖地震でも大きな被害を受けました。津波により家を失い、恋人を失い、家族を失い…。何の罪もない人たちが、一瞬にして今までの生活を望めなくなる。それが人生というのは簡単ですが、やはりやるせない…。 人生とは何か、幸せとは何かといった事を真剣に考えさせられる本でした。 | ||||
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太平洋戦争末期そして戦後の混乱期を、悲劇に見舞われながらも逞しく生きる青年達。恋愛、友情、そして成長。青春を彩る要素がぎゅっと詰まった物語。そして読み終える時には心が締めつけられながらも、見上げればそこに青空が広がっているような清々しい作品。 設定も物語も異なるが、どこか『青春の門(第一部)筑豊篇』を思わせる作品だった。青臭いまでにまっすぐな青春小説を読みたい人にはお薦めの一冊。 | ||||
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勝手な勘違いなのだが、七夕しぐれのあの3人組のその後の話だと思い、飛び付いたのだが、全く別の話だった…。 作品紹介をもっとちゃんと読むべきだった。 別に、読んで後悔するものでもないが、喜んで読み始めただけに、な〜んだ、違うのか…という思いが、真ん中へんまで付きまとってしまった。 序盤の戦火のシーンがなかなか真に迫っていて、いわゆる戦争ものなのかと思わされるのだが、それは序盤だけであっさり終わり、終戦後の焼け野原で生き抜く、若者の青春ものでしたね。 悪くはありませんが、戦争で累系をほとんど亡くした割りには、親切な大人にさりげなく保護され(親切でない大人も登場してくる)、現代の若者とそう変わりない子供っぽさも感じてしまった。 戦争を知らない自分が言うのも何だが、もっとしたたかで、逞しくないと生き抜けなかったのではないか? ただプライドのためだけに戦った最後の決闘が、族のタイマンのように感じられてしまう。 そういう意味では、ただ舞台を終戦後に設定しただけの、青春グラフィティという感じがして、食い足りなさを覚えてしまう。 (結果は悲劇的なのだが。) もっと時代設定を生かし、ギリギリ追い込まれた時の、急に大人にならざるを得ないような、「生きざま」を見せて欲しかった。 | ||||
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