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代償
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代償の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 61~80 4/5ページ
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小学生時代の不幸な事故で両親を失った少年が長じて弁護士となり、幼なじみの不良少年の刑事事件の弁護人となる。そこで判明する恐るべき真実とは、といった話です。 仕事上、作品で描かれる業界の実態は良く分かるので、ちょっと腑に落ちないような部分もありますが(執行猶予は通常年単位で2年8月の執行猶予などということはない等)、小さなアラはともかくとして、一気読みさせられるだけの力強い作者の筆力に素直に楽しませて頂きました。 主人公たちが真相に行き着くまでの経過についてもよく練られているように思いますし、若干グロイ部分がありますが、ミステリーとしては一級品だと思います。 | ||||
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悪が描かれてますねー。 嫌ミスなので読み手を選ぶかな。 達也が本当にいやらしいやつだわー。 関わりたくないですねー。 最後はもう少し歯ごたえあってよかったな。 | ||||
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一気に読み終えました。 平凡ながら幸福に暮らしていた少年の生活が、ある事故を境に一変。過酷すぎる生活へ。一緒に暮らす達也のサイコパスぶりは気分が悪くなるほど。巧みに人の心を誘導して自分の手は汚さずに他人を不幸に陥れる。こういう人って、現実にもいるのかと思うと恐ろしい。後半は信頼できる友人や職場の仲間に支えられて、相応の代償を払わせることに成功。救われた気分になった。 | ||||
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とにかく、えげつない。 どろどろと、底辺でうごめいている、およそ考え得る限りの理不尽さ。 「もうやめて」と途中で投げ出したくなるくらい悲壮感とおぞましさ。 むかつくこと、この上ない。 そんな話が延々と続く。 読み手のこころが荒れてしまい、ずたずたになる。 ずっと闇の底。 救いの手はあるのか。 希望と願いがそこに出来てくる。 そして、主人公の晴れやかな顔を見たくて、そのミステリーはラストまで続く。 | ||||
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物語の最初はレビューの低い方が書いてあるように、私も胸がムカムカするよな不快感を味わいながら読み進めました。 主人公圭輔の気の弱さと、人間として最低な達也親子の汚さに嫌気がさしかかって、一体いつまでこんな話が続くのかと 思っていたところ、圭輔が成長して弁護士になったところへ場面が移りました。 思わずホッとして、それからはどう展開していくのか興味と好奇心で一気に読み上げました。 最終ページの解説に香山二三郎氏が「第一部で描かれた受難劇のあまりの痛々しさに心が折れそうになった読者も…」との部分を読んで まさにその通りだと思ってしまいました。 完読して思うことは、第一部の読むのが嫌になるほどの少年時代を知らなければ、この物語を理解することはできない。 この本の大切な部分なんだと。 面白く読ませていただきました。 | ||||
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最後まで一気に読み終わりました。今まであまり読んだことの無いミステリー小説だった。面白くて一気読みできたのではなく、腹が立つというか、むかつくというか、先が気になって読み終わった感じ。こういう小説もあるんですね。小栗旬の主演でhuluでドラマを昨年に作られたようですが、見てみたかったね。 | ||||
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正直、私は苦手だと思った。 でもなぜか続きが気になって一気読みしてしまった。 描写がかなりリアル過ぎて吐きそうになったり、嫌悪感をおぼえながらでしたが。 私は読書する時、無意識に必ず内容を頭の中で映像化する癖があるのですが、作者の力量の凄さなのか、今まで読んだ書籍の中で1、2を争うくらいに脳裏に鮮明に映像化され、リアリティーがあり、本当に驚いた。 恐ろしい後味が残ったままだが、作者の違う作品を手に取ってしまいそうだ。 | ||||
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※ネタバレなし ごく一般的で、それなりに幸せな家庭環境にあった少年時代の圭輔には、唯一嫌なことがあった。 それは、気の合わない幼なじみの達也一家と家族間での繋がりがあり、切っても切れぬ縁があることだ。 いつしか、より図々しさを増した達也一家にストレスを感じ始めた頃、家庭内では物が無くなったりするトラブルが発生しだした。 疑心暗鬼になりながらも、邪険に出来ずに近所付き合いが続いていたが、達也と圭輔一家のキャンプをきっかけに、全てが狂いだしてしまう、、、 大人になり弁護士になった圭輔は、どう戦うのか、、、 というお話。 読みながら「うわ~」などとつぶやいてしまうほどに、常軌を逸したおぞましい達也一家に震えることだろう。 仕組まれたかのようにしがらみから抜けられない圭輔の胸の苦しさ、精神的苦痛をひしひしと感じるが、「正義」で対応する姿に感動した。 今までいろいろな小説を読んだが、代償はそれらのどれとも違う衝撃を受けた。 倫理的に、完全再現した映像化は難しい作品なので、小説で読む価値のある作品と言える。 | ||||
