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ホテルローヤル



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホテルローヤル

ホテルローヤルの評価: 3.74/5点 レビュー 326件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全210件 21~40 2/11ページ
No.190:
(5pt)

興味津々でした

なかなか面白いです
ホテルローヤルAmazon書評・レビュー:ホテルローヤルより
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No.189:
(5pt)

ありがとうございました。

ありがとうございました。
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No.188:
(4pt)

「ラブレス」も愛に溢れていましたが、この小説も愛に溢れていました。

桜木紫乃の小説は、2度目です。最初「ラブレス」を読み感動しました。
この小説は、時間の流れが、現在から過去にさかのぼる形をとっています。「ラブレス」も同じ形でした。
そして、この本に出てくる人は、優しい人が多いです。
山田ミコの次男がヤクザになり、人を殺しても「うちはこういうことで辞めてくれという職場でないし、安心していいよ。あしたもちゃんときてね。」とか「ミコちゃんにはなんも罪のないことだから、明日また元気に働こうね。」には、グッときました。
「ラブレス」も愛に溢れていましたが、この小説も愛に溢れていました。
なかなかいい小説でした。
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No.187:
(4pt)

切なさから始まり、どれも、どこか寂しい物語たち。

廃屋となったラブホテルから始まり、その創業まで時間をさかのぼっていく連作短編小説。一つ一つの物語には男女や親子の関係があって、悲哀に彩られていて、それぞれの結末が気になって読み進んだ。切ない気持ちで始まる最初の短編から、最後まで寂しさの付きまとう物語たち。一番印象に残った短編は「せんせえ」。寒い冬の日の午後を一人ぼっちで過ごしているような読後感でした。たまたま同じ時期に読んだ、海外小説の「オリーヴ・キタリッジの生活」(ハヤカワepi文庫)と雰囲気が少しかぶりました。
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No.186:
(4pt)

人間の暗い部分に、また北海道が舞台他にはないおもしろさ。

面白い
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No.185:
(5pt)

読者は2度読む

kindleで初めて読んだ。寝床で読むせいか1度読んでも「・・・あれ?」だったので、もう1度読もうとページを戻そうとしたが、kindleの使い方がわからず、1ページずつめくって戻すという、とても正解とは言えない方法ではじめに戻って2回読んだ。ようやっとストーリイが見えてきたという塩梅であった。これは作者の狙いなのか?それとも私の読書力が弱いのか?考えさせる1冊だと思う。
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No.184:
(5pt)

映画を観たあと文庫を読みました

映画のタッチが自分の好みだと思い、何年かぶりに映画館に映画を見に行きました。地元の映画館で客はコロナ禍とはいえ僕一人。初めての映画館貸切です。映画は素晴らしかったです。泣けるシーンも多く、何十年かぶりにパンフレットまで買って帰りました。
特に良かったのがお盆の墓参りの帰りにホテルに寄った夫婦のシーン。俳優さんも女優さんも実にリアリティがあると感じました。奥さんの台詞でグッときて泣けました。その部分をもっと深く読みたくて文庫を買いました。
映画では分からなかった設定や家族との関係性など後追いですが知ることができて大変満足できました。良い小説です。
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No.183:
(5pt)

読み終われば名作だった

何も予備知識もなしに読み始めて、最初の「シャッターチャンス」を読んだときは、ホテルローヤルももう潰れて廃墟になっているし、この短編に登場する貴史という男もどこにも魅力を感じないくだらない人間なので、なんかつまらない小説かと思いました。
でも我慢して読み進めたら、だんだん面白く感じて、登場する人物に対しても愛おしさも感じるようになりました。

ちょっとネタバレになりますが、七編の短編はおそらく時系列が逆順に配置されているのですね。最初の作品の「シャッターチャンス」がホテルが閉鎖されてからの話、最後の作品の「ギフト」がホテルの最初の経営者である田中大吉が、愛人とホテルを開業する話で、最初の作品の何十年も前のことになります。
そして「せんせぇ」という作品が、一見ホテルローヤルとはあまり関係なさそうな話ですが、他のレビューで指摘されていたように、実はホテルが閉鎖することと関係がある話のようです。そこはあまり詳しく書かないでおきますが。

この小説は性的な描写も多いし、大人のための小説だとは思います(中学生とかにはあまり勧められないかも)。
一方で、登場する人物のほとんどが、社会的には成功者とはとても言えなかったり、あまり世間に胸を張れるような仕事をしていたりはしなくても、懸命に生きています。そういう姿が描かれるのを読むと、時に感動を誘います。
特に私は「星を見ていた」に出てくるミコの姿に涙が出てきてしまいました。それは可愛そうで泣いたというよりも、貧しさの中でおそらく十分な教育も受けられなかった女性が、必死に働き、そして夫につくす姿に神々しいものを感じたからだと思います。
この短編を読んで私は宮沢賢治の虔十公園林という作品を思い起こしました。ミコにも虔十のように人生で報われる時がくると良いのですが。

桜木紫之の作品は初めて読んだと思ったのですが、「氷の轍」という作品を読んだことがありました。この作品も良い作品でしたがそこに気付いて、「ホテルローヤル」という作品と桜木紫之という人の作風がつながりました。
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No.182:
(5pt)

