■スポンサードリンク
(短編集)
女のいない男たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
女のいない男たちの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全222件 161~180 9/12ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 長年、ハルキストです。 村上春樹さんの作品は、長編短編どちらも好きですが この短編は本当に面白かったー 少し奇妙で、捻じれてくるような感覚。 やっぱり村上春樹好きだー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| タイトルの書き下ろしは、正に村上春樹氏の比喩表現オンパレードって感じだったし、思わず嫉妬する知らない音楽ってかアーティスばっかならべやがって・・・思った。良い意味でもそんな音楽知識に憧れるし、キザなやつ・・・なんてとも思う。 それぞれの短編は、本の帯にも書いてあるようにとても・とても重い内容だと思う。安っぽいその辺の作家とは違う、字数関係なく内容は相当濃い。 「木野」と言う作品だけは最後、私には、ってか私なりにもが正しいかも、(←なんか村上春樹っぽくない?)←自分ツッコミ(笑)よくわからなかった・・・ 私なりの多角的感性で村上文学の感性を理解したかったけど、「分からなかった」と言う感想も、感想だと思う。 それも作者からすれば、とても貴重な感想だったと思ってくれると思う。 人間の心は奥深く、そして根底は共通する流れがあり、しかしそれを探し当てれない時もある・・・ しかし村上文学は最高峰の作家さんの一人である事に間違い無し!!!と私は思う。読み終わって、読みながらも・・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 後ろの3つがよかった。特にシェラザード。最近はなりをひそめていた、思わずはっとさせられる言葉や比喩がちりばめられていた。 全体的に、新たな長編へ向かう予兆に満ちていて、いやが上ににも次回作を期待させられる。あ、やっぱり村上さんは一人称のがいいな~。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| どの短編も素晴らしかったと思います。 生粋のハルキスト達は最近の村上作品に対して物足りなさを感じている人も多いようですが、あくまで個人的な意見としては、今迄の村上作品は物語が抽象的過ぎて全体としてのイメージを掴みきれない人が多かったのではないでしょうか? そういった意味では、最近の村上作品は抽象的な中にも少しずつ具体性を帯びてきていて、文章の輪郭が見えてきたような気がします。 そして、村上春樹といえば比喩表現の技術が素晴らしい。 これはネタバレになりますが「ドライブ・マイ・カー」に出てくる『まるで筋金入りの菜食主義者がレタスは食べれるかと質問されたときのように。』には思わず笑ってしまいました。 これからも、村上春樹さんの作品を楽しみに待っていたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| Impressed the expression of detailed perception at any scenario this auther can write. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 恋人や妻を失った男の物語集という、村上春樹の全てが詰まった短編集といっていいと思います。 短編に収まりきらない物語が深い余韻となって残ります。 また、むしろ、そこから中、長編へとつないでいただきたいとも熱望します。特に「シェラザード」と「木野」は、改めて書いてほしいです。 『ノルウェーの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を読み返したくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読める、読めるぞー! 以前まで、僭越ながら村上春樹氏の作品を毛嫌いしていました。 それは処女作「風の歌を聴け」を手に取り、 読書というものを自分のものにした感覚に陥り、 その勘違いのまま「ノルウェイの森」の作品に意気揚々と突入したのですが、 これまたどっぷりの恋愛ものでして、 性描写が多すぎて過去の自分には悪心するほどのものだったので、 「もうこれ以上読まない!」と決意していたのですが、 それからだいぶ経っていたので再度挑戦してみたら、 内面描写の豊富さたるや文学的に美しいと感じました。 これは村上春樹氏にしか書けんものです。 すべての心情にかゆいところに手が届くような表現を多角的視点から取り組んでおられること妙技です。 一方では、回りくどいと批判されるやもしれません。 性描写が多いのではないかと言われるやもしれません。 そんなことはほっといて本作を読むべき。 ひとつの文学作品として面白いです。 本作に限らず世界的音楽を作品に取り込んでいらっしゃる面がありますが、音楽など知らねども大丈夫。 その情緒的世界に引き込まれます。 いい作品に巡り会えたことに感謝いたします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なんだかよくわからない感じで読んだストーリーも含め、後から追想できる本です。 