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二千七百の夏と冬
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二千七百の夏と冬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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神に纏わる言葉を当初は神聖なもの、今風に言うと信念のようなものたと想像していたが、いざ当時の生活感を見てみると、神というのをまるで現代の言い訳のように軽々しく使っていて、「あ、そんなぞんざいな扱いなんだ」と肩透かしを食らった。でも思い返してみると、秋田県のなまはげというのも元々は子供が夜道を歩かないように、村の人が農作を怠けないように、とそうした営みの必要性をわかりやすく伝えるために信仰や物語として利用した経緯があるように、当時も神というのは生きるために都合の良い理由として活用されているんだなと、納得できた。そう考えてみると、今と2700年前の暮らしというのは本質的にはさほど変わっていないのだなと知れて面白い。特に、物語の時代は狩りをしたり国との諍いがあったりと、現代よりも命と向き合う機会が多いからか「恐れているから他者を攻撃する」「自分を優位に見せるために相手を笑う」というような人の心の本質を愚直な程にわかりやすく見せていて、現代の社会を見通すための参考書としても活用できそうな位に人の社会の成り立ちが書かれていると思う。 久々に面白い本に出会えて、久々に興奮できて、良かった。電子書籍で読んだのだが、良書だと感じたので紙の本として置いておきたいと思う。 | ||||
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきほんとうにありがとうございます。 良い買い物ができたと喜んでおります。 | ||||
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古本にしてはたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきほんとうにありがとうございました。 | ||||
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面白く読めた。 | ||||
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素晴らしい作家です。この後、作品を買い集め読んでいます。 | ||||
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OKです❗️ | ||||
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金魚姫で輪廻とかあの世を意識させてくれたので その勢いで読んでみました。 もう少し教科書の縄文のイメージを壊してくれるのかと 思ったのですが、その辺が残念 あと登場人物の名前が全てカタカナで、どうも感情移入が しにくかったです。 日本語の漢字には、名前のもつ性格まで影響してしまうのだと 逆に実感しました。 | ||||
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上下巻ともに一気よみしました。 面白かったです。 | ||||
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とても読みやすくて、夢中で読みました。 しかし、これは小説であって本当の縄文時代や弥生時代はちょっと違うのではないかと思いました。 背景は、現在までに解明された事を丁寧に組み立てて類推されていると思います。しかし、人間関係や各自が考えていたことはほとんど空想の域ですよね。この登場人物達は現在の価値観や感覚で思考していると思いました。 縄文時代はとても長い期間です。同じ暮らしが続けられたということは、豊かな時代だったと思うのです。自然に囲まれた生活をしていると、もっと違った価値観や感覚になるのではないかと思いました。 | ||||
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自然なんだ~とか・・・感動なんだ~とか・・・荻原さんすごい! 一気に読みました。 | ||||
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ダム建設予定地から出てきた縄文人の遺骨の先に弥生人の遺骨が手を繋いだ状態で発掘された。縄文人と弥生人、如何にして二人は出会ったのか? ロマン溢れる物語だねぇ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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ダム建設予定地に人骨が発掘された。それは2700年前の時を経て出てきた縄文人の骨だった❗現代と古代との織り成す物語が始まる。 なんかほのぼのとしてロマンを感じる内容だなぁ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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自分は「固有名詞」が「その世界語」になってるタイプは、苦手… 読みのリズムが定まらなくて、手間取るのが常。 …が、「苦手なんだよなあ」と感じながらも、さくさく読めた 「現代」の方の「それがどうかしたの?」は… どうなんだろう。ホントに「それがどうかしたの?」だったら、「ごめんね、こんなところに連れてきちゃって」の気遣いも発生しないだろう気がするのは気のせいだろうか 「気にしてません」のアピールと、単純な驚きというのはどちらが正解なんだろう… と、しばし考察してみた …今時の1クラスって30人に満たないんだ?? ↑に驚いてみた | ||||
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知らぬ間に加速度ついて、いつの間にか一気読みしていた 一番面白かったのはやっぱ「狩り」のトコだった 「クニ」に入ってからの事は…「何が起ころうとしているか」が容易に推測出来てしまう けど、「推測」出来るからこそ先を急ぎたくなる感じだった こういう話のヒーローの一番強い部分は、「後の事」を危惧せずに、ウリやナヅラに「助力を懇願できる」トコだと思う 苦手感で読み始めたのに、思いがけず楽しんじゃってた。って感じだった | ||||
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縄文時代について現在解明されている事実は竪穴式住居とか、縄文から弥生の過渡期に稲作伝来とか、ごく僅かな事だけです。実際はこのお話のような世界だったかもしれないし、全く違ったかもしれない。それは誰にもわかりません。それを僅かな事実だけをもとに違和感なく、よくここまで仕上げたなと感心しました。物語の途中に度々現代に戻されます。それに賛否両論あるようですが私はその演出は好きです。考古学の領域の時代の話であり、現代といかに時間の隔たりがあるかを改めて認識させられたので。ただ、現代パートに出てくる男性のキャラはイラッとします。こういう人、たまにいますよね。これも作者の意図してることでしょうかね。マイナス星1つ分はこの男性です(笑) | ||||
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縄文時代と現代が入り混じる話。 縄文時代の小説ってはじめてなので、本当にこんな感じかもなーと思いながら、 新鮮な気持ちで読めました。 | ||||
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二千七百の夏と冬(上巻) (双葉文庫) 毎日少しずつ読んでいます。 | ||||
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下巻も読了。 本当に、面白かった! 特に自分は縄文時代に興味があったわけでもないのですが、読み始めると止まらなかった! 物語の世界の中にぐいぐい引き込まれました。 最後の一ページで、泣きました。ピュアでひたむきな愛に心から感動して。 | ||||
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上巻に引き続き、ページを繰る手が止まらない。 どんどん引き込まれていって、この物語の世界の中にとっぷりと浸かる。 そして、最後の一ページで感動の涙。 ああ、本っていいなぁ。 読んで良かった! | ||||
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もともと好きな作家の作品です。読んでいるうちに、今の現実と作品の世界のどちらもが私の二重構造の世界となり、しばらく自分が「きんくむう」のいる世界にもいるような感覚が続きました。読んでいるうちに縄文時代の人々が今の自分につながる感じがとても強くしてきました。 | ||||
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