自分ては出会うことのない人間模様が描かれている

よかったです
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No.181:
(5pt)

とても綺麗でした。

コメントと以上に綺麗で、期日通り届きました。包装も丁寧にしたありました。
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No.180:
(5pt)

映画とセットで面白さ倍増

映画と原作とどちらが面白い?というのは、いつも話題となるところですが、今回初めて、ほぼ同時に。本を読み終えた日に映画鑑賞という状態で臨みました。結果は相乗効果で、それぞれの良さが倍増された感じでした。原作者の
きめ細やかな、人物描写や心理描写が映画の美しい映像で昇華されたように思いました。
こんな読み方もお勧めできます。
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No.179:
(5pt)

楽しい本ではない

一気に読めました。
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No.178:
(4pt)

「ホテルローヤル」

今話題の明日全国公開の映画の
直木賞作家の桜木柴乃さん著の小説おもしろく読ませて戴きました
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No.177:
(4pt)

ホテルローヤル

ワクワクするストーリー展開で楽しめました。
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No.176:
(5pt)

実は再購入したのです。

こちらの作品…直木賞を受賞されたあと直ぐに購入したのですが、読んだ記憶が無い。おそらく【祭りの雰囲気に乗って購入して本棚に並べただけで満足した】のだと思います。そして古本屋に売ってしまったと思われます。

桜木紫乃さんがNHKのあさイチに出演、映画化されるとのことで、私の夫や実家の母も気になるとのことで、再び購入して今度はしっかり短期間で完読しました。
私も人の子です。普通のビジネスホテルの出来事だったとしたらここまで前のめりになって読めるかな?ラブホテル・男女の行動の本音の部分がサラリと記して有るために、集中して辿れました。
一冊の構成が他の方も仰るように、不思議な物になっています。当然のように記してあったキャラの性格や習慣も、実は昔はそんなことは無かったのか!と、ページを遡り思い直したりました。

まぁ兎に角、桜木さんの他の作品も読みたくなったし映画も観に行くし、行動範囲が広がりました。
もう、こちらの本は売ることは無いでしょう…綺麗に本棚に並べて、今後もボチボチと読む小説だと決定しました。
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No.175:
(5pt)

愛とかで超えない

私の感想ですが、著者の作品は人間関係の希薄さが魅力です。他者は理解できず自分の解釈でつきあう。実際、愛とか希望ととかよりも自然だとも言えます。家族でも友人でも期待もしないし、影響を与えようともしない。
さらっとしていて、それでいて切なくもある。愛とかで越えようとしない脱力感が魅力です。
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No.174:
(4pt)

テレビで観た、明るい作者の様子と小説の内容に差があり、違和感を感じた。

NHKの朝の番組、アサイチに、小説家の桜木紫乃さんが出演した。この方が直木賞を取ったのは知っていたので、興味深く観た。作家という人達はそうなのかもしれないが、独特の雰囲気を持っていて好感が持てたので、直木賞を取ったこの小説を読んだのだった。

 内容は、七篇の短編からなっている。
 シャッターチャンス(廃墟のホテルで、恋人の男性にヌード写真を撮られる話)
 本日開店(大黒さんが寺のために身を売る話)
 えっち屋(ラブホテルに大人のおもちゃを納める男に好意を持つ話)
 バブルバス(墓業をすっぽかされたお金で、夫婦でラブホテルへ行く話)
 せんせぇ(親に見捨てられた高校生と、妻に浮気をされている教師の話)
 星を見ていた(生活不能者の夫を抱えてラブホテルで働く妻の話)
 ギフト(ちょっと頭の悪い娘を恋人に持ち、妻に逃げられて、ラブホテルを開業しようとしている男の話)

 主人公は皆んな冴えないその日暮らしの人達である。読んでいてあまり楽しいものではなかった。この中では、「バブルス」が悲しいながらも将来に一縷の希望が見えるようで良かった。
 
 直木賞作家としての技量は認めるが、全体としてなんとも切ない話で、個人的にはこういう暗い話は好きではない。テレビで観た、明るい作者の様子と小説に内容に大きな差があり、その違いに違和感を感じたものである。
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No.173:
(4pt)

冷ややかで、温かいまなざし

主人公が変わっていくので、連作としての魅力は乏しいが、それぞれの短編の質が高い。成長から遠い場所で、ただ生きるために働くような人たちへの温かな視線に心が温まる。「星を見ていた」には圧倒された。この一編のためだけでも手に取った方が良い。
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No.172:
(4pt)

現在から過去への短編集

テレビで著者が出演しているのを観て興味を持ち レビューを観て短編が現在から過去に並べられていると知った上で読んだのは良かったと思います。著者と同じ年代になっていますし いろいろ思う事がありました。釧路にも興味がありました。私は「せんせぇ」が一番面白かったです。切ない話なのに 面白い女子高生の描写に楽しくなるのです…
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No.171:
(5pt)

ジーンときたのは

第6話の「星を見ていた」は秀逸な話しだった。全7話の中で一番よかった。感情を押し殺して生きてきた人生。しかし、次男の事件に一気にあふれてくる。迎えにきたお父さんも良かった。なんと今年11/13に映画化とのこと、ぜひ観てみたい。
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