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ロミオとロミオは永遠に



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ロミオとロミオは永遠にの評価: 3.90/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(4pt)

映画「大脱走」のテーマ音楽、スタート♪

めちゃくちゃ締め付けが厳しい未来の学園から、少年たちが命を賭けて
脱走を図る物語。20世紀のサブカルチャーが色々出てくるのが、なんか
とっても懐かしかった。作者と世代が一緒だから、シンパシーを
感じたんだろうな、きっと。
アキラとシゲルの友情も良かったなあ。
それと、大東京学園で行われる実力テストや競技のルールが
「うげっ!」てなくらい過激でイケてて、読んでてワクワクしました。
映画の題名をつけた章のタイトルも、一見ストーリーと無関係のように
見えるんだけど、どこかでリンクしているところがあるでしょうか。
話の展開とどこかでつながった映画のタイトルを持ってきてない? と、
そんな気がしました。
ありゃ。表紙の下のほうで、なんかごそごそやってますね。
帯を外したままにしといたら、まずいですね。
元々どおりにかけておきましょう(笑)
『ロミオとロミオは永遠に』――未来の東京を舞台にした大脱走の物語。
恩田さんの筆が走る、登場人物の少年たちも走る走る走る~。
面白かったなー。
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.10:
(5pt)

バトロワ的

恩田陸としては珍しく、テンションが高く、独特の薄暗い雰囲気も薄め。
おそらくバトルロワイヤルを意識して書いているのではないかと思う。狂った制度や国、教師などかなりの要素がバトロワ的である。
ただ、バトルロワイヤルと一線を画しているのは、バトロワのあのアホ臭い文体がないところ(笑)と、学園が謎を秘めているところだ。その謎
が絶妙なスパイスとなって、バトルロワイヤルのパクりと言わせないだけの作品に仕上げている。
恩田陸はこんなモノも書けるのだなと、彼女の計り知れない才能を思い知らされた。
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.9:
(5pt)

恩田陸氏には珍しい、テンションの高い作品

なんとなく「バトルロワイヤル」を思い出させる、
恩田陸氏には珍しい、テンションの高い作品。
読むほどに、飢餓感のようなものが募るのは不思議。
SFには「世界を作り上げる能力」が必要不可欠だと思っていますが、
このルールと世界をつくっただけでも十分満足な気がします。
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.8:
(4pt)

学園ものと、脱走もの、そしてちょっぴり、現代批判の本?

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ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.7:
(4pt)

いつもの恩田陸とはちょっと違う

タイトルどおり、いつもの恩田陸とはちょっと違う感じの本です。
近未来、全大東京学園という全寮制の男子校に入学したアキラとシゲル。目標はそこの卒業総代になること。
だが、とても教育とは思えないような、過酷で無意味で文字通り命がけの「実力テスト」を受けつづけるうちに、アキラは学校に対して大きな疑問を抱き始める。脱走に失敗したら入れられるという「新宿クラス」、脱走に燃える彼らと接触するアキラ。
これから一体どうなってしまうのか……結構緊張して読めます。
ただ、物語前半部分は学園の説明や世界背景の説明などでちょっと失速気味。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」や某特撮モノのパロディ的場面がところどころに出てきたり、DJがアカサカだったり、放射能汚染で耳が黒くなったネズミ「ミッキー」など、ささやかな笑いどころが満載なのが今までの恩田陸っぽくない所、逆に言えば、新鮮です。
後半部分はぐいぐい引き込まれます。
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No.6:
(4pt)

ぃぃ☆☆

なんか今までの恩田陸の本とは違う感じでした。
迫力の起こり方が、今までは「まさか・・!」って感じだったけど、
今回は正面から迫力がくるって感じで・・・
って、意味わかんないですよね。
すみません・・・。
でも、とにかく読む価値あると思います!
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No.5:
(4pt)

バトルロワイヤルもどき

正直なところ、バトルロワイヤルもどきの教師と登場人物設定に、へきえきしながら読み出したところ、中盤より快走しはじめて、後半でひっくりかえしてもらえます。
前半1/3 の第一印象にまけず、読み進んで下さい。
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No.4:
(5pt)

20世紀総決算!?

近未来の地球。他所の国は皆揃って「新地球」に移民したものの、日本だけ国連決議で「はぶんちょ」され地球に残って、環境汚染の処理などを行う世界。「大東京学園」という名の男子高は、人々の憧れの的であり、またひとつの「娯楽」でもあった。
 この学園に新入生として難関を突破し入学してきたアキラとシゲル。彼らは、間もなくそこが異様な世界だと気付く。そこにいる意味を失い、命の危機すら覚える日々に彼らと仲間たちは学園からの脱走を企てるが――。
 ユーモアに笑い、脱走を試みながらも志半ばで命を落とす少年たちの死に涙する。そして、この世界の異質さ――。
 同著者の「ねじの回転」(集英社)と併読すると恩田的歴史観が感じられるような気がする。
 それにしても、昔、平井和正さんがこういうヘンな学園モノを書いてなかったっけ?
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No.3:
(3pt)

キャラクターは最高。

海外、日本を問わず、SF小説に出てくる少年に今ひとつ魅力を感じなかったあなた。
ここに、あなたのもとめていたヒーローがいます。
小説を読む楽しみの一つに、
現実にはいそうにないけど、でもいたらいいなあ、と思える
ヒーローやヒロインに出会うことがありますよね。
SFならなおさら。
でも、私が今までに読んだSFにはそういうヒーロー(ヒロインはいたけど)が今ひとついなかったのですよ。
あえて言うなら、光瀬龍描くところの「阿修羅王」くらいでしょうか。
(しかし、少年なのか、少女なのかはっきりしませんし、、、)
いくら内容が面白くても、出てくるキャラクターに感情移入できないSFなんて面白くない。
そんな不満を吹き飛ばしてくれる、
そういう意味ではお薦めの本です。
しかし、少々、物語が冗長すぎる気はする。
のんびり読むならおすすめですが、
いつものように、ぐいぐい引っ張られる、
ノンストップの恩田陸ワールドを期待するとちょっと裏切られるかもしれません。
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.2:
(4pt)

一気に読めました。

読み始めたら一気に読めました。
同じ著者の作品だとだと、『ドミノ』系かな、という感じです。
テンポがよく、登場人物の名前も実在の人の名前を
もじってつけていたりと・・・。楽しく読める作品だとおもいます。
でも、なんとなーく、『バトルロワイヤル』と「マトリックス」を
思い出してしまったのはわたしだけでしょうか?
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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No.1:
(2pt)

単なるノスタルジックな脱走劇?

今までの作風とは変えた雰囲気があり、好き嫌いが出そうな作品。個人的には、つまらないと感じた。一言で言えば、学園未来小説で、21世紀の閉塞感・虚無感が漂う管理社会から、苦難を乗り越えながらも20世紀の希望に満ち溢れた(ように見える)自由な世界へ脱出する、というストーリーだて。しかし、長々と書き過ぎていて飽きるし、恩田陸ワールドを読み終えた後にいつもなら感じる何とも言えない感覚は味わえなかった。読者のわがままなのだろうが、やや残念。
ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
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