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(短編集)
非道徳教養講座
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非道徳教養講座の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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超怖いシリーズばかり読んでいたので、最初はパンチが足りたくて、退屈。本でかいし、高いし失敗したなあ、金返せと思っていたら、内容がどんどんおもしろくなり、気づけば含み笑いしてる感じ。ふざけて書いてるようで、ちらりと人間臭いこと言ってくれる、いかしたオヤジ平山さん。そんな一面がよく見れる一冊。これ読むと、ほんとこの平山さんて地の底から這い上がってきた魂みたいのがあるから、闇(怖い人や幽霊)のものも書けるんだなあと思った。もちは餅屋みたいな。あと、どうも親が前ほど信頼できないなあ、なんかいいように使われているなあ、そんなこと思っちゃいけないと感じている人にはぜひ読んで欲しい。あと人間関係に悩んでいる人なんかも。新しい対応方法が紹介されているので、一読して欲しい。私は、これのおかげで、職場でだいぶ過ごし易くなったし、親の言葉にもそう動揺することがなくなった。 | ||||
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実話系の流れや鬼畜系の展開のみを期待する読者には向かないかもしれないが、平山夢明の骨髄を覗き見るような興味深い一冊だった。 全編が、「執事」と扮した(?)平山の文体で語られる人生訓のようなものなのだが、それはあからさまに件の傑作「ユニバーサル式横メルカトル」のアイツそのもので笑いと不気味を誘う。(笑) 鬼畜や極論などのガジェットに彩られながらも、平山夢明という作家が決して<色物>では無いという骨太さを感じた。 個人的には、既刊の春日武彦との対談本などよりは段違いに中身の濃い一冊となっているのではないだろうか。 創作小説ではない既刊本の中ではダントツに濃度が高い。 内容はかなり硬く真面目なものだし、驚くほど実用的な指南書になっているため、挿入される児嶋都の漫画がとても良い薬味になっていた。 でも結局笑ったんだよなぁ。 最後の平山と児嶋の対談も脱力と爆笑。 平山夢明に17歳の娘がいるという衝撃の事実も暴露。(笑) | ||||
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