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人生相談。
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人生相談。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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西村賢太さんの「日乗」に真梨幸子さんの名前が何度か出るので「5人のジュンコ」と「人生相談」を読んでみました。 登場人物を姓と名で分けて書いていたり、名前が変わっていたり…で、そこで読者を煙に巻くような感じも受けました。 2冊しか読んでないけれど、作風はよく似ていると思いました。読んでて「本当はこうなのだろう」と筋が見えたりします。 話はサイコパスが多くて、理不尽な殺人が繰り広げられます。 最後は何がなんだか…この人は何?あの人はどうなったの?とわからないままでした。 あと、作者は太った人に対する嫌悪感が激しいのかな…と読んでて感じました。 | ||||
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「各章ドクンドクンと左心房が揺れるイヤミス短編集だと思って読んだ小説が、実は各章が全て繋がっている上に登場人物過多で人物の掘り下げが少なく、あれとあれが繋がってると徐々に明らかにされていってもぬるい秋風を顔にあびたような感覚にしかならず、こちらとしてはせっかく話が繋がってるならば自転車で走っているときに飛んできたカナブンに顔面を強打されたような衝撃を期待しているのですが、そもそも浅くて広い人物相関のせいで名前と性質が一致しづらいので話が脳髄までいかずに瞳の水晶体で留まっているような感覚でした。どうすればこの気持ちを紐解けるでしょうか?」 会社員・男 | ||||
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*ややネタバレあり 「人生相談」から始まる群像劇ミステリー・・・一見無関係そうに見えるエピソードの 絡み合った糸を解きほぐすように読んでいると、浮かび上がって来る真相と謎解き。 着眼点は良いし、面白くなる要素はたくさんあるのに、正直。。消化不良感、半端ない。。残念。 こういうドンデン返しものミステリーは、最後に「そういうことかあ~。やられたあ~」と読者に 思わせてこそ。。なのに、そこが弱い。 物語のキーマン川口寿々子が、実は○○○○○だったって、最後まで読んで、腑に落ちる人、何人いるかなあ。。 おそらく、3割。 なぜって、川口寿々子の人柄が変節しているから。。 そして、そこに至る事情やら描写やらが(わざと?)すっ飛ばされているから、最後まで読んでも「え?」となる。 ここをもう少し説得力ある語り口で書いてもらえれば、最後の人生相談も。。余韻を持って、響いて来たのでは~? (まあ。そういう感動ポイントを狙った小説ではないという事なんでしょうが) これだけの物語の筋を組み立てられる作者の力量には感服。 だからこそ、もうちょっとで傑作になりそうなのに、なんだか惜しい。 最後にもう一つ。 「人生相談」の回答文章がなんだか平板。これで、新聞の人気コーナーという設定は、ちょっと嘘くさいぞ~~。 いまどきの「人生相談」もっと面白い。回答者の人柄や膝を打つような面白さとか何か特色がなければ、人気は出ないと思いました。 | ||||
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2/3位までは、非常に引き込まれ、寸暇を惜しんで読みました。 終盤、あれ・・・そろそろ終わり・・・? あの人はどうなった?パラフィンパックの件は霊?幻? と考えてしまい入り込めず。 最後の一頁を読んでもスッキリせず。 これから再読予定ですが、二度目でも同じところで躓きそう。 ところで里美(実家に帰ってきてまで隣人被害の女性) はどうなったのでしょう。 生きてるの? | ||||
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作品としては 意外性もあり楽しめました。感想はほかの場所でアップしているので ここではkindleの商品としての感想。 kindle読みで 何冊か読んで使い方もだいぶ慣れたかなという頃に この作品。 「人生相談」という題名から 新聞社にハガキで投稿したところからが 章の始まり。 このハガキでというページが画像扱いになっていためか kindle本体が何度もエラーを起こして 素直にページ送りや 戻り、そのほかの機能が使えない事があります。 作品の内容と相まって 順次ページが送られているのか スキップしたのか解らず 始めの方はあきらめ気味で読み進めました。 評価は結果的に作品は楽しんだので・・・。こんなところで・・・。 | ||||
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他のレビューにもありますが、登場人物が非常に多い しかも、個性が薄い。 とくに脇役の女性たちがわかりづらい 長編小説はどうしても、今日、明日、明日と分割して読むことが多くなるが この小説でそれをすると「Aの正体はこれだ!どどーん」とやられても 「えーっと、こいつ誰だっけ?」と首を傾げてしまい作者の思惑を半減させてしまう なので、時間があるときに、一気読みすることをお勧めします。 | ||||
