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ゴーストハント6 海からくるもの



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ゴーストハント6 海からくるものの評価: 4.54/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1~20 1/2ページ
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No.22:
(5pt)

ニンゲンからカミまで

小野不由美ヒット作、悪霊シリーズの第六弾のリライト。超自然の存在のエゴに翻弄される一族の悲劇、とだけ、記す。犠牲になった人々の冥福を祈るばかりだ。
 ここまでの物語で、ティーンズ向け文章を考え出すのは至難の技だろう。著者の筆力に頭が下がるだけだ。リライト版は、より精緻に描きこまれ、ミステリーとしても楽しみが深くなっている。どちらを読むかは、読解力で決めたほうが良いと考える。どちらも楽しめることは確かだ。
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)より
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No.21:
(4pt)

和洋折衷のホラー

舞台は能登にある、日本建築の純和風の料亭であるのに、全体から受ける印象は西洋の悪魔退治だ。ジョン・ブラウン(エクソシスト)がいるせいだけでもあるまい。松崎綾子が巫女で、原真砂子が霊媒師で、ぼーさんが僧侶だったとしても、和風な感じがしない。おそらく、それは悪霊の暴れ方、谷山麻衣の能力の発動の仕方が、西洋的な超常現象を想起させるからだろう。
 今回は、ナルをはじめとする渋谷サイキックリサーチのメンバーと安原(「4」に登場する生徒会長。現在有名国立大学の学生)が大きなダメージを負う。それらは最終章である「7」の伏線になっている。
 今まで役に立っていなかった松崎綾子が、今回は優れた能力を見せてくれる。綾子ファンで、ずっと歯がゆい思いをしていた人にはうれしい出来事だろう。
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)より
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No.20:
(4pt)

監督途中退場で四苦八苦するチーム渋谷サイキックリサーチだが…

因果の不明な祟りの恐怖!今回、監督途中退場で四苦八苦するチーム渋谷サイキックリサーチだが、いつもは軽妙なやりとりでコメディ担当のような坊さんと、口は達者だが見かけ倒しの巫女さんが、思いもよらぬ活躍を見せる。物語の中で重要度を増してきたあたしの夢のお告げだが、核心をついたように見えて、実はナルとの距離を縮めるような仄めかしに過ぎず、最後まで真相究明の決定打には到らない。そして事態はやがて死霊たちの襲撃へとなだれ込み、一転、プライドを傷つけられたナルの放った必死の一手が幕を引き、彼の秘密の一端が明かされる。
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)より
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No.19:
(5pt)

メンバーの秘密が次々と

ネタバレになるから書けませんが、これまで謎に包まれていた(というかよくわからなかった)登場人物たちの能力が次々に明らかになります。いやぁ~最後のどんでん返しがたまらなく(^^;
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No.18:
(5pt)

霊の正体に驚き!

「海から来るもの」も相当怖いです。けれどどこか切ない気持ちになりました。松崎綾子の初の活躍に、本当に巫女だったんだ、という思いでした。解決してよかった!
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No.17:
(5pt)

読み易さが作者の力量を感じさせる、味わい深いホラー小説

このシリーズ、単体でも十分面白いが、全巻を通じての謎が徐々に明らかになって来る構成が素晴らしい。今巻では最大の謎である。ナルの正体が半ば明かされるのだけど、そのための手法が凄かった。何者かが憑依して、リーダーとして頼れなくなるばかりか、ナルの危険性を知り、監視役だと言うリンさんが、陰陽師の力を駆使して、彼を封じ込めに掛かるとは。実に大胆な展開で、他のメンバーが彼の不在を補うべく活躍。これまで役立たずだった綾子が、とうとうその力を披露するのは、感慨深かった。
 
作者がシリーズ全体を見越して、キャラクターを書き込んで来たおかげで、読者に愛着を感じさせるのだと思う。主要キャラは誰一人役立たずではなかった。それが嬉しく思えたのは、大きな収穫。
  ホラー小説としても、十分怖く、特に憑依されたナルが、襲い掛かって来たのには参った。抜群のストーリーテリングで、面倒な家系に関する膨大な内容を読まされても、そう苦にはならず、この陰惨な悲劇を裏付ける資料として、説得力を増していると感じた。
 
