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人生相談。



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【この小説が収録されている参考書籍】
人生相談。
人生相談。 (講談社文庫)

人生相談。の評価: 3.53/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 1~20 1/2ページ
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No.38:
(5pt)

作者からの挑戦を、脳をフル回転しながら解きたい時におすすめです

話の構成は、人生相談があり、関連した短編小説があり、小説のオチを含めたような人生相談への回答で占める、という流れで9回繰り返されます。ひとつひとつの短編にもオチありますが、当然この作者ですから伏線を張りまくり、それぞれの登場人物が微妙に重なり合い、読者をだましにきます(笑)
時系列的に行ったり来たりするところも、悩ましてきます。
人生相談への回答がやけに偽善的だなあと思っていたのですが、そこがオチなんですね。(と個人的に解釈しましたが、ほかの解釈もあるかもしれません)
頭を使って、真梨幸子ワールドの謎解きをしたい時に、絶賛おすすめです。脳が疲れているときには近寄らない方が良いと思います。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.37:
(3pt)

西村賢太さんの本にこの本が出てきます

西村賢太さんの「日乗」に真梨幸子さんの名前が何度か出るので「5人のジュンコ」と「人生相談」を読んでみました。

登場人物を姓と名で分けて書いていたり、名前が変わっていたり…で、そこで読者を煙に巻くような感じも受けました。
2冊しか読んでないけれど、作風はよく似ていると思いました。読んでて「本当はこうなのだろう」と筋が見えたりします。

話はサイコパスが多くて、理不尽な殺人が繰り広げられます。
最後は何がなんだか…この人は何?あの人はどうなったの?とわからないままでした。
あと、作者は太った人に対する嫌悪感が激しいのかな…と読んでて感じました。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.36:
(3pt)

アガサ・クリスティの本のように人物紹介を帯に書いてほしかった

「各章ドクンドクンと左心房が揺れるイヤミス短編集だと思って読んだ小説が、実は各章が全て繋がっている上に登場人物過多で人物の掘り下げが少なく、あれとあれが繋がってると徐々に明らかにされていってもぬるい秋風を顔にあびたような感覚にしかならず、こちらとしてはせっかく話が繋がってるならば自転車で走っているときに飛んできたカナブンに顔面を強打されたような衝撃を期待しているのですが、そもそも浅くて広い人物相関のせいで名前と性質が一致しづらいので話が脳髄までいかずに瞳の水晶体で留まっているような感覚でした。どうすればこの気持ちを紐解けるでしょうか?」 会社員・男
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.35:
(2pt)

意味なく疲れただけ

この作家の作品は、登場人物のほとんどがどこかで繋がっている設定が多いけれど(私がいくつか読んだこの作家の作品はそればかり)これはやり過ぎ。
様々な繋がりに頭がこんがらがって作品にこれといって印象が残らない。
登場人物多すぎ、背景も散らばり過ぎ、それを繋げられても無茶としか感想が出ない。無意味なひねりに感じる。
1つ1つ独立した短編のほうが良かった。
途中で何度も何がなんだか分からなくなり、前のページをたどって確認してすごく疲れた。
このやたらな関連性に意味があるのか考える気力も残らない。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.34:
(2pt)

お仕事

時々、ゲームとかで「レベルアップする為に●×を集めてね」みたいなクエストがあるが、そのようなタスクは業務とどう違うのか?と疑問に思うことがある(ですので、そのようなゲームはプレイしません)
この小説もそれに似たような既視感を感じる。
途中までは面白かったが、最後らへんで作者が投げやりになったか、どのキャラにも結末らしい結末もなく、怒涛の謎解きの展開。読んでいて疲れるだけだ。この時点ではお金の為だけに書いていると思うが、作者もなぜ小説を書こうと思ったか今一度思い出して欲しい。
著者の「二人狂い」「お引越し」も似たような連作短編集だがこちらの方をオススメしたいと思う。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.33:
(2pt)

材料いいのに名前確認作業で疲れる

各章冒頭に登場するお悩み相談の投稿内容が実は…というオチ付きで連なる9つの話。

うーん惜しい。
たぶん材料は非常に面白い。読む前にあらすじを確認した時も、これは期待出来ると思って手に取った。
一見バラバラに見えるピースが、時間や場所を飛び越えていたピースが、一つの根っこで繋がっていて最後に一気に紐付けされるというカラクリなんだろうけど、そのカラクリを構成する登場人物たちが、なにせ希薄。
名前が多い、登場場面がバラバラ、などは読み手が頑張ればいい話だが、その頑張りを補ってくれるキャラの個性が殆どなくて、いちいち読み戻して「あ、ここで出てきた人か」と確認しないといけない。
その確認作業がやたら多い。
この手のカラクリで面白い小説はたしかに読み戻すことはあるけど、戻った時「え!あ、この人だったんだ!」「この行動ってこういう意味があったんだ!」という驚きを伴うから面白いのであって、今回はただ名前の確認をしただけで終わる。それが疲れる。
最後紐付けされる最終章も、たしかにピースは回収されているけど、読み戻しで疲れた頭にはあまり入ってこず、かと言って時間を置いて読み直したら絶対忘れるから一気に読まなくてはならず、あまり感動はなかったなぁ。