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人生相談欄の投書が、それぞれのエピソードに繋がるという構図は、 面白く、初めはグイグイと惹かれたのだが.........。 如何せん、人物関係がゴチャゴチャしており、尚且つ、どんでん返し を意識してか?強引な展開もあり、、、、、、、、。 頭の悪い私には、どうもスッキリとストーリーが飲み込めませんでした。 話がまとまり切らない感じです。 | ||||
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着眼点は良い、というか、面白いミステリーになりそうな要素はたくさんあり、 作者のやりたかったこと……つまり、「バラバラに散在する情報が、最後 一気にまとめ上がって想像すらしていなかった全体像が浮かび上がり、 そのまま衝撃のラストに――!」的な作品にしたかったんだろうなぁ…… と非常によく伝わってくるのですが、その失敗作みたいになってます。 まず、登場人物が多く、人物描写が薄いため、明確な個性が打ち出せず、 読み手に「ああ、この人があの人か!」という強い印象を残すことができていない。 そのため、複雑に絡み合うストーリー上に再登場する登場人物に対して 「ん?なんかこの人、前に出てきたような……でもどこでどんな形で出てきた人だっけ?」 と何度も思っていました。これが1回や2回ならまだしも、全編を通じて何度も 何度もこういう気持ちになるので、段々確認が面倒になり、漠然として理解の まま読み進め、最後は話の全体像がよく見えないまま、「でも今多分、 作者的には大ドンデンが起こっている最中なんだろうな、よく分からないけど」 という諦めにも似た気持ちで読み終える……そんな感じで。 恐らく、人物の相関図を作りながら読んでいったらそこそこ「ほ~」と思うのかも しれませんが、上手い作者だと、そういう手間を読者にさせずに納得させますから。 そういう意味で、読者に負担をかけているこの作者は、力量が足りていないのでは と思いました。偉そうで大変申し訳ないのですが……素直な感想として……。 あと、文章力、表現力、共に余り高くない感じがしました。 人物の内面描写も、色々な人物が色々な思惑を持って動いている割に 結構浅い部分で描かれているので、いるかもな、こういう人、という所までは 行くのですが、それ以上の感動がさっぱりありません。 心の機微を明快に言語化してあって、「今まで言葉で表わすことが できなかったけど、そうそう、そういうことなんだよ!」と膝打つような 見事な描写というのは残念ながら1カ所もありませんでした。 駄作とは全く思いませんが、期待していたほどではありませんでした。 しかもハッキリ理解出来ないまま読了したので、もやもやしています。 でも読み直してまでこの作品を理解しようという意欲も涌いてきません。 ――そういうレベル感の本でした。 | ||||
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新聞の「人生相談」欄に着目したユニークな連作短篇集。各短篇の冒頭に「質問」欄、末尾に「回答」欄があり、その間で「質問」を具象化した様な物語が展開されるという構成。連作と言うからには、各編の登場人物は幾重にも重複し、それが本作の狙いなのだが、これについては詳しくは語れない。 私が感心したのは、作者が新聞の「人生相談」欄に着目したという一点である。新聞の「人生相談」は老若男女を問わず、その時代の社会の縮図であって、私の周囲にも「人生相談」愛好者が結構存在する。これを基に、騙しを入れながら、連作短篇集を構成するというのは中々のアイデアだと思った。本作中にも、「人生相談」の(ゴースト)回答者を出発点として作家となった人物が登場するが、小説的には首肯出来る設定である。 問題なのは、「殺人鬼フジコの衝動」でも感じたのだが、作者の全体構成の拙さである。本作の最後の2編辺りは、全体の辻褄合せをするためか、とにかく強引で慌ただしく、「人生相談」という趣向が活きていない上に、作者の狙いにスッキリ騙されたいと思っても、それが出来ない恨みがある。着眼点が良いだけに、惜しい作品だと思った。 | ||||
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この作者の文章はとても読みやすくて一気に読めてしまうのだが、 今回の小説は、登場人物が多すぎて混乱した。 つい、衝撃的なラストなどを期待してしまったのだが、 そんな衝撃はなく・・・人物の関係もごちゃごちゃしていて、 途中で考えるのも確認するのも止めてしまった。 私の理解では、一部の人間関係と正体が不明のままである(笑) 登場人物が半分くらいで、もっと深く掘り下げていた方が 読みやすかったかもしれない。 同じ本を何度も繰り返し読むのが好きな人にはいいかも。 | ||||
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先の方もおっしゃっているとおり、一気に読まないと誰が何だかわからなくなります。 魅力的な内容なのですが、登場人物が多過ぎ! 私のように読書力に自信のない方は、名前と職業等をメモしながら読むことをおススメします。 | ||||
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