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(短編集)
ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻
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ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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いくつかのストーリーラインが、絡まりながら進んでいきます。 スピード感あふれる展開、スリリングなサスペンスが続きます。 読んでいて飽きずに、一気読みしたくなる、面白い内容です。 評価としては★5つ。素晴らしい一冊です。 | ||||
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行動心理学的なアプローチから事件の解決を目指す行動心理捜査官のヒロインの短編集です。 取り調べで行動心理学をうまく応用して犯人から真実を引き出すヒロインの手法は面白いなと思いました。 ただ、大脳辺縁系という言葉が作中に多用されていることから、私には行動心理学というより脳科学から事件の真実にアプローチしているように見えてしまいましたが(笑) こういうところからも私はこの作品に科×研の女を重ね合わせてしまいます。 | ||||
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1話完結の連作短編で、1冊ごとにテーマが括られているので、シリーズのどの本から手にとっても大丈夫。ある程度、過去のエピソードとのリンクもありますが、読んでいなくても内容はわかるようになっていますし、またそれで次々と読みたくなるフックも効いています。 個人的には、よくある監禁事件かと思うと、ちょっと他にはない事情が透けてくる話と、胸のすくどんでん返しがある話と、時間経過をうまく使ったトリックが痛快な話と、あまりにも残虐な描写で描かれる悲壮なストーリーに犯人との心理学合戦がクライマックスになる話のバラエティに富む4話に、主人公が刑事になったきっかけのサイコパスの話が縦軸と横軸になってからむこの2作目はかなりのお勧め。 1話ごとにスカーっと解決される事件にワクワクしながら読み進めて、シリアスな最終話に辿り着く盛り上がりは格別です。 全エピソードが行動心理学で事件を解決というものですから、ワンパターンなのは否めなないのですが、前作からそれ1本で押し通されると、もうそれが癖になって、待ってました!状態になります。 ただ、取り調べのシーンでは、一人称と三人称をひとつのシーンに混在させたような表現があってちょっと戸惑いました。これもまた読者を煙に巻く心理学なのでしょうか? | ||||
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まず書籍体裁は、挿絵一切無しのライト・ミステリーと言えそうな文庫小説で、実写ドラマ化された事に伴い、主演【栗山千明】デザインの極太帯が2重カバー状に被されています。 その内容は、シリーズ第2巻と言う事で、上述ドラマ版「4・5・7話」の原作と、各話の統括後日談と言える話の、計4編が収録されています。 従って、ドラマ1期で興味を持たれた方は、初巻とセットでの購入が望ましそうです。 一方の構成も、巻末の1話を除けば「ショートショート」に迫る様な簡潔さで、相変わらず軽い気持ちで読み切れます。 ただ、今回は物語の連動性が仕組まれているので、あまり時間を空けずに読み切った方が良いとは思います。 反面、ミステリーとしては初巻よりも楽しめる仕掛けがあると言え、続巻相応に凝った造りに昇華しているとは感じます。 総じて、鉄板警察モノに現代らしいITネタを組み込み、やや壮大感も付与したシリーズ第2巻と言え、クライマックスでは目玉の行動心理学もしっかり披露され、十分に楽しめる一冊と感じます。 | ||||
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第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞をとった作家さんの作品です。 シリーズ物ですが、前作を読んでいなくても本の世界を堪能できます。 行動真理捜査官といった普段あまり聞きなれ合い業務を主人公に据え、相手のしぐさから嘘を見破る美人女刑事といったありふれた感じなのですが、他の登場人物の描写もしっかりしており、読み出すとかなり引き込まれるので、新旧とシリーズを制覇したくなるオススメな作品です。 BSでドラマ化もされていおり、しかもシリーズ化されているのもうなずけます。 読み始めたら面白いので、すぐに読み終わっちゃうのが難点でしょうか。 kindle版もあるので、空き時間を利用して読むならこちらもお勧めできますが、私は小説はペーパーの方が読んだ気になるので、やはり昔ながらの本を購入してしまいます。 | ||||
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相手の仕草からウソを見分け鋭く質問をなげかけることで次第に、相手を硬直させ、逃避させ、最後は怒らせることで自白をさせてしまう美人捜査員の活躍するミステリー。4話の短編なのでテンポ良く読み進められます。美人捜査官は残念ながら性格は今ひとつなのですが、刑事なのでとても頼もしい。行動心理学のウンチクも楽しめるので実用的でもあります。テレビ化されているようなのでそちらも見たくなりました。 | ||||
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簡易包装でしたが、良い状態で届きました。 | ||||
