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十二人の抹殺者



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【この小説が収録されている参考書籍】
十二人の抹殺者 (1960年)
十二人の抹殺者 (ミステリ珍本全集02)

十二人の抹殺者の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

納得がいかない

まず動機がどうしても納得出来ない。このような理由でそれまでの自分の歴史を全て否定するような大量殺人を犯すとは到底思えない。又、古い時代の小説だから仕方ないのかも知れないが、強盗殺人鬼の殺人直後の悪血を受け継いだ劣勢因子というのが納得いかない。犯罪者の子は犯罪者となって当たり前、犯罪は遺伝するという様な考え方にはどうしても反発を覚えてしまう。又、強盗殺人鬼に陵辱された女性のことを男が見捨てるのは当然というような考え方も、現代においては古くさすぎる考え方だろう。小説に流れる思想そのものが古くさい偏見に満ちている。さらには密室のオンパレードだが、わざわざ非常なエネルギーをかけて密室殺人をする理由がどうしても分からない。犯人にとってはリスクが非常に大きい割にメリットは殆どない。ストーリー自体は面白いのだが、以上の様な理由から長い間廃盤になっていた理由も分かる。
十二人の抹殺者 (ミステリ珍本全集02)Amazon書評・レビュー:十二人の抹殺者 (ミステリ珍本全集02)より
4864030928

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