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(短編集)
ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻
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ブラック・コール 行動心理捜査官・楯岡絵麻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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TVドラマ、サイレント・ヴォイスの原作本第2弾です。シリーズ全体として潜行するストーリーもありますが、事件ファイルとしては1話完結のオムニバス形式になっています。こちらでは全4話収載されています。TVドラマの放送順と原作本での作品順は一致していません。また各事件ファイルでのトリックや犯人は同じなのですが、背景の描き方や登場人物周辺が若干(結構のものもある)違っておりドラマを見た方も楽しめますし、逆に原作本を読んでからドラマを見ても楽しめます。あれ?こんな印象だったっけ?という結末もありました。 主人公である楯岡絵麻は行動心理捜査官であり行動心理を読み取り分析して事件解決に導くというのがシリーズを通しての展開です。こうしたタイプのサスペンスがお好きな方にはお勧めなのですが、本格ミステリー派の方には肌に合わないかもしれません。好みが分かれるタイプのミステリーですね。私個人としてはTVドラマ、サイレント・ヴォイスをシーズン1・2と見ていますし、原作本も1冊目から読んでいます。原作とドラマそれぞれに違った魅力があり結構気に入っています。ちなみに文庫本では7冊目まであります。 | ||||
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ひとつひとつのタイトルが駄洒落のようになっており面白い。一話完結なので安心して読み進めることができます。行動心理学というのが面白い。ドラマを観たくなりました。 | ||||
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いくつかのストーリーラインが、絡まりながら進んでいきます。 スピード感あふれる展開、スリリングなサスペンスが続きます。 読んでいて飽きずに、一気読みしたくなる、面白い内容です。 評価としては★5つ。素晴らしい一冊です。 | ||||
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行動心理学的なアプローチから事件の解決を目指す行動心理捜査官のヒロインの短編集です。 取り調べで行動心理学をうまく応用して犯人から真実を引き出すヒロインの手法は面白いなと思いました。 ただ、大脳辺縁系という言葉が作中に多用されていることから、私には行動心理学というより脳科学から事件の真実にアプローチしているように見えてしまいましたが(笑) こういうところからも私はこの作品に科×研の女を重ね合わせてしまいます。 | ||||
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1話完結の連作短編で、1冊ごとにテーマが括られているので、シリーズのどの本から手にとっても大丈夫。ある程度、過去のエピソードとのリンクもありますが、読んでいなくても内容はわかるようになっていますし、またそれで次々と読みたくなるフックも効いています。 個人的には、よくある監禁事件かと思うと、ちょっと他にはない事情が透けてくる話と、胸のすくどんでん返しがある話と、時間経過をうまく使ったトリックが痛快な話と、あまりにも残虐な描写で描かれる悲壮なストーリーに犯人との心理学合戦がクライマックスになる話のバラエティに富む4話に、主人公が刑事になったきっかけのサイコパスの話が縦軸と横軸になってからむこの2作目はかなりのお勧め。 1話ごとにスカーっと解決される事件にワクワクしながら読み進めて、シリアスな最終話に辿り着く盛り上がりは格別です。 全エピソードが行動心理学で事件を解決というものですから、ワンパターンなのは否めなないのですが、前作からそれ1本で押し通されると、もうそれが癖になって、待ってました!状態になります。 ただ、取り調べのシーンでは、一人称と三人称をひとつのシーンに混在させたような表現があってちょっと戸惑いました。これもまた読者を煙に巻く心理学なのでしょうか? | ||||
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ドラマは、アメドラの『ライ・トゥ・ミー』日本版と言う 感じで、低予算ドラマでしたので、 脚本がしっかりとしていたんだと思います。 小説の方は、短編集なのに、 超大作を読んでいる なかなか終わらない感じを大変しました。 脚本に助けられている作家さんなのかなぁと 思った作品でした。 テレビドラマから入るよりも 小説を先に読んでから見る事を おすすめしたいです。 | ||||