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行動真理捜査官 楯岡絵麻は 人のわずかな表情で嘘を見破る。 しぐさで、「なだめ行動」をすることで、嘘を見抜く。 自分が感じている恐怖や脅威、ストレスをなだめるために おこなうしぐさを「なだめ行動」という。 頬や鼻など、顔の一部を触ったり、手をこすり合わせたり、 様々なしぐさのパターンを知ることで、嘘を見破る。 つま先がどこに向いているのか? うなずきのマイクロジェスチャー。 フリーズ、フライト、ファイトのステップを踏む。 などで、相手が、どのような真理状況にあるのか? 「三位一体脳」という脳の三層モデル。 脳幹(本能)、大脳辺縁系(動物的)、大脳新皮質(人間的) のなかで、大脳辺縁系に基づいた行動から、 読み取る 行動心理のプロフェッショナル。 楯岡絵麻の憧れていた教師 栗原裕子。 それが、15年前に強姦され、殺された。 その殺した犯人は、今だに捕まっていない。 絵麻は、その犯人と直接対決することになる。 その犯人は、兄と弟が同居する2重人格者だった。 絵麻は、それを見ぬくのである。 絵麻が、今回はあまり結婚願望が強い女ではなく、 まっすぐな 向き合い方があって、好感が持てた。 相棒の西野刑事が、ストレスに弱く、 緊張するとトイレに駆け込むのが、イメージが沸くのだね 高校生の恨みの原因が実に偏見に満ちたことで、 傷ついたことから始まった。それが爆破犯になってしまう。 ドアインザフェイス。ローボール。ロミオとジュリエット効果。 心理学の用語が、何気なく使われているのが、物語の深みを見せる手法。 まぁ。楯岡絵麻の手法トリックの一つなんですね。 | ||||
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この本をはじめに全ての本を読み始めました。 おもしろくて、簡単な表現が多いのでついていきやすいですね。 | ||||
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ヒロイン楯岡は心理学の猛者。相棒はマジメな刑事。 取調室で、キャバクラじゃないぞと心の中で突っ込む相棒と、容疑者をトークで巻き込みつつその表情や癖で心理分析をしていくヒロイン。 シリーズどれをとっても面白いです。 | ||||
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いつも同じパターンとか、他のどこかの外国製の焼き直しだとかいう人もいますが、私は、すごく面白かったです。ひょんなことからこの前作を古本で購入してあっという間に読めてしまいました。今回は、前作の解決なるかということで、ワクワクします。いいところは、必ず解決することで、やるせない気持ちにならないこと。電車の通勤時間に読みましたが、あっというまに遠距離通勤が楽しいものに。私自身、社会心理学、異常心理学、感情の心理、認知心理、心理学、犯罪心理、青年心理、老人の心理、発達心理学など年をとってから大学に学士入学して履修して卒業しました。だからどってことないのですが、だからこそこの本がエンターテイメントとして純粋に楽しめてとても面白かったです。 | ||||
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最近漫画ばかり読んでいて、 少し活字に慣れたくて手に取ったのがこの本でした。 ミステリーが読みたかったこと、短編であるということ、 何より行動心理学から相手の嘘を見破り事件を解決する、という設定が魅力的でした。 気軽に楽しめました。 パソコンの遠隔操作から殺人予告を書き込む、や、 公園のネコの首輪にICチップを埋め込む、 鍋を使った爆弾によるテロ行為など、実際にニュースで話題となった事柄が使われていて、 読みやすかったです。 心理学の説明も、へえ〜となる要素がいっぱいあって、 実際にはこんな簡単に犯人を自供に追いつめることはできないのだろうけど、 これは小説なのだから有りだし、楽しめる範囲です。 一編一編、読んでいる時はとても面白かったのですが、 終わってみると、あれ結局どんな話だったんだっけ、となる印象でした。 「大事なのは結果、駄目なやつほど過程の評価を要求する」 という主人公の言葉があるのですが、 こういう言葉が一つでも心に残ると、ああ読んで良かったな、と思います。 | ||||
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作者、佐藤青南さんの最初からのファンです。 読み進むたびにわくわくする内容でした。 一気に読んでしまいました。 次回作が楽しみです。 | ||||
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楯岡絵麻シリーズの第二弾。今回もエンマ様こと、警視庁捜査一課の美人刑事・楯岡絵麻が行動心理学を駆使して、容疑者たちの嘘を暴いて行く。連作短編四話を収録。 前作の『サイレント・ヴォイス』が非常に面白かったので、続編が出るのを待っていた。この続編も前作を凌ぐ程の面白さ。何しろ、楯岡絵麻が最凶、最悪の犯人と対決するのだ。第一話から犯人の影がチラつき、第四話で犯人と楯岡絵麻の対決が描かれる。 第一話『イヤよイヤよも好きのうち』。中学生誘拐監禁事件の容疑者とエンマ様の対決。事件の真相は… 第二話。『トロイの落馬』。記憶に新しい実際に起きたPCの遠隔操作事件を題材に描かれる容疑者とエンマ様の対決。なかなか面白い展開。 第三話。『アブナイ十代』。これもアメリカで実際に起きた爆弾事件を題材にした作品。 第四話。『エンマ様の敗北』。本書のハイライトとも言うべき作品。15年前に楯岡絵麻の恩師を殺害した犯人との対決。これが非常に面白かった。 | ||||
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