読み易さが作者の力量を感じさせる、味わい深いホラー小説と評価。
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No.16:
(5pt)

名作です

小野不由美先生のゴーストハントシリーズの6作目です。今回は今まであまり活躍したことがなかったあの人が活躍する貴重な回です。心霊現象を扱ってる作品ですが、そこまで怖くなく読みやすい作品かと思います。
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No.15:
(5pt)

中学生でも楽しめる

内容はネタバレになるので書きませんが、面白かったです。
中学生でも楽しんで読めます。
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No.14:
(5pt)

ニンゲンからカミまで

小野不由美ヒット作、悪霊シリーズの第六弾。リライト版ゴーストハントシリーズでは、「海からくるもの」。超自然の存在のエゴに翻弄される一族の悲劇、とだけ、記す。犠牲になった人々の冥福を祈るばかりだ。
 ここまでの物語で、ティーンズ向け文章を考え出すのは至難の技だろう。著者の筆力に頭が下がるだけだ。リライト版は、より精緻に描きこまれ、ミステリーとしても楽しみが深くなっている。どちらを読むかは、読解力で決めたほうが良いと考える。どちらも楽しめることは確かだ。
ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)Amazon書評・レビュー:ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)より
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No.13:
(5pt)

大魔神(?)の怒り?

代々、代替わりすると家族、使用人、客が何人もが死んでいくというのが今回の依頼。 綾子が皆が唖然とするような活躍を見せるものの、事象を起こしている大本はこれまでとは違い強力で最後はナルが。 。 。 麻衣は今回も夢見で活躍。
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No.12:
(4pt)

無駄飯食らい返上

憑依もの。ついでにナルも憑依されてしまいます。リーダー不在の状況で、無駄飯食らいキャラだったぼーさんと綾子が、めずらしく活躍。そしてナルの底知れない力が…。ナルとは何者なのか? 興味はいやがうえにも高まり、いよいよ最終巻へ、GO。
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No.11:
(5pt)

いよいよクライマックスへ

この回で、ついにみんな役にたったなと、すっきりします。綾子の謎がはっきりします。表紙が暗い所でみると光るのも楽しいです。
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No.10:
(4pt)

今回の対象は神

今回の対象は神でした
ナルが途中でリタイヤしてしまい、遂に綾子が大活躍です

「呪い」「憑依」に対する考察が興味深かったです
最近、憑もののおかげで特殊能力を得た主人公が活躍するライトな感じの小説を幾つか読みました
本著の憑依に対する考察は、ほんの一説なのでしょうが、深みが違いました
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4041108829
No.9:
(5pt)

ゾッとしました

まさかの相手は御神体
しかも祀るのを怠った氏神様だったとは…

似たような体験済みなんで、読んでて一番ゾッとしました。

それをも祓えたナルの凄さ(*'Д`*)

しかし、犠牲は少なくなかった…残念。
マンガ版で知ってはいましたが、
私の中ではシリーズ中一位二位を争う恐ろしさでした。
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No.8:
(4pt)

ぼーさん、リンさん大活躍!?

序盤のある事柄を契機にナルが不在となり、結果として普段から無口な助手のリンと、霊能者の中では年長のぼーさんがメンバーを仕切っていくことになります。 見所は5巻でも少し登場したリンさんの式の生々しい様子だったり、ぼーさんの『気』の凄さだったり…。 最初のお決まり事務所シーンでは、ナルの『悪いヤツぶってるが根は良いヤツなのか論議』が未解決のまま先送りされます(笑)。 調査途中で再開されますが、謎が謎を呼ぶというか…ナルって何者?って結論に達するみたいな感じです。 綾子の出番がようやくあり、それがまたカッコいい!(数少ない見せ場…。)都内の大学生のあの方が沖縄から駆けつけ、調査場所の能登から金沢を往復させられたり…(ヘロヘロになります。そして、終わりのあたりでは大怪我を…)。 真砂子は、麻衣に少し心を許し始めたようです(5巻の出来事も関係あるはず)。 ジョンは、日本の文化について理解に難航を示し、途中、リンさんに解説されるシーンもありました。 ナルのプライドを賭けた闘いの結末とは…? 麻衣には、彼は優しいのか?
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No.7:
(4pt)