作者の他の作品はまたチャレンジしてみようかな、と思うが、少なくともこの作品は2回目はないかな。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.32:
(5pt)

面白かったです

面白かったです。
他人の家族が家に長期間、居候をすると言う嫌な感じから入って最後まで面白かった。
真梨幸子先生の本は、1回読んだ後、もう一度読んでます。2回目に読んだときは、最初に分からなかった違った面白さが味わえます。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
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No.31:
(2pt)

どんでん返しにこだわり過ぎ?

最後の章で一気に種明かしとなるが、実は誰それと誰それに繋がりがあった~的な事実がバンバン明かされ、ついていくのが大変。結末もふーんという感じであまり響かなかった。
この作者の他の作品はいくつか読んだが、思うにどんでん返しにこだわり過ぎているのではないか。叙述トリックと「錯乱して頭がゴチャゴチャになっていく女性」は頻出で、ワンパターン化しているような。なので、結末こそ予想できなかったが、第一章のからくりはすぐにわかってしまった。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
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No.30:
(5pt)

すごい めちゃめちゃおもしろい本です

内容がわからずタイトルで買ってみましたが、めちゃめちゃおもしろかったです!
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.29:
(3pt)

もうちょっとで傑作になりそうなのに。。。

*ややネタバレあり

「人生相談」から始まる群像劇ミステリー・・・一見無関係そうに見えるエピソードの
絡み合った糸を解きほぐすように読んでいると、浮かび上がって来る真相と謎解き。
着眼点は良いし、面白くなる要素はたくさんあるのに、正直。。消化不良感、半端ない。。残念。
こういうドンデン返しものミステリーは、最後に「そういうことかあ~。やられたあ~」と読者に
思わせてこそ。。なのに、そこが弱い。 

物語のキーマン川口寿々子が、実は○○○○○だったって、最後まで読んで、腑に落ちる人、何人いるかなあ。。
おそらく、3割。 なぜって、川口寿々子の人柄が変節しているから。。
そして、そこに至る事情やら描写やらが(わざと?)すっ飛ばされているから、最後まで読んでも「え?」となる。
ここをもう少し説得力ある語り口で書いてもらえれば、最後の人生相談も。。余韻を持って、響いて来たのでは~?
(まあ。そういう感動ポイントを狙った小説ではないという事なんでしょうが)

これだけの物語の筋を組み立てられる作者の力量には感服。
だからこそ、もうちょっとで傑作になりそうなのに、なんだか惜しい。

最後にもう一つ。
「人生相談」の回答文章がなんだか平板。これで、新聞の人気コーナーという設定は、ちょっと嘘くさいぞ~~。
いまどきの「人生相談」もっと面白い。回答者の人柄や膝を打つような面白さとか何か特色がなければ、人気は出ないと思いました。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.28:
(4pt)

真梨幸子さんは怖いサスペンスに関しては不動のNo.1とうならせる名作

大洋新聞に連載されている「よろず相談室」には老若男女から様々な相談が寄せられている。

「居候に悩んでいます」
「しつこいお客に困っています」
「隣人がうるさくて、ノイローゼになりそうです」
「セクハラに時効はありますか?」
「大金を拾いました。どうしたらいいでしょうか」
「西城秀樹が好きでたまりません。傷だらけのローラは私のことを歌っているんです! 秀樹が呼んでいる! どうしたら秀樹に会えますでしょうか。秀樹に会わせてください! 」
「口座から1500万円を夫が勝手に引き出したようです。これって窃盗にあたりますか?」
「占いは当たりますか?」

以上、一見、なんの連関性もない人生相談が8件。
ところがこれらの相談がひょんな所から繋り始め、衝撃の事件が明らかにされていく!

以上、そんな内容です(^-^*)/
アイデアは物凄く画期的で面白く、夢中になって一気に読破しました!

