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ナイト&シャドウ
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ナイト&シャドウの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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期待していたよりかは「ふつう」、若干面白くない、という感じでした。 首藤のキャラはジョーカーゲームに引っ張られつつ、人間味を帯びているというか、なんというか。 続きがあったとしたら、テロリストの親玉との直接対決まであったら、面白い…!になっていたかもしれません。 中途半端感も否めない、けど、やっぱり読みやすくて映画を見ている感覚だったのでそれなりには良かったです。 | ||||
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日本の超優秀なSPが米国に研修に来て、大統領暗殺事件に巻き込まれる。小さなどんでん返しが何度か繰り返され、最後はこのSPが 中心になって事件解決に至るというストーリー。しかし、どうも作品自身に深みがない。余りにも、この日本人SPが完璧過ぎて、ストーリーや謎解き で読ませるという作品になっていないことに大きな違和感を感じてしまう。もともと日本人SPが米国を舞台にして大活躍することに、現実感が 伴わない。この設定が日本で、登場人物も日本人ばかりで人物描写にも深みを加える方が作品としては良質になったのではないか。柳広司の 作品は、「ジョーカー・ゲーム」と「ダブル・ジョーカー」を読んだが、こういった短編集の方がキレがあるように思えてならない。 | ||||
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「ジョーカー・ゲーム」シリーズの「コク」を期待したが、さらっと読める淡白なエンターテイメントだった。 出来が悪くはないのですよ。悪くは。 ただ、作中で物語の時点での近未来に起こる現実の事件を暗示されても、現在の読者にとっては「ふーん、それで」としか思えず感興を催さなかったのは残念。 | ||||
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深く考えずにサラリと読めば、それなりに面白く興味深い内容なのですが、この作家のファンとしては「えっ?どうして・・」「やっちまったか・・」みたいな複雑な思いがありました。 柳広司の文章の魅力は、最近流行りのいかにも映像的なカットバック方式を多様をしないこと、「ドアを開けるとそこには思いもよらない人物が立っていた」なんて描いておいて、そこから全然違うシーンに飛ぶような描き方をしないで、一つのシーンをきちんと切りのいいところまで描き切ってくれるところでした。だから興味が持続して面白く読めるし、そういうきちんとした描き方がすごく好きだったのに、この作品はほかにも沢山あるミステリーと同様、思わせぶりなカットバック方式が出てきてしまっていました。 それだけでなく、「彼は・・・」と始まる記述で、その「彼」は実は読者が思っていた「彼」ではなかったという、いかにも翻訳物によくある思わせぶりな描き方、正直、文章についてはがっかりしました。 内容的には前述したとおり興味深い点も多々あるのですが、何だか終わりが尻切れトンボ・・・本来、もっと長編になる作品のような気もしました。「ロマンス」と同様、作者が描きたいことを描き切っていないような、続編(シリーズ)があるのかな?と思わせるような読後でした。 | ||||
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