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貘の檻
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貘の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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カラスの親指ではまり、それ以後、道尾秀介のほとんどの作品を読破してきましたが、この作品を読んで、同じ人が書いたものとは思われませんでした。タイトルや表紙の絵、裏面の紹介文に騙されてはいけません。悲しいことですが今後道尾作品は二度と手にとらないでしょう。 | ||||
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あまりにもつまらなくて驚いた。 ラットマン、本作と、私が読んだ道尾秀介作品は、2作続けて空振り三振。 主人公の夢の中でのボヤけた出来事を延々と書き続けているが、内容に謎解きトリックが仕込まれている訳でもなく、ただただ字数が多いだけ。ミステリー小説なら、もっと読み手の関心が続くテンポ・字数を意識して物語を展開させて欲しい。道尾作品にも、カラスの親指にはそうした読者目線の配慮があったように思う。 本作は残念ながら駄作です。道尾秀介作品とは暫くお別れします。 | ||||
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方言たくさんの会話に、独特の世界観に、よくわからん夢や幻想の回顧シーンがこれでもか!って出てきて、「飛ばし読み」の術を身につけさせて頂きました(苦笑) 犯人は意外性、、無いですね。ここまで引っ張ったのだからあの奇想天外で人情味溢れる「彼」が実は犯人でした!驚き!!くらいのオチが欲しかったです。 道尾先生の作品も当たり外れがあるなぁ。 | ||||
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向日葵の咲かない夏の方が、テンポが早くて面白かった。 暗くて一本調子だが、ページが進まないわけでもない。好き嫌いが分かれそう。それにしても向日葵〜から作風変わったなぁ。 | ||||
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ただただ暗いミステリーという印象。 道尾さんのミステリーには情緒を感じたり、 情景が浮かんでくる描写があったりするものですが、 この作品にはそういったものが欠けていて、 読んでいるこちらまで暗い気持ちになっていきました。 | ||||
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書き下ろしの長編という事で大いに期待したのだが、全くの期待外れだった。題名にある通り、主人公の幼い頃の"悪夢"を「漠に食べて欲しい」という趣旨の作品なのだが、何から何まで中途半端で読み応えを全く感じなかった。主人公は"ある音"に追い詰められて、家に帰れなくなり、失業した上に、離婚され、一人息子は元妻に引き取られている状態。本作のテーマとしては、"ある音"の起因となっている主人公が幼年期を過ごした村で起こった事件の解明(所謂トラウマ探し)及び主人公と息子の再生物語だと思うのだが、どちらも釈然としないのである。 舞台の村は三津田信三氏の諸作品を想起させるもので、新規性に欠けると共に、32年前に起こったという事件の構造が単純過ぎて、ミステリ的興趣を全く覚えなかった。しかも、最後まで読んでも、一番肝心の"ある音"の正体(あるいは"ある音"が主人公の精神を蝕んだ理由)が読者にとっては不明のままで、この点でも不満が残る。主人公は事件解明のために息子を連れてその村に出掛けるのだが、この設定が無茶という点は置くとしても、主人公と息子の再生物語に力を入れている様には到底見えないのである。 "悪夢"の内容なのであろうか、昆虫等の小動物を主体とした暗い雰囲気の読者にとっては意味不明の雑文が延々と続いたり、人間のチョットした勘違いが悲劇を生み出すといった当り前の事を書いたりして、頁数の割には内容が非常に薄い印象を受けた。私はデビュー作「背の眼」以来作者の作品を読んでいるのだが、もう少し中身の濃い作品を期待したい。 | ||||
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道尾氏の作品、ほぼデビュー以来、無条件で読んできました。 駄作が少なく、新作を読むのを楽しみにしていた数少ない作家でした。 しかし、この数年、エンタテイメント性が薄れたというか、 作風が変わってきたように思っていました。 無論、作家としても何時までも同じものを書いてもいられないでしょうから、 作風が変わる事への批判はしません。 ただ、自分にとって面白くないから、もう読まない と言うだけです。 貘の檻、最初に提示された謎=事件は全く触れず、 主人公が見る悪夢などの頭の中が提示されるだけです(前〜中半)。 読んでいて、全く面白くありません というか苦痛になってきたので 同氏の作品では、初めて途中で読むのを止めました。 端的に言うと「何でこんなつまらない話をダラダラと続けるの?」と言った感じです。 道尾ワールドとも言うべき、世界観だけが強調され ストーリーテリングといった、プロの作家の優劣をは計る技量は 逆に退化しているように感じてしまうほどです。 評価していた作家だけに非常に残念です。 | ||||
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日本ミステリー史に残る傑作『カラスの親指』が単行本として上梓されたのが2008年7月。以来、この傑作に比肩する作品を求めて作者の過去の作品を漁り、最新刊をほとんど読んできたが、残念ながら超える作品とは出合っていない。むしろ、近年は作者自身が「もうあの手の小説は卒業した」と文芸路線(!)へ方針転換してしまったみたいだ(唯一『光媒の花』はその成功例だと思うが)。この最新作でも、信州の寒村での習俗というガジェットは秀逸なのに、それがお定まりの姦通や脳障害などで卑小化され、思わせぶりのブンガク的な夢の描写に読者は長々と付き合わされるはめになる。あげくの果てにテレビドラマ的な謎解きのエンディング。書き下ろしの労力は多としたいけれども、420ページ定価1944円はちょっとしんどい。 | ||||
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書店で購入しました。 ミステリーマニアですが、 この本は面白くない。 全く、引き込まれません。 読む気力が続きません。 途中で読むのを止めてしまいました。 感情移入できないのです。 非常に残念です。 | ||||
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