ただ、登場人物があまりにも多く、最後の最後に出てくる人物が誰なのか?僕はすっかり忘れてましたし、信じがたい豹変振りもちょっと唐突過ぎます(>_<)
豹変への過程がきちんと書かれた上で、最後の人物が誰なのかを分かりやすく書いてくれたら文句なしの神作品でした(^-^*)/

とは言え、やはり真梨幸子さんは怖いサスペンスに関しては不動のNo.1とうならせる名作でした!
これ以外にも、真相の後の更なる真相が少し説明不足だったのが少し残念でしたが、『更年期少女(文庫版は「みんな邪魔」)』も凄まじい怖さでしたし、他の作品も今のところ外れはなく、複数の作品の総合クオリティーは素晴らしい作家さんですO(≧∇≦)o
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.27:
(5pt)

文句無しに楽しめる

全く知らなかった作者でした。題名に惹かれ購入。えげつないけど、作為も満々だけど、あっという間に読了しました。最近こんなに引き込まれる作品に久しぶりに出会いました。娯楽作品として充分満喫できます。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.26:
(5pt)

徐々に共通する人物が登場するに従って、物語の軸が見えてくる感じでした。

それぞれが独立した短編のような出だしですが、徐々に共通する人物が登場するに従って、物語の軸が見えてくる感じでした。

同じ一つの出来事でも、関わり方や立場が変われば、全く別の面が見えてくると改めて感じました。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.25:
(5pt)

最初の話から…

心底ぞわーっとしました。鳥肌が立つという感覚。
その後も心のザワつきは増すばかり…
人生相談コーナーがこんなに複雑に人の人生に絡み合っていて、しかもこんなに恐ろしい話だなんて。
なんとなく能天気に思える回答が最後につく度に、逆に怖さが増しました。
それぞれ独立したお話かと思いきや、世界は狭いもので…
怖いです!まさに、恐怖の人生相談です。
一読の価値あり!と思います。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.24:
(5pt)

楽しい嫌な感じ

『人生相談』というタイトルに惹かれて手にとった真梨幸子作品。 予想に違わず始まって、予想を完全に裏切られて終わった。 ああ、読者でよかった、と裏表紙を閉じた。 相談するなら友だちだけにしよう。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.23:
(3pt)

一度読んだだけでは・・・

2/3位までは、非常に引き込まれ、寸暇を惜しんで読みました。 終盤、あれ・・・そろそろ終わり・・・? あの人はどうなった?パラフィンパックの件は霊?幻? と考えてしまい入り込めず。 最後の一頁を読んでもスッキリせず。 これから再読予定ですが、二度目でも同じところで躓きそう。 ところで里美(実家に帰ってきてまで隣人被害の女性) はどうなったのでしょう。 生きてるの?
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.22:
(4pt)

面白いけど・・・

登場人物が多すぎて途中わかんなくなったのは私だけでしょうか? 相談内容と回答は面白く読めました
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.21:
(3pt)

作品の感想は読み応え有り

作品としては 意外性もあり楽しめました。感想はほかの場所でアップしているので ここではkindleの商品としての感想。
kindle読みで 何冊か読んで使い方もだいぶ慣れたかなという頃に この作品。 「人生相談」という題名から 新聞社にハガキで投稿したところからが 章の始まり。
 このハガキでというページが画像扱いになっていためか kindle本体が何度もエラーを起こして 素直にページ送りや 戻り、そのほかの機能が使えない事があります。 作品の内容と相まって 順次ページが送られているのか スキップしたのか解らず 始めの方はあきらめ気味で読み進めました。
 評価は結果的に作品は楽しんだので・・・。こんなところで・・・。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.20:
(3pt)

時間があるときに。

他のレビューにもありますが、登場人物が非常に多い しかも、個性が薄い。 とくに脇役の女性たちがわかりづらい 長編小説はどうしても、今日、明日、明日と分割して読むことが多くなるが この小説でそれをすると「Aの正体はこれだ!どどーん」とやられても 「えーっと、こいつ誰だっけ?」と首を傾げてしまい作者の思惑を半減させてしまう なので、時間があるときに、一気読みすることをお勧めします。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791
No.19:
(2pt)

うーむ。

少し厳しい評価となるもやむを得ずか。 人生相談を素材に持ってきたのは良いが、それを作品に上手く生かせば、という但し書きが付く。 確かに面白く、見るべき部分もあった。 しかし、一連の筋を最後に通そうとすると、少なくとも作者が思い描いている筋にきれいに軟着陸させられていない。 よく言って胴体着陸。 今回の作品の問題点を踏まえ、次回作に期待したい。
人生相談。Amazon書評・レビュー:人生相談。より
4062188791

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