村上春樹の世界観から生まれている小説ですから、深読みしつつ、楽しませてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 短編集というか中編集。一晩で読破、読みやすいおもしろい。カバーもきれい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ノーベル賞候補と騒がれるようになってから、読みたくない人まで参加してああだこうだとかまびすしいことこのうえない。 どこがどうのなんてどうでもよいのだ。実に面白いのだ。こういう感覚が分からない人まで読むことはないのだ。 しかし、村上春樹もの関連で商売しようという・・・あれはいったい何だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なんというか、村上春樹は19世紀的小説家なんじゃないかって思う。どういう意味だって?読んでみてから質問して下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 村上氏の短編を初めて読みました。 長編にはない短編ならではの魅力があると思います。 6編それぞれ独立した物語ですが、すべて読み終えてみると、 ひとつの物語だったような気がしました。 そして、やはり長編が早く読みたい、 という不満というか次への期待が大きく膨らむような感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| イエスタデイの関西弁を独学で習得した木樽、シェヘラザードのベッドの中で不思議な話を聞かせてくれる女性など、個性的で魅力的な登場人物。ストーリーとして面白く、女のいない男たちということで既に失われた女性への哀しみが文学的雰囲気を作っています。今までの村上春樹の短編と違いを感じたのが、最後の表題作「女のいない男たち」でした。すごく示唆的でこれを読んだ後では読む前の自分と何かが違っているような気がしました。自由で迸るもののままに書かれたような作品で、この中では一番好きです。次回の長編がまた進歩していくのではないかと楽しみになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 短編集でも内容が濃密で読みごたえがあった。 共感できる部分が多く読んでいる間や読後の満足感が大きかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「風の歌を聴け」以来愛読しているが、やはり村上春樹は短編が面白い。個人的には、「回転木馬のデッドヒート」と並ぶ。特に、第一話の「ドライブ・マイ・カー」と第二話の「イエスタデイ」が印象に残った。書評や投稿では、最近些か評判の良くない批評を目にするが、決してマンネリでもないし旧作の焼き直しでもない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今回は「女のいない男」というヘミングウエイ譲りのコンセプトでゆるーくまとめた連作短編集が6つも並んでいて、徹頭徹尾読書の楽しみを味あわせてくれます。 内容はともかく(といっても内容もしっかりとあるのですが)、冒頭の1行からクイクイと読ませてしまう技術において、この作家はポール・オースター、アリス・マンローとならんで世界的な水準に達していると思います。 例えば「シェラザード」のはじまりは「羽原と一度性交するたびに、彼女はひとつ興味深い、不思議な話を聞かせてくれた。「千夜一夜物語」の王妃シェラザードと同じように」というものですが、これを読んで次を読みたくない人がいるでしょうか? しかも羽原君が住んでいるアパートにやってくるこのシェラザードは、実際は普通の主婦で「ハウス」キーパーだという。もしかすると羽原君は、平成の党生活者なのかもしれません。 このようにどんな作品においてもプロットとストーリーテリング、ことに人物の造型が巧みで、お話の序破急の展開が鮮やかである。 どんなぼんやりした読者の興味と関心を終始ひきつけて放さないのが「平成きってのおとぎ話作家」たる著者の得意中の得意なのであります。 短編の最後に置かれた「女のいない男」は、即興で書かれたそうですが、出来栄えは今いちでした。しかし太宰治晩年の「フォスフォレッセンス」には及ばないとしても、彼の寓話創作の才能の素晴らしさにはますます磨きがかかっているようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| いつ読んでも村上作品は良い。世界がある。短編も充分村上ワールドがある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「シェエラザード」がとても面白かったのだけど、続きが無くてもどかしくなった。それと「木野」のようなバーで、軽食とともに一杯飲みたくなった。初夏に読むのに良い短篇集である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 短編集なのですぐに読めました。 内容もぐっとひきつけられて、面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この本を読んで 男と女は、何年いようとどんな関係だろうと 短編小説のようなものなのかなと思いました。 昔のことを思い返したり、今のことを見直したり の、いいきっかけになる作品 自分の短編も、女がいなくなるのかもしれないし 読んでよかったかも… | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




