■スポンサードリンク
フォグ・ハイダ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
フォグ・ハイダの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
the void shaperシリーズ、4冊目です。 本作では、ゼンの旅路を行く途中またもや、剣を交えるところから始まり、また新たな出会いと別れが描かれています。相変わらず個性的な人物に囲まれて、人の情に関しても、ゼンの思考に影響を与えた物語でしょうか。 剣についても、本作でもゼンは悩み、成長していきます。ゼンが剣の道を突き詰めれば突き詰めるほど、本当の剣士とはこういう者なのかなと思いました。思案しながら模索し続け、強くなっていくゼンと共に、読んでいる側も何か学ばされているようなシリーズだと思います。 今回の引用は『五輪書』でした。剣の道を極めた宮本武蔵の言葉を重ねて、深みを増していると思います。 追記 僭越ながらイメージイラストです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
剣豪小説なのに、「戦わないことが最上」とか「やむないときは逃げる」とか思考形態がユニーク。忍者のそれに近いかな。チャンバラをするなんて下の下だものね。でも、いざ戦闘になると非情に敵の戦闘力を的確に奪う、という切り替えの良さ。 真の「武士道」を感じます。 宮本武蔵もこんな風だったのかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり、現代の草食系の宮本武蔵、大山倍達物語といった感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森博嗣好きです。なかでも、今一番良いと思うのがこのシリーズです。時代劇もの(?)です。淡々と進むなかに、戦いの激しいシーンもあり、なかなかシビアです。主人公が戦うところは「スカイ・クロラ」シリーズの戦闘シーンを読むような感じがします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すっかりこのシリーズにもはまってしまってます。 ストーリの面白さもさることながら、読み終わった後の一抹の寂寥感が たまらないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回はブルーグレイの表紙。霧に包まれた山が見えます。 前回の鮮やかな赤とは完全に反対の色彩で、シリーズの転換を感じます。 今回は仲間と協力し、斬り合いをします。 これまでも協力者はいましたが、ゼンと実力が近い者はいませんでした。 頼もしい仲間がいる、というのがシリーズでも珍しい動きで、なかなか新鮮でした。 今回は特に、ゼンが人と共にいることが多いです。 人と触れ合う中で、ゼンの姿勢にもこれまでにない動きが現れます。 兆候はありましたが、ここまではっきりと下心が現れるのは初めてだと思います。 ところで、一巻からそうなのですが 登場人物の死兆が明らかに見られる、というのがどうにも虚しいです。 物語が進めば進むほど、その人物の死が近づいてくるので、抵抗感があります。 また死んだか、と作中のノギのようにため息をつきたくなります。 相変わらず、別れの多い旅です。 そんな調子で、考察する剣豪綺譚、第四巻でした。 森博嗣さんのサイトを見ると、全五巻の予定が伸びたようで、都はまだ先のようです。 いやそもそも、果たしてゼンは都に行くのでしょうか? ゼンの目標もあやふやになってきて、旅の終わりが霧に隠されるような読後感でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思考する侍の物語、第4巻。 侍、ゼンは剣の道を極める。 そしてそれは人としての成長を意味する。 最強の敵と対峙することで、 ゼンはまた一つ成長した。 僕は「言葉」を仕事にしたいと考えています。 ゼンは剣で、 僕は言葉を学び追求することで、 同じように人としての成長をしたいと感じました。 人生へのモチベーションが上がりました。 これは決して大げさに言っているわけではありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森先生のこのシリーズ、装丁に気配が出ているのでAmazonの「画像はありません」は 正解な気がします。価値あるものの美しさ。 映像が止まらず、途中で読書を止めるつもりが止められず、どっぷりと。読後の感想は ひとそれぞれかと思いますが、『芯に響き、砕き、刺さる』状況でちょっと影響が出過ぎて いる感じです。もう少し距離を置いて読めば良いと思いますが止められず(前述に戻る)。 母(60代半ば)も毎年楽しみにしている小説です。お薦めは間違いないですが、母は この本をどう読むのかと心配と楽しみがあります。 いままでのシリーズを読まれている方は是非!!!!やっぱり来年が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本来戦いを好まず、可能な限り対戦を避けようとしている侍ゼンが 未知の剣筋への興味と、生来からのお人良しで戦いに巻き込まれ、 自分より力量の勝る侍と対峙し死地を乗り越えていくことで、より強い侍となっていく様が描かれます。 そして女房役(?)のノギとの関係も、今までは寄らず離れずといった絶妙な距離感を保っていましたが 今作では一応の決着が付けられたように感じました。 本シリーズは今のところ全5作予定とのことで、残すはあと一作。 どのような結末が待っているのか、注目です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!