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まず書籍体裁は、挿絵一切無しのライト・ミステリーと言えそうな文庫小説で、実写ドラマ化された事に伴い、主演【栗山千明】デザインの極太帯が2重カバー状に被されています。 その内容は、シリーズ第2巻と言う事で、上述ドラマ版「4・5・7話」の原作と、各話の統括後日談と言える話の、計4編が収録されています。 従って、ドラマ1期で興味を持たれた方は、初巻とセットでの購入が望ましそうです。 一方の構成も、巻末の1話を除けば「ショートショート」に迫る様な簡潔さで、相変わらず軽い気持ちで読み切れます。 ただ、今回は物語の連動性が仕組まれているので、あまり時間を空けずに読み切った方が良いとは思います。 反面、ミステリーとしては初巻よりも楽しめる仕掛けがあると言え、続巻相応に凝った造りに昇華しているとは感じます。 総じて、鉄板警察モノに現代らしいITネタを組み込み、やや壮大感も付与したシリーズ第2巻と言え、クライマックスでは目玉の行動心理学もしっかり披露され、十分に楽しめる一冊と感じます。 | ||||
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ドラマを見ていたので、ちょっと興味がありました。 マイクロジェスチャーなどで事件を解決するサスペンスは、以前に片平なぎささんのドラマで知っていたので、すんなり入っていけましたが、 正直、もう少し幅を持って欲しかったなという感じ。 物足りません。 なだめ行動や瞳が動く…などは映像がないと厳しいと思います。 短編集ですが、ほとんどの謎解きは同じなので、正直退屈です。 ドラマの主演女優さんは悪くはないですが、もう少し美人系(主演女優さんの顔のゆがみが気になる)だとよかったのに…という感想。 | ||||
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第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞をとった作家さんの作品です。 シリーズ物ですが、前作を読んでいなくても本の世界を堪能できます。 行動真理捜査官といった普段あまり聞きなれ合い業務を主人公に据え、相手のしぐさから嘘を見破る美人女刑事といったありふれた感じなのですが、他の登場人物の描写もしっかりしており、読み出すとかなり引き込まれるので、新旧とシリーズを制覇したくなるオススメな作品です。 BSでドラマ化もされていおり、しかもシリーズ化されているのもうなずけます。 読み始めたら面白いので、すぐに読み終わっちゃうのが難点でしょうか。 kindle版もあるので、空き時間を利用して読むならこちらもお勧めできますが、私は小説はペーパーの方が読んだ気になるので、やはり昔ながらの本を購入してしまいます。 | ||||
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相手の仕草からウソを見分け鋭く質問をなげかけることで次第に、相手を硬直させ、逃避させ、最後は怒らせることで自白をさせてしまう美人捜査員の活躍するミステリー。4話の短編なのでテンポ良く読み進められます。美人捜査官は残念ながら性格は今ひとつなのですが、刑事なのでとても頼もしい。行動心理学のウンチクも楽しめるので実用的でもあります。テレビ化されているようなのでそちらも見たくなりました。 | ||||
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簡易包装でしたが、良い状態で届きました。 | ||||
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行動心理学を駆使して犯罪者を追い詰めるエンマ様こと楯岡絵麻。今回は、荒れていた自分を救ってくれた恩師を殺したサイコキラーに迫る。被疑者との最初のやり取りの中でサンプリングを組み立て、それを基に被疑者の発言のホント・ウソを見分けていく。緒とした違和感があれば、それをもヒントにして真実にたどり着く。凄い技だ。実際にこんな技能は現場で使われているのだろうか。ないだろうな。それにしては、エンマ様は無敵である。スカッとするところでもあり、物足りないところでもあるかな。 | ||||
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どうもこんにちは。 まず第一話の『洗脳虐待』の例が間違ってますね。 『洗脳虐待』は(離婚した)片親がもう片方の親に対し 「根も葉もない事で」誹謗中傷を繰り返し、 結果それを受ける子供の精神に障害を与えるというモノですが、 コレは「罪の無い人間」に対し「誹謗中傷」をするという行為が その例に抵触するのであって、 「虐待を行った人間(犯罪者)」に対し「酷い人間だ、最低だ」と告げる行為は ただの「事実確認」であって別に『洗脳虐待』には当たらないのです。 ましてや虐待から救われた人間(犯人)はその事を恩に感じており 美術教師の資格まで取らせてもらったのですから余計に偽の両親を責める謂れはないでしょう。 「虐待が永続的に続く事」より「偽物だろうが救ってくれる人」と暮らした方が どう考えても「マシ」なのですから。 (実の両親は改心しない、児相は保護しない、 だったら虐待されても殺されても仕方ないと? 誰だって救われるなら救われたいでしょう?) 故に作者が『洗脳虐待』の意味を完全に履き違えているのであり、 こうゆう白痴な件は宮部みゆきの「未失の故意」でも一緒ですが、 たまたま知った知識をよく調べも理解もせず小説にするなって話ですね。 自分の知識を「ひけらかしたい」のは解るんですが、 ソレが一番「頭が悪い行為」だという事に気づいて欲しいモノです。 (出来ないから〇迦なんですがねw) だから今江を無理矢理「異常者」にしたんでしょうが、 まともで良い人なら話が始まりませんからねぇ~。 だからといって事実を「自分の都合の良いように捻じ曲げる」のは 犯罪者と同じですよ。 | ||||
