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(短編集)
レキシントンの幽霊
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レキシントンの幽霊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 1~20 1/5ページ
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全部で七編から成る短編集ですが、個人的には七番目の男がいちばん分かりやすく魂の救済の物語で、良かったです(^^) 次点で沈黙ですね 表題作、レキシントンの幽霊は今ひとつでした。 | ||||
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以前読んだことがあり、どの短編も秀逸で面白かった。特に、沈黙が忘れられず、改めてKindleで買ってしまった。これを読むと、世間の不条理に立ち向かう、勇気みたいなものが湧いてくる気がする。そんな、不思議な感覚になる。今後もたびたび読んでしまいそうだ。 | ||||
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登場人物と同じ体験が出来るような、深みのある作品だった | ||||
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何が面白いのかさっぱり理解できませんでした | ||||
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短編いいと言いつづけて、これが今までで一番好き。 ・レキシントンの幽霊 ホラーにならない雰囲気を読ませる。家に記憶されている人々みたいな感じ。 ・緑色の獣 正義の御旗(理由)があれば残酷になれる自己を気が付かせてくれる作品。主人公の女性と一緒になって止まらなくなる自分を発見。 ・沈黙 これもよかった。対人関係でこころに苦しみがある人は、一度読むといいと思う。嫌な相手が気にならなくなるのは、自分を大事にすることだ。 ・氷男 ちょっとファンタジーが入っているけど、自分が生きやすいところに生きるということを考えさせられる。 ・トニー滝谷 なに不自由ない生活と洋服を買わずにおれない妻の死。父親の演奏がちょっと違って聞こえたのは自分が変わったからかな。 ・七番目の男 自分が原因かも知れない死と向き合うというのはなかなかない。自分の感情で見える物が変わってくる。 ・めくらやなぎと、眠る女 これはノルウェイの森に出てきたエピだな。 それぞれの読後感があってよい! | ||||
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『沈黙』は攻殻機動隊SAC2のセリフにも引用された、インターネット社会でも非常に重要な内容となっています。SNSで傷ついたり理不尽に思ったり、違和感を覚えたりしたら手に取って欲しいです。他者や自分自身の振る舞いに対しても俯瞰して冷静に見られるようになると思います。 | ||||
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「沈黙」は、教材にもなっているとか。 壮絶ないじめを体験した「大沢さん」のお話しです。 いじめられた経験を持つ人間にとって読むのは少々キツかったようですが、その後も何かあるたびに「大沢さんなら」「大沢さんの場合は」と、この小説について話します。 いろいろ考えてもらうために、良い小説だと思います。 | ||||
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余情的であり、重い人生も表現されており、村上春樹特有の喪失感もきちんと表現されている、粒ぞろいの名作短編集です。収録作品のすべてが名品です。すごいです、これは。 | ||||
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とてもキレイな本でした。折れも傷みも無く良かったです。配送も早くて助かりました。 | ||||
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"僕が本当に怖いと思うのは、青木のような人間の言いぶんを無批判に受け入れて、そのまま信じてしまう連中です。自分では何も生み出さず、何も理解していないくせに、口当たりの良い、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です。"1996年発刊の本書は様々な怖さを秘めた7つの短編集。 個人的には『読書会という幸福』で、本書が課題図書として取り上げられた会の様子が描かれていたのをキッカケに手にとりました。 さて、そんな本書は先ほど引用した全国学校図書館協議会から『集団読書用テキスト』にも指定された『沈黙』そして、国語教科書にも採用された表題作。ボストン郊外のレキシントンの古い屋敷で留守番をしている時に不思議な出来事に出会う『レキシントンの幽霊』他、それぞれ長編の『ダンス・ダンス・ダンス』『TVピープル』(1990、1991)そして『ねじまき鳥クロニクル』(1996)執筆後に書かれた作品が、発表時から"伸ばしたり、縮めたり"といった形で7作品が収録されているわけですが。 中では、飛行機待ちの暇つぶしに"僕"が普段は温厚でのんびりとした"大沢さん"に『これまでに喧嘩をして誰かを殴ったことはありますか?』と訊ねたことから意外な過去話が展開していく『沈黙』が今の【ポピュリズムに支配された政治】【タレント等にわかりやすさを求める風潮】を予見しているようで印象に残りました。 また、50代半ばになった男が10歳の時に出会った巨大な波、その波に『大事なものを呑み込んで、別の世界に運び去られてから』回復するまでを語る『七番目の男』には執筆後、2011年に起きた【東日本大震災からの再生】を勝手に重ねて読んで、被災地やそこに住む人たちのことを思い出したりしました。 著者ファンはもちろん、死や再生、つながりを想起させる作品を探す方にもオススメ。 | ||||
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この短編集の中で特に良いのは「沈黙」だと思う。村上春樹さんの良いところが出ている。彼はあるスピーチで「小説を書く時常に心がけていることがある。高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」と述べており、まさにそれを体現した内容だなと思います。とても感動的でした。「トニー滝谷」も良かったです。孤独感を感じている方におすすめだと思います。 | ||||
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綺麗に保管したいタイプだからちょっと哀しい | ||||
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大変面白くてあっという間に読み終えました。 | ||||
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春樹さんの達観・諦観と染み入る老婆心が文章に表れて心地よかったですね。 | ||||
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面白い短編集だなと思った。 この“面白い”はストーリーや描写のことではなく、物語の在り方、とでも言えばよいのかな。 静かながらも皮膚のすぐ内側がざわざわする感じ。 自分でもちゃんと認識できない心の闇、社会と自分との間を隔てる薄い膜。 多かれ少なかれ人々誰しもが、ではなく、ある種の人々がぼんやりとではあっても確実に抱えている/抑えつけている不安や恐怖。 あるいは、それらに対する暴力や遮断。 なんだろう、うまく説明できないけど、そんなことを感覚する。 拾ってきて丁寧に研磨した石ころに、河原にあった時のざらつきを感じるような。 | ||||
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短編集ですが、特に一貫したテーマはなさそうです。 個人的に挙げるとすれば、「氷男」、「トニー滝谷」でしょうか。 やはり、この人の作品は長編の方が引き込まれます。 | ||||
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『村上さんのところ』の読者から、えーとこの本の(年のせいか題名が思い出せない!)男子校のある生徒とクラスメイトからイジメにあった話しだけ読んだ。 ものすごい『孤独』について…語られているとあったので。 その、『追い詰められた孤独』というのは私にも経験があるので、ラストの、結婚してからもあの時の夢を見る。あの当時のとても怖い夢を見て(その夢は何度も見ているようだ)泣きながら奥さんにすがりつくところは、すごく怖かった。 イジメの当事者が怖いのではない。 傍観者、自分とは関わりも話したこともない連中からの無言の攻撃が、真に怖いのだ…と語られて終わる。 今の無責任なネット社会にも通ずる気がした。 怖い。 | ||||
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仕事柄、遠隔授業のために、Kidle 版を購入しました。画面に、その日カヴァーする頁をそのまま写せるので、重宝しています。 | ||||
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いくつかは米国版で読んでいましたが、違う版なので楽しめました。「沈黙」いいですね。この時に既に「1Q84」の下地ができていたのですね。また著者にとり悩み多き時代だったのでしょうか。全編笑いを取りに行かずシリアスでした。相変わらず読み易い。 | ||||
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とても綺麗 | ||||
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