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今まで読んだ中で一番の面白さです。 先が気になりどんどん読み進めてしまいました。 他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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具体的な描写はあまりないのに、胸糞悪くなりました。前半はただただ辛い。後半もそれなりに辛い。最後の最後でようやっとほっとできました。ラストも具体的な描写はあまりないので、想像力でヤツを痛めつけてやりました( ^ω^ ) | ||||
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一気に読める。 読むことを、止めさせてくれない。 スピード感があるが、分かりやすい。 いろいろな評価はあると思うが、自分は、たのしめた。 | ||||
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読ませる。 多作ではないのに達者な筆致で、70年代くらいに流行った推理小説の趣きがある。 作者は60年生まれというから納得。 一部、二部に分かれている構成もいい。 キャラが典型的な造形なので、彼らによって動かされる物語も意外な展開は起きない。その分キャラを楽しめる。 達也のようなズル賢くふてぶてしい奴が、私の小学生の時の同級生にもいた。主人公は大人になってもこいつの前に出るとすくんでしまうというのはわかる。 達也は小学生の頃から性的に旺盛であることが強調される。私の同級生のWも、小学生2.3年の頃から、空き教室に女の子を連れ込んでいたずらしたとか、アソコに指を入れたとか吹聴していて、当時の私にはなんのことかわからず、ただ嫌な気持ちになっただけだが、逸脱するほどのエネルギーを持った奴は性的なエネルギーもおかしなところに溢れてしまうのだろう。 | ||||
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サイコパスのような男とその母と関わることによって、両親や資産などのすべて奪われてしまう小学生期が第1パート。 運よくいい人に救われ、努力して弁護士になった主人公が、その男と再び関わるのが第2パート。 とにかく、悲惨な境遇のオンパレードの前半の迫力が凄まじかった。 危ない人間と関わるとどういう目にあうのか、をシミュレーションしているがごとくである。 尼崎の角田美代子事件のような、一瞬のうちに中に入られてしまう恐ろしさを感じた。 ミステリー要素を加えた後半も、まずまず面白かったものの、すでに人生を盛り返した主人公がそこにいたので、 前半ほどのヤキモキ感はなく変な意味安心して読めてしまった。 なんといってもこの悪役の男の存在感は凄まじく、いたら絶対関わりたくないと思わせる異常さと迫力があり物語を盛り上げている。 | ||||
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伊岡先生の作品は、初めて読みました。 1部は、イライラしましたが、2部になってからは、止められなくなりました。 此れからも制覇していこうと思います。 | ||||
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イヤミスなのかなと心配しつつハラハラしながら最後まで楽しめました。 一章の展開が辛くて、痛々しくてもう勘弁!となる寸前で章が終わりホッとする章配分の妙。 その後も主人公やその周りの登場人物たちの行動にハラハラ、そのくらいの邪悪さ、狡猾さを 感じさせる敵役に憎々しさ、不気味さの造形はうまいです。 | ||||
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他人の心を弄び、いじめ抜くことに歓びを感じ、陵辱も暴行も自死誘導を含む殺戮にも憐憫や悔恨を感じない、いやそもそも憐憫や悔恨といった感情さえない、そのくせ怜悧で術数にたけ、自己保身には天才的なテクニックを発揮する、完璧な悪。これを書き切るのは相当の筆力です。読者をして達也の所業、せりふにむかっとしたり歯ぎしりしたりさせることができるのは作家の力技です。おみごと。ただ、予定調和的なラストの収束のさせ方に不満がある分星ひとつ減。 | ||||
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読もう、読もうと思ってて、やっと読めた作品だけど、相当ヤバかったです。悪の申し子の様なオトコ(12歳)に魅入られ、火事で両親を殺され、血の繋がって無いですよこのオトコの一家に引き取られ、遺産を全てむしり取られ、心を殺して存在するだけの男の子が、心ある人たちに出会い、弁護士になり、悪人たちに対峙するまで。辛過ぎて細部まで読めなかった。 | ||||
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他の方のレビューに痛い、辛い、と書かれてましたがまさに^^; 終わり方は、あっけないような・・うーん・・ああいうことでしか方法は無いか・・ってな感じ。 でも多くの人が同じ感想を持つだろうな・・という小説。 悲しみ、怒り、そしてこの後どうなるのか、どうか幸せになりますように、、と願いながら読む。 そんな心の動きが、自分一人で読んでいながらこの本を読んだ多くの人たちもきっと同じなんだろうな、、と思えて何か嬉しくなる。 | ||||
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一気読みしてしまいました。 後半のどんでん返しはびっくりしました。 達也は母親みたいな愛が欲しかったのかな… 母親がいないという事が達也の人格形成に影響したのかなと思いました。 それか生まれながらのサイコパスなのか… 達也はこれからどうやって生きていくのか気になりました。 | ||||
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前半はなかなか読むのがつらかったです。でも読み応えはありました。 | ||||
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