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行動真理捜査官 楯岡絵麻は 人のわずかな表情で嘘を見破る。 しぐさで、「なだめ行動」をすることで、嘘を見抜く。 自分が感じている恐怖や脅威、ストレスをなだめるために おこなうしぐさを「なだめ行動」という。 頬や鼻など、顔の一部を触ったり、手をこすり合わせたり、 様々なしぐさのパターンを知ることで、嘘を見破る。 つま先がどこに向いているのか? うなずきのマイクロジェスチャー。 フリーズ、フライト、ファイトのステップを踏む。 などで、相手が、どのような真理状況にあるのか? 「三位一体脳」という脳の三層モデル。 脳幹(本能)、大脳辺縁系(動物的)、大脳新皮質(人間的) のなかで、大脳辺縁系に基づいた行動から、 読み取る 行動心理のプロフェッショナル。 楯岡絵麻の憧れていた教師 栗原裕子。 それが、15年前に強姦され、殺された。 その殺した犯人は、今だに捕まっていない。 絵麻は、その犯人と直接対決することになる。 その犯人は、兄と弟が同居する2重人格者だった。 絵麻は、それを見ぬくのである。 絵麻が、今回はあまり結婚願望が強い女ではなく、 まっすぐな 向き合い方があって、好感が持てた。 相棒の西野刑事が、ストレスに弱く、 緊張するとトイレに駆け込むのが、イメージが沸くのだね 高校生の恨みの原因が実に偏見に満ちたことで、 傷ついたことから始まった。それが爆破犯になってしまう。 ドアインザフェイス。ローボール。ロミオとジュリエット効果。 心理学の用語が、何気なく使われているのが、物語の深みを見せる手法。 まぁ。楯岡絵麻の手法トリックの一つなんですね。 | ||||
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この本をはじめに全ての本を読み始めました。 おもしろくて、簡単な表現が多いのでついていきやすいですね。 | ||||
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ヒロイン楯岡は心理学の猛者。相棒はマジメな刑事。 取調室で、キャバクラじゃないぞと心の中で突っ込む相棒と、容疑者をトークで巻き込みつつその表情や癖で心理分析をしていくヒロイン。 シリーズどれをとっても面白いです。 | ||||
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いつも同じパターンとか、他のどこかの外国製の焼き直しだとかいう人もいますが、私は、すごく面白かったです。ひょんなことからこの前作を古本で購入してあっという間に読めてしまいました。今回は、前作の解決なるかということで、ワクワクします。いいところは、必ず解決することで、やるせない気持ちにならないこと。電車の通勤時間に読みましたが、あっというまに遠距離通勤が楽しいものに。私自身、社会心理学、異常心理学、感情の心理、認知心理、心理学、犯罪心理、青年心理、老人の心理、発達心理学など年をとってから大学に学士入学して履修して卒業しました。だからどってことないのですが、だからこそこの本がエンターテイメントとして純粋に楽しめてとても面白かったです。 | ||||
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最近漫画ばかり読んでいて、 少し活字に慣れたくて手に取ったのがこの本でした。 ミステリーが読みたかったこと、短編であるということ、 何より行動心理学から相手の嘘を見破り事件を解決する、という設定が魅力的でした。 気軽に楽しめました。 パソコンの遠隔操作から殺人予告を書き込む、や、 公園のネコの首輪にICチップを埋め込む、 鍋を使った爆弾によるテロ行為など、実際にニュースで話題となった事柄が使われていて、 読みやすかったです。 心理学の説明も、へえ〜となる要素がいっぱいあって、 実際にはこんな簡単に犯人を自供に追いつめることはできないのだろうけど、 これは小説なのだから有りだし、楽しめる範囲です。 一編一編、読んでいる時はとても面白かったのですが、 終わってみると、あれ結局どんな話だったんだっけ、となる印象でした。 「大事なのは結果、駄目なやつほど過程の評価を要求する」 という主人公の言葉があるのですが、 こういう言葉が一つでも心に残ると、ああ読んで良かったな、と思います。 | ||||
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著者の作品を初めて読んだが、短編集ながらボリュームが多くストーリーが長く感じた。 これは、作品自体が退屈である証左である(逆に面白い作品を読んでいる時間は非常に短く感じる)。 行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破り事件を解決に導く警視庁捜査一課の美人刑事が主人公と、設定は極めて面白い。 だが、おそらくストーリー展開が単調なのである。 こうした作品にみられるどんでん返しもそう驚くべきものでもなく、話題の著者の作品と期待して読んだだけに失望感は大きかった。 | ||||
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作者、佐藤青南さんの最初からのファンです。 読み進むたびにわくわくする内容でした。 一気に読んでしまいました。 次回作が楽しみです。 | ||||
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