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パインズ -美しい地獄-
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パインズ -美しい地獄-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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某雑誌で取り上げられててハヤカワじゃあはずさないか、と購入したんですが 展開はすごく面白いんですが終盤とラストがけっこうありがちですごく残念 文庫だしハヤカワなので翻訳はかなりのものなのでお気楽に読むにはぜひ | ||||
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中盤まではかなり期待できる雰囲気。ところが中盤以降、妙に世界観が狭くなりエンディングに至っては失望を禁じえない。ドラマの一話を観て気に入って購入したが、こういうジャンルだったのか。ただドラマは第3話まで観たが、原作よりかなり良い意味でアレンジが効いている。原作よりドラマが優れている稀有なケース。 | ||||
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確かにラスト付近で明かされる真実は奇想天外でみごとに感じましたが、 人間関係の描写がもう少し明細に展開していれば秀作と評価できたのに 少し惜しい気がします。 | ||||
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「このラストは絶対予測不能」という謳い文句だが、予測できた。主人公が町から逃げ出した時に、アビーなる怪物に襲い掛かられたからだ。ヒグマに襲われたのならわかるが、アビーの描写を読むと、現存する動物ではないと確信できた。それなら、これはSFではないかと悟ってしまったのだ。しかし、私はミステリーを購入したつもりだったのだ。(いつもミステリーを購入する私へのオススメ商品になっていたから)SFは私の好みではない。これがSFと知っていたら、絶対に買わなかった。話が面白いかどうかと、自分の好みでない商品を無理に買わされたというのは、問題が違う。何故これが私へのオススメ商品になったのか理解できないし、これなら次からは、オススメ商品は信用できないことになる。SFが好みの人にとっては楽しめたかもしれない。私にはバツだった。それだけのことである。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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帯にはM・ナイト・シャマランによる映像化決定とでかでと謳われていますが、シャマラン自身はすでに似たようなネタの作品をふたつも作っています。どれとはここには書きませんが、あれとあれをくっ付けたような小説です。なので、ラストは確かに予測不可能にしても、驚きには欠けるところがあります。ただし、シャマラン作品と違って、この小説にはその続きがあるらしいので、逆にそちらのほうが気になります。原書では既に2巻目が出ていて、3巻が6月に出る予定。 小説としてはTVシリーズ化というよりTVシリーズのノヴェライゼーションみたいな軽い感じとわざとらしい陰謀の雰囲気に興ざめさせられるところもあり、1,2日で読む予定が、10日もかかってしまった。 作者は本書を「ツイン・ピークス」へのオマージュと言及していますが、私感としてはポイントがズレた感じです。 まず、デビッド・リンチのような猟奇、変態趣味や美しさはこの作品には微塵もありません。 また「ツイン・ピークス」はボブに代表される、怪異の元凶であるブラック・ハウスが、現実とオカルトの境界線上的な存在として謎のままなのに対して本書は町の正体が合理的なのもデビッド・リンチらしくありません。ブラック・ハウスの存在が謎のままなのは、途中で打ち切りになったからではなく、私はデビッド・リンチの意図で、仮に続きがあっても決して本書のような合理的な解明は行われなかったと私は思っています・・・そもそもデビッド・リンチの作品に合理的なものはありません。 解説を先に読んでデビッド・リンチ的な不条理さ不思議さを期待する人は読まないほうがよいかと・・・。それこそ「ツイン・ピークス」に感銘を受けながら、なぜこういう合理的な物語になってしまうのか不思議・不条理なくらいです。 | ||||
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美しい町の異常な住人たちによって、その地に閉じ込められた主人公は、ベージが進むごとに痛めつけられ追い詰められて行く。そして終盤、町を抜け出そうとする彼の前に、予想も出来ないその正体が姿を現す。 冒頭から苦痛を背負わされている主人公は、中盤以降になると、良く生きているなと感心する程の満身創痍。ほぼ全員が敵となる町の住人たちや、保安官、看護師が恐すぎます。 著者の娯楽に徹する筆致は見事で、とにかく読ませる。一日で一冊の本を読みきったのは久しぶりでした。 ただ....この作品が好きかと聞かれたら、あまり好きではない、という答えに個人的にはなってしまいます。 やはり、胸がむかつくような場面が少なからずあるし、町からの脱出を試みた人物たちの結末は、ちょっと酷い。 こういう大掛かりなオチは嫌いではないけど、読み終わって素直に、ああ面白かった、とは思えませんでした。 この辺は好みの問題なので、映画「サイレント・ヒル」や「ソウ」などを純粋に面白いと感じられる人なら、楽しめると思います。 巻頭の引用文を読めば、いわゆる通常のミステリーではないと何となく分かるものの、それを知らずに読むと展開の意外性に少し戸惑うかもしれません。 こういうジャンルの小説である事を、訳者あとがきや裏表紙のあらすじでは伏せていますが、ある程度明かした方が、好きな人にとっては手に取る機会が増えるので、ありがたいかも。 | ||||
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