もどかしいかも

今回はオカルト。
 というか、オカルトミステリー。
 敵の正体を見極めるための調査が延々と続きます。
 著者のストーリーテリングの力ですいすいと読めはするのですが、人によっては「もどかしい」と感じるかもしれません。
 さっさとコワいシーンを出さんかい、わしゃ、ホラーを読みたいんじゃ、と。
 そこを耐え忍んでも、クライマックスはオカルトですので、怖さ、という点では今ひとつです。
 逆に、オカルトものの好きな人にとっては、拾いものの作品かもしれません。
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No.6:
(4pt)

小説でないと描けないことがある

本編は、渋谷サイキックリサーチが代替わりの度に身内に多数の死者を出す、能登の吉見家にまつわる心霊現象をを調査する内容です。
話の筋は、漫画版とほとんど変わりませんが、小説版は旧家である吉見家の系譜と古くから立山で信仰される立山信仰のことがページを多く割いて書かれているので、舞台を能登にする必然性がより強く感じられるようになっています。
どちらかというと、心霊的な怖さよりも、人の恨みの深さがもたらす災いの凄まじさと超自然的なものへの畏怖を感じる作品でした。
最後に、この巻の表紙にもギミックが施されているので、本書は就寝前に読むことをお勧めします(笑)。
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No.5:
(5pt)

頭の中が家系図でグルグルです(笑)

今回の依頼先は能登方面にある老舗料亭を営むお家。
代替わりの度に変事が起こるという・・・。

ナルが不在の中、その変事はいつから、何が原因で起こるのが突き止めようとしますが、江戸時代まで系譜を遡らなくてはならなくて、調査に難航します。
分家に本家に、入江に七尾に立山・・・。
その上、初代に先代に叔父、大叔父・・・?家督相続・・・。
系譜を想像すると頭の悪い私には、こんがらがってしまいましたξ(+_+;)

でも、それを想像しながら読むのも楽しいです。
やっと綾子の本領発揮!
麻衣も夢で手掛かりを見つけてくれます。
次はとうとうすべてが明かされる最終巻!!
マンガ版には描かれていないやり取りがあるのか、楽しみに待ちたいと思います♪
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No.4:
(5pt)

さすが小野さん、と言いたい

学生の頃、このシリーズを初めて読んだときに
「胡散臭くないホラー」という本があることに大変衝撃を受けましたが、
リライトによって更に肉付けされて、ストーリーが極太になってます。
(分厚さではないです。内容が、です。)

小野不由美さんの本を読むたびに思うんですが、
どんな民俗信仰の専門書を読むよりも、
マレビト信仰が簡潔にまとめられてて、すごいです。

そういう目線から見ても、特にこの回のリライトは
お見事!としか言いようがありません。
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No.3:
(5pt)

強く推奨したい1冊

本作、これまでと比較すると怖くない方ですが、一番面白かったです。
(比較すると、ですよ。十分、本作は怖いです)

あらすじにある通り、ナルが早々に戦線離脱してしまうため、いつもと異なる展開(調査活動)です。
いつもサラリと謎を解いてくれるナル抜きでの調査活動。
そのため、彼らは非常に悪戦苦闘することになるのですが、それゆえに中身が濃くなる。

そして“古い信仰が残る土地”での話だけあって、純和風の、古の恐怖。
故に、ぼうさんや綾子が大活躍する巻になっています。

本書で取り上げられているような素材(塚や信仰や歴史)は、日本各地に残っています。
私、趣味がてらよく見て回っているのですが、多くの場合は忘れ去られていますが、似たような設定をよく見かける。

そう考えると、ちょっと怖い気がします。私たちは気づいていないだけなのかもしれない。
吉見家のミニ版や少し形を変えただけの話なんて、けっこうあるのかも……。

チラホラとこれまでの謎も解明されてきたりもしますが、まだまだ。
なのに、シリーズは残り1冊。リライト記念に、特別編とかで新作を追加してくれないだろうか?
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)より
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